ニュース
Nuro、人は乗せない荷物専用自動運転車発表 Waymo出身の2人が立ち上げ
Google系列の自動運転企業Waymo出身者が立ち上げた新興企業Nuroが、近距離での荷物輸送専用の自動運転車を発表した。
米Googleの系列自動運転企業Waymo出身のエンジニアが立ち上げた新興企業Nuroは1月30日(現地時間)、近距離での荷物輸送に特化した自動運転車を発表した。
Waymoの自動運転車同様にLiDARなどのカメラやセンサーを搭載し、信号機や通行人を検知して対処する。小売店から消費者への注文品の配達や出前での利用を想定しているようだ。
車高は一般車とあまり変わらないが、座席がない分幅と長さがコンパクトで、2つある荷物用スペースは目的によってカスタマイズできる。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
詳細なスペックはWebサイトには記載されていないが、以下の画像でだいたいのサイズが分かる。
製品の具体的な提供時期などは不明だ。同社は、Banyan CapitalとGreylock Partnersのリードで9200万ドルのシリーズA増資を行ったことも発表した。
関連記事
- トヨタやAmazon、店舗にも物流にも使えるEV「e-Palette」開発 20年代に実証実験
店舗や物流など多目的で使えるEV「e-Palette Concept」を、トヨタがCES 2018で披露。Amazon.com、マツダなどと共同開発し、20年代前半に実証実験を行う考え。 - 「『人間研究』の先に見えたロボティクス技術」――ホンダ、「CES 2018」でロボットのいる社会語る
本田技研工業は、「CES 2018」で同社の目指すロボティクスの方向性について述べた。 - Google系列のWaymo、完全自動運転タクシーを米国で試験提供へ
Google系列の自動運転車企業Waymoが、世界初の運転席無人の公道走行をアリゾナ州フェニックスで実施した。同地で一般人が利用できる無人配車サービステストを開始する計画だ。 - 「歩道を走る」宅配ロボット、実用化へ 「銀のさら」運営会社が実証実験
宅配ロボットに乗って、おすしが運ばれてくる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.