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Google、古代遺跡をバーチャル探検できる「Open Heritage」サイト開設
Googleが、世界の古代遺跡の3Dデータを後世に遺すプロジェクトに取り組む非営利団体CyArkと協力し、ミャンマーやダマスカスの寺院などの遺跡のバーチャルツアーを体験できるWebサイト「Open Heritage」を開設した。
米Googleは4月16日(現地時間)、「Google Arts & Culture」の一環として、3Dで再現した世界の古代遺跡を体験できるWebサイト「Open Heritage」を開設したと発表した。ミャンマーのバガン遺跡アーナンダ寺院や、シリア、ダマスカスのアゼム寺院など、18カ国25カ所の遺跡を閲覧できる。
これは、3Dスキャン技術を開発したベン・カシーラ氏の非営利団体CyArkとの協力で実現したもの。カシーラ氏は2001年にバーミヤンの1500年前に建造された寺院をタリバンが破壊する報道をテレビで見て、戦争や自然災害などで失われていく古代遺跡を3Dデータアーカイブとして遺す必要を痛感し、CyArkを立ち上げた。
Open Heritageには、CyArkのチームがレーザースキャン、写真測量、ドローンによる撮影、構造化光スキャンなどを使って収集した内部を含む建造物のデータがまとめられている。Webサイトには、収集に使った技術についての説明もある。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
Webサイト上のバーチャルツアーだけでなく、データをダウンロードすることもできる。
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