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FacebookとInstagramに使いすぎ防止機能追加へ
Facebookが、FacebookとInstagramのアプリに利用時間を把握し、使いすぎを防止するための機能を追加した。
米Facebookは8月1日(現地時間)、FacebookとInstagramの公式アプリに使いすぎを防止するための機能を追加したと発表した。設定した時間を超えて利用を続けようとすると警告を受けるように設定できる。現在“ローリングアウト”中だ。
こうした中毒防止機能は、米Googleおよび米Appleがそれぞれの次期モバイルOSに追加する計画だ。また、Google傘下のYouTubeのアプリにも5月に休憩のリマインダー機能が追加された。
FacebookとInstagramの新機能が利用可能になると、アプリの[設定]にFacebookは「Facebookの利用時間」、Instagramは「アクティビティ」という項目が追加される。これをタップすると、1週間のアプリの利用時間のグラフと、その下に休憩リマインダーの設定項目が表示される。
利用制限時間は自分で設定できる。設定した時間を超えるとアプリからプッシュ通知がくる。また、[お知らせ設定]→[プッシュ通知をミュート]で、通常は有効にしているアプリからのプッシュ通知を一定時間無効にできる。
この機能は、「メンタルヘルス専門家や学術機関との協力、Facebookでの研究、ユーザーコミュニティからのフィードバックなどに基づいている」という。
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