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富士通の大改革にみる「日本企業のDXの勘所」とは? DX推進役へのインタビューから読み解くWeekly Memo(2/2 ページ)

富士通が全社DXプロジェクトに取り組み始めた。多くの日本企業からもDX推進のケーススタディとして注目が集まる。なぜDX企業に変わるべきなのか。全社員がDX人材になる必要があるのか。DX推進役を担うキーパーソンの話から読み解きたい。

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なぜ全社員をDX人材に? 社員をどう奮い立たせるのか?

 次に、全社員がDX人材になる必要があるのか。

 実は今回、福田氏に投げかけた質問は、筆者が他の企業のマネジメント層に、フジトラの印象や疑問を聞いて回った内容でもある。その中で最も多かったのが、上記の疑問だった。中には「顧客との接点がある営業やエンジニアがDX人材になれば、それで事足りるのではないか」との意見もあった。

 福田氏はこの質問に対し、フジトラの成否を分けるポイントとして、3つのキーワードを挙げた。

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