ニュース
富士通、仮想デスクトップサービス群「FJDaaS」を提供開始:利用者数や通信量の急増にも対応
富士通は、仮想デスクトップサービスの新ブランド「FJDaaS」を立ち上げ、「Azure Virtual Desktop」を利用するパブリッククラウド型VDIの新サービスを開始。富士通のクラウドから提供する2つのプライベートクラウド型VDIも刷新し、併せて提供する。
富士通は2021年9月9日、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)サービス群を体系化した新ブランド「Fujitsu 仮想デスクトップサービス FJDaaS」(以下、FJDaaS)を立ち上げ、パブリッククラウド型とプライベートクラウド型の仮想デスクトップサービスを併せて提供開始した。運用管理サポートを含め、仮想デスクトップサービスとして提供する。
ニーズで選べるパブリック型/プライベート型VDI
今回、新ブランドの下で、新たなパブリッククラウド型VDIサービス「Fujitsu 仮想デスクトップサービス FJDaaS with Citrix Cloud」(以下、FJDaaS with Citrix Cloud)を提供するとともに、従来展開してきた2つのプライベートクラウド型VDIサービスを刷新して提供する。
関連記事
- 「Windows 365」が提供開始 中小企業・大企業向けのプランを用意
Microsoftは、月額制のVDIサービス「Windows 365」の提供を開始した。中小企業向けの「Windows 365 Business」と、大規模組織向けの「Windows 365 Enterprise」の2つエディションを提供する。 - クライアント仮想化、国内で導入率上がる その背景と懸念は――IDC
IDC Japanは、国内クライアント仮想化市場の動向に関する分析結果を発表した。2021年のクライアント仮想化導入率は、対前年比12.7ポイント増の40.4%に達し、仮想デスクトップの利用率も増加した。 - ISMAP対応へ、Citrixが日本向けクラウド「Citrix Cloud Japan」の提供を開始
シトリックスは、日本国内の専用環境で提供するクラウドサービス「Citrix Cloud Japan」を開始した。政府の情報セキュリティ基準「ISMAP」準拠を見据えた高セキュリティ、高可用性を備える。併せて、同クラウド上で利用できる仮想化アプリケーション/デスクトップのSaaSサービスも提供する。 - 2020年の国内クライアント仮想化市場は堅調、影響を与える5つの要因とは――IDC
2020年の国内クライアント仮想化市場は、シンクライアントなどが前年比減となったものの、リモートワーク需要とユースケースの多様化で導入が進み、全体的には堅調に展開。2021年は「ネクストノーマル」に向けてゼロトラストモデルなどの需要増が期待されるという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.