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Ciscoがセキュリティアドバイザリを公開 深刻度が「緊急」の脆弱性も
Ciscoは複数製品のセキュリティアップデートを公開した。脆弱性の中には深刻度が緊急(Critical)に分類されているものも2つ含まれている。該当の製品を利用しているかどうかを確認してほしい。
Cisco Systems(以下、Cisco)は2021年11月4日(現地時間)、複数製品の脆弱(ぜいじゃく)性を修正したアップデートを公開した。これらの脆弱性を利用されると、影響を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされており注意が必要だ。
脆弱性が存在する製品は?
脆弱性の詳細はCiscoが発行した「Cisco Security Advisories」で確認できる。今回のアップデートでは合計20の脆弱性を修正した。
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