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日本のIT課題克服にオラクルが挑む オラクルだけのクラウド性能でIT化を推進できるか(2/2 ページ)

日本が抱えるITコストの増加、労働生産人口の減少などの課題に対し社会はどのように対応するべきなのか。日本オラクルの新戦略はこれまでの課題を克服し、日本社会のIT化を推進するという。その中身が分かった。

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2つのサービスでITの近代化を実現する

 オラクルが掲げる新たな重点目標は「ミッションクリティカルシステムの近代化」「ビジネスプロセス全体のデジタル化」「安全、安心で豊かな暮らしを支える社会公共基盤の実現」「社会、企業活動のサステナビリティを加速」「ビジネスパートナーとのエコシステムを強化」の5つだ。

 この中でも日本社会とエンタープライズが抱えるIT課題を解決するためには「ミッションクリティカルシステムの近代化」「ビジネスプロセス全体のデジタル化」の2つが重要になると三澤氏は話す。

 三澤氏は「Oracle Cloud Infrastructure」(以下、OCI)を普及させることでミッションクリティカルシステムの近代化を実現できるとする。

 OCIは従来のクラウドの特徴である「リソースの柔軟な調達」「フレキシビリティ」「スケーラビリティ」「課金体系」に加え、「容易かつ低コストなパッチ適用、暗号化、災対サイト構築」「更新コストの低減と運用の自動化による大幅なコスト削減」「非機能要件を満たしたデータ基盤の移行」を実現する。

 「これまでミッションクリティカルシステムのクラウド化はコストと時間が必要だった。オラクルはこれを変える」(三澤氏)

OCIがミッションクリティカルシステムのコストと時間を削減できる理由

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