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Kyndryl、ビジネス成果のモニタリングや測定、達成をサポートするサービスを発表

Kyndrylは顧客がテクノロジーサービスを効果的に計画、導入し、そこから具体的なビジネス成果を生み出せるようにサポートするKyndryl Experience Management as a Serviceを発表した。

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 Kyndrylは2023年10月30日(現地時間)、「Kyndryl Experience Management as a Service」を発表した。

 Kyndryl Experience Management as a Serviceは、顧客がテクノロジーサービスを効果的に計画、導入し、そこから具体的なビジネス成果を生み出せるようにサポートするエンド・ツー・エンドのデジタルワークプレース機能を提供する。

従業員エクスペリエンスを最適化する4段階のプロセスを提供

 Kyndryl Experience Management as a Serviceは、データ分析や自動化、AI(人工知能)を活用した独自の方法論によってITサービスのエクスペリエンスを設計、測定、改善するサービスだ。あらかじめパッケージ化されたソリューションに顧客を固定するのではなく、モジュール化された実装モデルによって幅広い選択肢を提供する。そのため、標準化された競合製品ではなく、柔軟性の高い差別化されたモデルを採用している。

 ITインフラ向けコンサルティングサービス「Kyndryl Vital」によるデザイン主導のコラボレーション、「Kyndryl Consult」のノウハウと専門知識、デジタル統合プラットフォーム「Kyndryl Bridge」のAIOpsと自動化などを駆使して、テクノロジー環境の構想やデザイン、導入、管理、継続的な最適化に対するシームレスなアプローチを提供する。

 また、同サービスは、ビジネス成果を達成するために従業員エクスペリエンスを最適化する4段階のプロセスを設けており、これは企業から収集されたデータを使用して実装され、実用的な「エクスペリエンスレベル アグリーメント」(XLA)に変換する。

 XLAは満足度や忠誠心、生産性、イノベーションなど、サービスのエクスペリエンス結果を捉える一連の指標だ。サービスの技術的なパフォーマンスと可用性に焦点を当てた従来のSLA(サービス水準合意:Service Level Agreement)とは異なるという。

 Kyndrylのグローバル・デジタルワークプレースサービス担当のバイスプレジデントであるイバン・ドプレ氏は「顧客のデジタルワークプレースにおけるエクスペリエンスを管理し、測定する際に、画一的なアプローチでは現在の複雑で変化の絶えないデジタルビジネスのニーズに対応できない。顧客は要件に合わせた柔軟なアプローチを求めておりビジネス目標を達成するためのテクノロジーサービスを管理、測定し、そこから価値を生み出す能力を向上させたいと考えている」とコメントした。

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