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「Windows Autopilotを入れたのに負担が増えた」を解消する現実解 PC管理を効率化する「前倒し設計」の重要性複雑なPC運用を解消する、実務に即した現実解

多様な業務環境に対応するPCを取り扱うことから、PC管理業務が複雑化している。Windows Autopilotやクラウド管理によって導入から廃棄までのライフサイクルを効率化し、運用負荷とセキュリティリスクを抑える「現実解」を探る。

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 「Windows Autopilot」を使ったPC管理では、ハードウェアIDの登録や部門別ポリシー設定、BIOS制御など、複雑な業務プロセスがハードルとなり、現場の負荷が高まるケースも少なくない。ID登録代行やグループタグ付与、デバイス ファームウェア構成インターフェイス(DFCI)対応などの仕組みを通じて、初期展開から廃棄までのPCライフサイクルを支援するダイワボウ情報システム(DIS)に、運用負荷を抑えつつ、セキュリティと展開品質を両立させる「現実解」を聞いた。

――Windows Autopilot展開をするには、PCのハードウェアIDをメーカーから取得し、事前にクラウド(テナント)に登録する必要がありますが、メーカーごとに取得フローが異なる、あるいは取得自体が難しいケースもあり、導入時の大きな障壁になっていると伺っています。この点について、ユーザーが直面している課題をお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: 多くの企業が直面している課題は、Windows Autopilotを「端末の初期設定の話」として捉えてしまっている点にあります。実際には、ハードウェアIDの取得・登録は、調達、在庫管理、配布と密接に結びついた業務プロセスです。メーカーごとに取得方法が異なり、購入ルートや調達タイミングによって対応が変わるため、IT担当者が個別に確認・調整せざるを得ません。その結果、Windows Autopilotを導入したくても初期段階でつまずき、従来の手作業運用に戻ってしまうケースを多く見てきました。DISはこの課題を、技術ではなく業務プロセスの問題だと捉えています。

――DISさまが提供されている「ハードウェアID登録代行サービス」は、どのような独自性をお持ちでしょうか。特に、一般的な「4KHH」形式に加え、「PKID」や「Tuple」といった形式にも対応されている点について、箱を開けることなく登録できるといったユーザーメリットも含めてお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: DISの強みは、単にハードウェアIDを登録するサービスを提供している点ではありません。調達段階で箱を開けることなく、Windows Autopilot登録まで完了させる運用を標準化している点にあります。一般的な4KHH形式だけでなく、PKIDやTupleといった形式にも対応しており、メーカーや調達形態の違いをDIS側で吸収します。これにより、IT担当者はID形式を意識する必要がなく、Windows Autopilot前提の展開を継続的に回せるようになります。特定メーカーに依存しないディストリビューターである点が、この仕組みを支えています。

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Windows Autopilot ハードウェアID登録代行サービス(提供:ダイワボウ情報システム)

――企業によっては、営業部門と開発部門で設定やポリシーを分けたいといった要望があります。ですが、単にデバイスを登録するだけでは、こうした部門別・用途別の振り分け作業が後工程で発生し、運用負荷が高まるケースも少なくありません。この点について、ユーザーが直面している課題についてお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: 多くの企業で見られるのは、「登録後に人が端末を振り分ける」運用です。台数が少ないうちは対応できますが、数十台、数百台規模になると、作業負荷と設定ミスが一気に増加します。その結果、部門ごとに設定が揃わない、展開が予定通りに進まない、管理が煩雑になるといった問題が発生します。DISとしては、後工程で人が頑張る運用は長期的に破綻しやすいと考えています。運用負荷を抑えるには、初期設計での工夫が不可欠です。

――グループタグによる自動化は、どのような効果がありますか。

DIS担当者: DISでは、ハードウェアID登録時にグループタグを付与し、Microsoft Intuneの動的グループと連携させることを推奨しています。これにより、初回セットアップの段階から、部門や用途に応じたポリシーやアプリケーションが自動的に適用されます。重要なのは、「配布後に仕分ける」のではなく、「配布前に展開先が決まっている」状態を作ることです。この前倒しの設計によって、IT担当者の作業負荷を減らしつつ、設定品質を均一化できます。結果として、展開スピードと運用品質の両立が可能になります。

――PCの持ち出しが増える中で、USBポートの利用制限やカメラの無効化など、BIOS(UEFI)レベルでのセキュリティ制御を求められるケースが増えています。この点について、ユーザー企業が直面している課題や、実際にお客さまから寄せられているお困りの声があればお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: USBポートの制御やカメラの無効化など、OSより下のレイヤーであるBIOS(UEFI)レベルでの統制を求める声は年々増えています。しかし、これらを手作業で設定していると、端末ごとに状態がばらつき、「本当に統制できているのか分からない」状況になりがちです。特に拠点が分散している企業や在宅勤務が多い環境では、現地対応が難しく、結果として実現したいセキュリティ対策が形骸化してしまうケースを多く見てきました。

――DISさまの登録代行サービスは、DFCIにも対応する点が特長です。これにより、Microsoft Intuneからファームウェア設定をリモートで管理できるというメリットがあると伺っていますが、具体的な利用シーンや、ユーザーにとっての利便性についてお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: DFCIに対応することで、Microsoft IntuneからBIOS(UEFI)設定をリモートで管理できるようになります。これにより、拠点や在宅勤務中の端末であっても、同一基準でセキュリティ設定を適用できます。DISでは、ハードウェアID登録の段階からDFCI対応を前提に設計することで、OSからファームウェアまで一貫した管理モデルを提供しています。このレベルまで含めて設計する点が、単なるツール導入支援との大きな違いであり、実運用を見据えた支援だと考えています。

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Windows Autopilotグループタグ設定・DFCI対応(提供:ダイワボウ情報システム)

――PCの導入だけでなく、故障時の交換機手配やリース切れ時の返却・廃棄処理など、ライフサイクル管理も情シス担当者の大きな負担となります。特にWindows Autopilot端末では、廃棄時にID登録を削除しないと次の利用者が使用できないトラブルが発生するケースもあります。この点について、実際にお客さまが直面されている課題やお困りの声があればお聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: お客さまから特に多く聞くのは、故障交換や廃棄時のハードウェアID管理に関する課題です。Windows Autopilotデバイス登録が残ったまま修理や廃棄してしまうと、次の利用者が端末を使用できないといったトラブルが発生してしまいます。多くの企業では、導入フェーズ、修理や廃棄フェーズが別々に管理されており、最後まで責任を持って対応しきれないのが実情です。その結果、IT担当者の負担が「導入後」に集中してしまいます。

――DISさまは国内最大級の物流拠点(キッティングセンター)を有しておられ、在庫保管から予備機の発送、さらに買い取りまで含めたライフサイクル管理をワンストップで提供されています。こうした運用をDISさまにお任せすることで得られるメリットについて、お聞かせいただけますでしょうか。

DIS担当者: DISは全国規模の物流・キッティング拠点を有し、在庫保管から予備機発送、買い取り対応まで一貫して対応します。これらを社外に任せることで、IT担当者は突発的な交換対応や廃棄処理から解放されます。ライフサイクル含めて設計しておくことで、Windows Autopilot展開運用を単発の施策で終わらせず、長期的に回り続ける仕組みにできる点が最大のメリットだと考えています。

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Windows Autopilot キッティングサービス(提供:ダイワボウ情報システム)

本記事は、ダイワボウ情報システムより提供された記事の一部をITmedia エンタープライズ編集部で整えたものです。


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提供:ダイワボウ情報システム株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2026年3月24日

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