「カセットコンロ・グリル」おすすめ4選 インドアでもアウトドアでも活躍【2020年最新版】
家庭での焼肉や鍋物に欠かせないカセットコンロやカセットグリル。餃子やたこ焼きなどさまざまな料理も楽しめます。電源が必要なホットプレートと異なり、カセットボンベ(ガス)があれば使えるため、庭先やベランダ、キャンプ場でも活躍します。そんなカセットコンロ・グリルを選ぶ際のポイントやオススメ製品を紹介します。
家庭での焼肉や鍋物に欠かせないカセットコンロやカセットグリル。餃子やたこ焼きなどさまざまな料理も楽しめます。
電源が必要なホットプレートと異なり、カセットボンベ(ガス)があれば使えるため、庭先やベランダ、キャンプ場でも活躍します。そんなカセットコンロ・グリルを選ぶ際のポイントやオススメ製品を紹介します。
カセットコンロ選び:屋内? 屋外? 使う場所を考える
屋内で使うことを想定しているのであれば、どのようなものでもいいかもしれませんが、屋外で使うことを想定している場合、風で火が消えてしまわないよう風防機能があるものを選びたいところ。また、持ち運びのしやすいよう、専用の収納ケースがあると便利です。
ほとんどのカセットコンロは、土鍋やフライバンなど、普段、キッチンで使っている調理器具や、アウトドア用のクッカーなど、どのようなものでも使えます。でも、専用のプレートが充実しているものもあります。家庭で使うのであれば、それらプレートが充実したものを選ぶとバラエティ豊かな食卓を楽しめますよ。
カセットコンロ選び:火力と燃焼継続時間は?
「カセットコンロは、火力が弱いなぁ」と言っていたのは昔の話。今では各社がさまざまな工夫を凝らし、強い火力を引き出せるようにしています。
最大4.1kWという火力の製品もあり、台所用ガステーブル(4.2kW)の火力に肉薄。屋外でも「キッチン並みの調理をしたい!」という要望に応えられます。
とはいえ、火力が強くても、カセットボンベ(カセットガス)1本の燃焼時間が短ければ、調理を完了できないかもしれません。火の強さにもよりますが、ガス1本で約60分前後というのが一般的な燃焼時間と言われています。
カセットコンロ選び:忘れちゃいけない安全性
カセットコンロは火を扱うものなので、安全性を見過ごすわけにはいきません。カセットボンベをきちんと装着できていなかったためガス漏れを起こした、ボンベが過熱して暴発した、という事故が多数報告されています。
例えば、カセットボンベを磁力でしっかり装着できるマグネット式着脱タイプであれば、ガス漏れを防げるでしょう。また、ボンベが過熱して内圧が上がったことを検知すると、ボンベが外れて燃焼できないようにする圧力感知安全装置があると、さらに安心です。
室内外で活躍するおすすめのカセットコンロはこれ!
スリムで置き場所にも困らない イワタニ「カセットフー 達人スリムIII」
岩谷産業(イワタニ)の「カセットフー 達人スリムIII」は、これまでの常識を覆すようなスリムな外観が特徴的なカセットコンロ。接地面から五徳トップまでの高さがわずか74mmとスタイリッシュなデザインです。
最大火力(3.3kW)での連続燃焼時間は約70分。炎口の形を工夫することで無駄火を防ぎ、省エネ性がアップ。さらにガスを最後まで無駄なく使えるヒートパネルで、火力を安定させます。
カセットボンベの着脱方式は、扱いやすおマグネットタイプ。圧力感知安全装置も搭載していて、もしボンベが過熱しても安心です。本体にフッ素コート加工が施されているため、お手入れしやすく、オプションプレートの豊富さも魅力です。価格は4000円前後です。
アウトドアで大活躍間違いなし イワタニ「カセットフー タフまる」
イワタニ「カセットフー タフまる」は、アルミダイキャスト製スタンドにダブル風防ユニットを備え、専用キャリングケースも用意した、アウトドアでの利用をイメージして作られた製品です。
最大火力3.3kWで約75分の連続燃焼。外側風防と内側風防により、風の影響を最大限に抑止。また、バーナーも多孔式で火足が短いため、風により火が消えにくいように設計されています。
耐荷重は20kgと、“やわ”なカセットコンロには載せられない重たいダッチオーブンも利用OK。マルチプレート、焼肉プレート、たこ焼きプレートなど、多彩なオプションプレートも魅力的です。そのほか、鍋底の直径が24cm以下であれば使用できるため、家庭でも活躍間違いなし。
カセットボンベの着脱は安全に配慮したマグネット式着脱タイプ。圧力感知安全装置、ガスを最後まで安定的に使えるヒートパネルも搭載しています。専用キャリングケースは持ち運びに便利なだけでなく、すっきりとした収納にも役立ちます。希望小売価格は1万1000円(税込、以下同)です。
お家焼き肉に特化したグリル イワタニ「スモークレス焼肉グリル やきまる」
お家で焼き肉をしたくても、煙や臭い、壁や床、天井が汚れないか気になりますよね。イワタニの「やきまる」は、そういった悩みに応える煙の発生しづらい焼肉に特化したカセットグリルです。
付属のプレートは焼肉専用に開発されたもの。プレート下側を加熱して熱をバーナーと焼き面との間にこもらせ、焼き面の温度を210度から250度に保つことで、煙の発生を抑えています。また、表面のスリットから落ちた脂は、炎に触れることなくプレートの下側にある水皿へ。煙が出ないだけでなく、炎が上がることもないので、火災報知器の誤作動も防げます。
カセットボンベの着脱方式はマグネットタイプ、圧力感知安全装置搭載で、安全性にも配慮。最大火力は、お肉を優しく焼けるよう1.0kWで、連続燃焼時間は約217分。家族の焼肉タイムをゆっくりと楽しめそうです。価格はオープンですが、Amazon.co.jpでは6000円前後で販売されています。
タフでコンパクト イワタニ「カセットフー タフまるJr.」
イワタニ「カセットフー タフまる」のコンパクトモデルがこの「タフまるJr.(ジュニア)」。従来モデルから約60%もコンパクトになりましたが、ダブル風防ユニット、多孔式バーナー、アルミダイキャスト製スタンド、専用キャリングケースなど、基本的な部分は兄貴分に負けていません。なお、コンロの耐荷重は10kg、最大火力は2.3kWと、少々控えめになっています。
カセットボンベは、ハーフサイズの「カセットガスジュニア」でも、レギュラーサイズのボンベのどちらでも装着可能。連続燃焼時間はそれぞれ約45分、約102分となっています。もちろん、マグネットタイプの着脱方式や圧力感知安全装置を搭載。小さくても、安心して使えます。
使える鍋の直径は20cm以下11cm以上。ソロキャンプ利用にちょうどいいサイズ感です。価格はオープンですが、量販店では1万円前後で販売されています。
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