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山梨産の「日本ワイン」おすすめ5選 山梨は日本ワイン発祥の地【2021年最新版】

国内で栽培されたブドウだけを使った「日本ワイン」。その最大の産地が山梨県です。生産量もさることながら、日本のワイン造りの歴史や文化がこの地からスタートしています。今回は、山梨産のおすすめ日本ワインをご紹介します。

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 国内で栽培されたブドウだけを使った「日本ワイン」。その最大の産地が山梨県です。


シャトー・メルシャン(出典:Amazon

 生産量もさることながら、日本のワイン造りの歴史や文化がこの地からスタートしています。今回は、山梨産のおすすめ日本ワインをご紹介します。

山梨は日本ワインの3割以上を生産

 国税庁の「ワインの都道府県別生産量・出荷量」(2018年度)によると、山梨県の日本ワイン生産量は5189キロリットル。これは日本全体(1万6612キロリットル)の31%に当たります。もちろん生産量は日本一。

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サントリー「登美の丘 赤」(出典:Amazon

 ワイナリーの数も群を抜いて多く、明治時代に創業した老舗からここ数年以内に誕生した醸造所まで、全部で80を超えます。

日本のワイン発祥の地

 明治時代になると、山梨では他の地域に先駆けてワイン造りが本格的にスタート。1877年、藤村紫朗県令の指示により建設が進められていた「山梨県立葡萄酒醸造所」が完成し、同年には日本初の民間ワイン会社である「大日本山梨葡萄酒会社」が設立されました。この会社は現在のメルシャンの前身です。

 ここからいくつもワイン会社が生まれ、1939年には県内のワイン醸造場数は3694場と、史上最高に達しました。このように、150年以上も続く山梨のワイン造りは、日本におけるワインの歴史そのものなのです。

世界に羽ばたく「甲州」

 日本固有の白ブドウ品種「甲州」は、その名が示す通り、山梨県が発祥と言われており、現在は主に甲府盆地東部で数多く栽培されています。


白百合醸造「ロリアン勝沼甲州」(出典:Amazon

 2010年にワインの国際的審査機関「O.I.V.」に品種登録されるなど、近年は世界のワイン愛好家からも注目を集めています。

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 2021年7月には、世界最大級のワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード」で、山梨県内のワイナリーである白百合醸造、およびルミエールの甲州ワインがいずれもプラチナ賞に輝きました。

おすすめの山梨ワインはこちら!

マンズワイン「山梨 甲州」

 ワイナリーが集積する山梨・勝沼エリアにて、1962年からワイン造りに励むマンズワインで。親会社はしょうゆなどの調味料でおなじみのキッコーマンです。


マンズワイン「山梨 甲州」(出典:Amazon

 この「山梨 甲州」は山梨県産の甲州種を使った辛口の白ワインで、繊細な果実香とすっきりとした酸味が特徴。日本ワインの中では値段も手ごろで、デイリーワインにも適した1本です。

 価格は、750ミリリットルで1650円(税込、以下同)です。

フジッコワイナリー「フジクレール 甲州 樽発酵」

 フジッコワイナリーの「フジクレール 甲州 樽発酵」は、甲州種ならではの酸味を感じることができ、清涼感にあふれる白ワインです。

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フジッコワイナリー「フジクレール 甲州 樽発酵」(出典:Amazon

 ピンクグレープフルーツのような柑橘系の香りと、樽の香りが絶妙に混ざった味わい。価格は、720ミリリットルで2750円です。

 なお同社は「ふじっ子」や「おまめさん」でお馴染みの食品メーカーフジッコが勝沼で運営するワイナリーです

白百合醸造「ロリアン勝沼甲州」

 先にご紹介した白百合醸造による甲州種を使った白ワイン。原料は勝沼産の甲州ブドウだけを使用しています。


白百合醸造「ロリアン勝沼甲州」(出典:Amazon

 シュール・リー製法(おり引きせずに、おりの上で醸造する製法)によって旨味のある辛口に仕上げました。いま注目の1本です。

 また2019年に国際ワインコンクールでプラチナ賞を受賞しており、現在は2020年ビンテージが販売されています。価格は、720ミリリットルで2035円です。

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サントリー「登美の丘 赤」

 甲斐市にある登美の丘は、サントリーの代表的なワイナリーです。富士山や南アルプスの高い山々に囲まれた雨の少ない地域であるほか、日当たりの良い南向きの斜面に畑が広がっていることなどが特徴。同社はこの場所で100年以上もワイン造りを続けています。


サントリー「登美の丘 赤」(出典:Amazon

 この「登美の丘 赤」は、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ヴェルドなどをブレンドした赤ワイン。口当たりは柔らかく、果実の甘みが心地良く残ります。価格は、750ミリリットルで4980円(税込)。

ダイヤモンド酒造「ますかっとベリーA ロゼ マンマ・ミーア 2021」

 ダイヤモンド酒造は、勝沼を代表する気鋭のワイナリーです。代表の雨宮吉男氏は、フランス・ブルゴーニュで修行を積んだ実力派で、ファンも多い造り手です。


ダイヤモンド酒造「ますかっとベリーA ロゼ マンマ・ミーア 2021」(出典:Amazon

 こちらの「ますかっとベリーA ロゼ マンマ・ミーア 2021」は、2021年のヌーヴォー(新酒)で、赤ワイン用のブドウ品種であるマスカット・ベーリーAを使ったロゼワイン。

 アルコール度数は9%と低めであるにもかかわらず、果実味と酸のバランスが最適で、飲みごたえのある1本です。価格は、750ミリリットルで1650円です。

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 ショッピングサイトではどんなワインが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。

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