「関東産の日本ワイン」おすすめ5選 北関東や埼玉・秩父のほか、都心にもワイナリーが【2021年最新版】
「ワイン特区」制度の活用などによって、日本中で新しいワイナリーが増えています。同じブドウ品種でも産地が違えば、まるで異なる風味になるのがワインの魅力です。今なお人気が続く日本ワインの中で、今回は関東産のワインをご紹介します。
「ワイン特区」制度の活用などによって、日本中で新しいワイナリーが増えています。同じブドウ品種でも産地が違えば、まるで異なる風味になるのがワインの魅力です。
今なお人気が続く日本ワインの中で、今回は関東産のワインをご紹介します。
北関東などの山間部でワイン生産が盛ん
関東地方のワイナリーは、主に山間部や丘陵地帯を持つ北関東や、埼玉・秩父などに点在しています。
気候が適していることもさることながら、ブドウを栽培するには、それなりの広さがある畑を確保しなければならないからです。
ただ後述するように、近年は「都市型ワイナリー」という形態も増えており、東京都心や、神奈川県の横浜、川崎などでもワイン造りが行われています。
一度は訪れたい「ココ・ファーム・ワイナリー」
関東地方を代表するワイナリーといえば、栃木県足利市にある「ココ・ファーム・ワイナリー」です。障がい者支援施設「こころみ学園」の園生たちが手がけるワインとして有名なのですが、でき上がったワインは一級品で、高い評価を得ています。
特徴の一つがワインのネーミング。看板商品である「農民ロッソ」や、「陽はまた昇る」「第一楽章」「風のエチュード」など、何ともおしゃれな名前がラベルに踊っていて、コレクションしたくなる人もいるそうです。
ちなみに、ワイナリーにはレストランも併設されていて、こちらも人気のスポットとなっています。
都心でもワイン造り
ワイナリーと言うと、広大なブドウ畑のある風景を思い浮かべるでしょうが、醸造所のみのところも立派なワイナリーです。
そんなワイナリーが東京都江東区に2つあります。「深川ワイナリー」と「清澄白河フジマル醸造所」。基本的には外部の生産者からブドウを買い付けて、自前の施設で醸造し、販売しています。どちらもレストランやバーがあるため、都心で働くワイン好きなどでにぎわっています。
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ココ・ファーム「農民ロッソ」
ココ・ファームの「農民ロッソ」は、マスカット・べーリーA、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローなどのブドウ品種をブレンドした赤ワイン。ロッソとは、イタリア語で「赤」を指します。
ココ・ファームの代表的な商品であり、JAL国際線のビジネスクラスでも採用されました。カカオやラズベリーなどの香りが広がる、飲みやすい一本です。販売価格は750ミリリットルで2000円前後です。
ココ・ファーム「風のエチュード」
ココ・ファームの「風のエチュード」は、シャルドネをメインに、プティ・マンサンとリースリング・リオンをブレンドした、ドライで辛口の白ワインです。
リンゴや洋梨などフルーティーな香りを感じることができます。ホタテのカルパッチョや岩牡蠣に合わせて飲みたいワインです。販売価格は、750ミリリットルで2490円です。
深川ワイナリー「デラウェア」
深川ワイナリーの「デラウェア」は、生食用ブドウであるデラウェア(山形県産)を原料に使用した白ワインです。
“大人の乳酸菌飲料”と表現されるように、乳酸の味わいがあって、日本酒のような風味を感じられます。こちらの商品は2019年ビンテージで、販売価格は750ミリリットルで2410円です。
清澄白河フジマル醸造所「ファーマーズ ロゼ 奥山農園」
清澄白河フジマル醸造所の「ファーマーズ ロゼ 奥山農園」は、山梨県甲州市にある「奥山農園」でとれたブドウ品種・メルローを使ったロゼワインです。
スモモやイチゴの新鮮な香りと、甘い風味が特徴です。カラフルなラベルも目を引きます。販売価格は、750ミリリットルで3449円です。
兎田ワイナリー「秩父ブラン」
兎田ワイナリーは、2015年に秩父に開業した新しいワイナリーです。ブドウ栽培から醸造までを一貫して見学できるため、観光客などにも人気です。
この「秩父ブラン」は、秩父で育ったセイベル9110と甲斐ブランを使用。フルーティーな味と、爽やかな酸味が口いっぱいに広がります。販売価格は、750ミリリットルで2731円です。
ワイン最新人気ランキング
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