「アルコールチェッカー」おすすめ5選 飲酒運転をストップ! 数秒でアルコール濃度を見える化【2023年最新版】
車やバイク等を運転する機会がある方は、飲酒運転にならないよう「アルコールチェッカー」を準備しておきましょう。アルコールチェッカーを使えば、息を吹きかけるだけで、呼気中のアルコール濃度を測定することができます。数秒で結果が出るので、時間も手間もほとんど掛かりません。今回は、そんなアルコールチェッカーのおすすめモデルをピックアップしました。
お酒を飲んでも、ひと晩寝たらアルコールは抜けているものと思いがちですよね。しかし、飲酒の量によっては、残っている可能性も十分にあります。車やバイク等を運転する機会がある方は、飲酒運転にならないよう「アルコールチェッカー」を準備しておきましょう。
アルコールチェッカーを使えば、息を吹きかけるだけで、呼気中のアルコール濃度を測定することができます。数秒で結果が出るので、時間も手間もほとんど掛かりません。運転前に測定する習慣を付ければ、事故の発生を未然に防ぐことにつながります。
今回は、そんなアルコールチェッカーのおすすめモデルをピックアップしました。ポケットに入れて持ち運べるような、小型の製品を中心に紹介します。
木島祥尭
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
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アルコールチェッカー:正確に測るなら、電気化学式か、ストロー・マウスピース付き
アルコールチェッカーのセンサーは、「電気化学式(燃料電池)センサー」と「半導体ガスセンサー」の大きく2種類に分けられます。とにかく精度にこだわるという場合は、電気化学式センサーがおすすめです。
呼気には、アルコール以外にも、多数の成分が含まれています。電気化学式センサーなら、アルコール以外の成分にはほとんど反応しないので、アルコール濃度について精度の高い測定が可能です。ただし、価格は高めなので、その点は認識しておきましょう。
一方、半導体ガスセンサーは、比較的安く、5000円前後で購入できるものも少なくありません。安価かつ小型なモデルが多く、手軽に使えるのが魅力の1つ。ただし、周りの環境に影響を受けやすく、アルコール以外に反応してしまうことがあります。
測定精度の面では、電気化学式センサーの方が優秀と言えます。安くてもある程度測定の精度を保ちたいという場合は、半導体ガスセンサー式で、かつストローやマウスピースが付いているモデルを選びましょう。
ストローやマウスピースを使えば、息が飛散したり、外部環境に影響を受けたりすることが減り、より正確にアルコール成分のみを測定できるようになります。
アルコールチェッカー:頻繁に使うなら、3000回以上測定できるものがおすすめ
アルコールチェッカーには、製品ごとに測定可能回数が設定されています。頻繁に使うのか、たまにしか使わないのか、使用頻度によって必要な回数は変わってきます。もし、毎日のように運転するなら、最低でも「3000回以上」測定できるものがおすすめです。
中には、5000回測定できるモデルもあります。ただし、測定回数が多いモデルは、その分価格も高めに設定されています。
週1回程度などあまり運転しないのであれば、標準的な1000回くらい測定できるもので問題ないでしょう。残り回数が確認できたり、回数が上限に達したときに画面の表示等で教えてくれたりする機能があると、交換のタイミングが分かって便利ですよ。
アルコールチェッカー:警告表示やアラーム機能など、その他の機能をチェック
アルコール濃度を測定したときに、数字だけだと見間違えてしまうことがあるかもしれません。アルコールを検知した際にしっかり警告を出してくれるものなら、基準値を超えているのに大丈夫だと誤解することも防げます。
道路交通法では、「呼気1L中にアルコール濃度0.25mg以上」が検知されたら、酒気帯び運転となります。アルコールチェッカーの中には、上記の0.25mgを超えると、画面の表示が危険を示す赤色に変わったり、電子音を激しく鳴らして知らせてくれたりする製品があります。
これなら、数字を見間違えても、色や音でカバーできるので、基準値をオーバーしていることに気づきやすくなります。
アルコールチェッカー:おすすめモデルはコレ!
タニタ「アルコールセンサー HC-211」
タニタの「アルコールセンサー HC-211」は、半導体ガスセンサーを搭載したモデル。センサーは交換式なので、センサーユニットを取り換えれば、使い続けられます。センサー寿命は購入から1年経過後、あるいは測定回数1000回までとなっています。
測定回数が1000回を超えた場合は、「SENSOR」「OVER」が表示されるので、交換のタイミングが分かります。マウスピース付きの製品なので、外部環境の影響を最小限に抑えながら、アルコール濃度をチェックできます。
アイリスオーヤマ「デジタル表示 小型アルコールチェッカー ALC-D1」
アイリスオーヤマの「デジタル表示 小型アルコールチェッカー ALC-D1」は、半導体ガスセンサーを搭載したモデル。5秒間息を吹きかけるだけで、簡単にアルコール濃度を測定できます。
測定結果が画面上に表示されるだけでなく、アルコールが検知されたときと検知されないときで、アラーム音が変化します。バックライトが付いているので、暗い場所でも画面が良く見えます。センサー寿命は約1年です。
ケンウッド「アルコール検知器(単独型) CAX-AD100」
ケンウッドの「アルコール検知器(単独型) CAX-AD100」は、半導体ガスセンサーを搭載したモデル。直接息を吹きかける「オープンブロー方式」とストローを差し込んで使用する「ストロー方式」の2種類の使い方ができる製品です。
付属のアタッチメントと市販のストローを取り付けてから測定すれば、外部環境の影響を受けにくくなり、より正確な数値が出せます。測定可能回数は5000回なので、毎日のように運転する方にピッタリの製品と言えます。
使用回数が5000回を超えると、「SENSOR EXCHANGE」のマークが点滅して、お知らせしてくれます。
フィガロ技研「デジタルアルコールチェッカー フーゴスマート FALC-21」
フィガロ技研の「デジタルアルコールチェッカー フーゴスマート FALC-21」は、電気化学式ガスセンサーを搭載したモデル。アルコール以外の成分に反応しにくいセンサーで、ストロー方式を採用していることもあり、アルコール濃度を正確に測定できます。
電源を入れ、呼気を吹き付け、結果が表示されるというシンプルな操作性を実現。結果は大きくデジタル表示されるため、見やすさも抜群です。10件の測定結果を保存できます。
ライノプロダクツ「燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200」
ライノプロダクツの「燃料電池式アルコールチェッカー ACT-200」は、電気化学式センサーを搭載したモデル。測定可能回数が約5万回という非常にセンサー寿命の長い製品です。毎日のように運転する方でも、安心して長期間使い続けることができます。
アルコール以外にほぼ反応しない高精度センサーを搭載。さらに、マウスピース付きなので、外部環境の影響を受けづらくなっており、測定の精度にこだわる方にピッタリの製品です。直近20件のデータが保存されます。
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