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「Androidスマホ」おすすめ5選 手頃な価格で買えるミドルレンジ機種【2019年最新版】

» 2019年12月10日 15時00分 公開
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 本体価格が上昇する傾向にあるスマートフォン。とりわけ、ハイエンド機種では税別価格が10万円を超えるものも珍しくありません。そのことを受けてか、最近では2〜5万円程度で購入できるミドルレンジのAndroidスマートフォンが注目を集めています。

 そこで、この記事ではより快適なミドルレンジスマホを選ぶポイントと、それを踏まえた上でおすすめのAndroidスマホ5製品をご紹介します。

片手で持ちたい? 大画面優先? 「サイズ」と「重量」をチェック

 スマホは日常的に手に取って使うもの。なので手に持った時のサイズ感と重量感は非常に重要です。

 片手で持って使うことが多い人は、横幅の狭い軽量な機種がおすすめです。横幅は、72mm以下が理想的です。

 一方で、少し大ぶりで重くなりますが、動画や写真を存分に楽しみたい人は大画面の機種がおすすめです。6型以上の画面なら迫力が増します。

 自分の手に合うかどうか、大画面の方が良いかどうかは、手に持ってみないと分からないこともあります。気になる人はショップで実機を持たせてもらいましょう。

持ってみよう サイズや重量はカタログで分かっても、本当に持ちやすいかどうかは手にしないと分からないことがあります。できれば販売店などに足を運んで実機を手にして確かめたいです

多ければ多いほど良い「メインメモリ」と「ストレージ」

 以前のスマホは、プロセッサ(CPU)の性能が全体の性能を左右していました。現在でもそれは変わりませんが、3Dグラフィックスを多用するゲームをプレイしたり本格的ば写真や動画の編集をしたりしない限りは、ミドルレンジ向けのプロセッサでも必要十分な性能を発揮できます。

 むしろ、最近のスマホで快適性を左右するのはメインメモリや内蔵ストレージの容量です。メインメモリ(RAM)は、アプリやデータを一時的に展開する場所。少なくとも3GB以上、できれば4GB以上備える機種がおすすめです。

 内蔵ストレージ(ROM)は、アプリやデータを長期的に保存する場所。少なくとも32GB以上、できれば64GB以上備える機種が頼もしいです。容量が足りなくなりそうな場合に備えて、microSDを増設できるとなお良いでしょう。microSDの容量は4GB〜256GBまでいろいろありますが、高解像度な写真を撮ったり動画や音楽のファイルを大量に保存したりしない限りは32GBか64GBほどあれば十分です。

スペック表 メインメモリ(RAM)と内蔵ストレージ(ROM)はできるだけ多いといいです。microSDに対応しているとベターです(画像は「OPPO Reno A」のスペック)

どんな写真を撮りたい? 「カメラ」をチェック

 最近では2〜5万円程度のミドルレンジスマホでもカメラ機能が充実しています。

 アウトカメラのセンサーは1000万画素超が当たり前で、2つ以上のカメラ(レンズ)を備える機種も珍しくありません。複数のカメラを備えている機種なら背景をぼかした「ポートレート撮影」もできます。ただし、ハイエンド機種とは異なり「2つ目のカメラは純粋にポートレート撮影にしか使わない」というものもあります。2つ目以降のカメラにより遠くを撮る「望遠」や、より広い範囲を撮影する「(超)広角」を求める人は、カタログなどに記載されているスペックをよく確認しましょう。

 自撮り(セルフィー)に使うインカメラは、最近ならフォトプリントにも十分耐えうる500万画素以上を備える機種が多いです。大人数で自撮りをする場合は、

 暗い場所でもより明るい写真を撮りたい場合は、「F値」(「F」で始まる数字)がより低いカメラを備える機種を、より広い範囲を写したい場合は「広角」をうたうカメラを備える機種を検討してみましょう。

カメラスペック カメラスペックは、メーカーによって「詳しさ」に差が出ます。F値が書いてある場合は、数値が低いほど暗所に強い傾向にあるので夜景撮影が多い人は参考にしましょう(画像は「Galaxy A20」のカメラスペック)

おすすめ機種はコレ!

 以上3つのポイントを踏まえた上で、お勧めのミドルレンジAndroidスマホを5つご紹介します。

Galaxy A20:コンパクト×超お手頃価格で「おサイフケータイ」付き

 サムスン電子製のミドルレンジスマートフォンで、NTTドコモ、au、UQ mobileから発売されています。横幅は約71mm、重量は約151gで、比較的小ぶりで持ちやすいバランス感を持っています。カメラはアウト、イン共にシングル構成ですが、難しいことを考えずにキレイな写真が撮れます。

 日本のユーザーの声に応えて、「おサイフケータイ」「FMラジオチューナー(ラジスマ)」を搭載し、ボディーには防水・防塵(じん)性能とストラップホールを追加しています。

 これでいて、各キャリアのWeb直販価格は税込みで1〜2万円程度。とてもリーズナブルです。

Galaxy A20

OPPO Reno A:4万円程度で手に入る快適ミドルハイスマホ

 中国OPPOが日本市場専用モデルとして開発したSIMロックフリーのミドルレンジスマートフォンで、主要な家電量販店に加えて、主なMVNOで販売されています。

 特筆すべきはスペックで、ミドルレンジ向け最新プロセッサ「Snapdragon 710」を搭載し、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB(楽天モバイル向けのみ128GB)と、他のミドルレンジスマホと比べてもハイスペックであることが魅力です。ディスプレイは6.4型のフルHD+(1080×2340ピクセル)で、大画面で動画を楽しみたい人にもおすすめです。画面には指紋センサーも内蔵しています。

 インカメラはシングル構成ですが、アウトカメラ(1600万画素+200万画素)よりも高画素な2500万画素センサーを採用。気持ち良いぐらいにセルフィー(自撮り)推しです。日本市場でニーズの高いおサイフケータイと防水・防塵性能も備えています

 販売価格は、税込みでおおむね4万円前後。スペックや搭載する機能を考えると、このシーズンにおいてダントツのお買い得モデルです。

OPPO Reno A

AQUOS sense3:いろいろな場所で買える日本メーカーのミドルレンジ

 シャープの最新ミドルレンジスマホで、NTTドコモやauで取り扱っている他、SIMロックフリーモデルが家電量販店やMVNOで販売されています。バッテリーが4000mAhと大容量であることが特徴で、少なくとも1日であれば充電せずに使える余裕を持っています。

 アウトカメラはデュアル構成ですが、ミドルレンジ端末でありがちな「高画素メイン+低画素ポートレート用」という組み合わせではなく、標準カメラ+広角カメラという構成で、どちらも1200万画素センサーを備えています。ミドルレンジでも高画素なデュアルカメラが良いという人にお勧めです。インカメラも800万画素で十分な画質を確保しています。

 販売価格は販路次第ですが税込みで3〜4万円程度。国内メーカーのスマートフォンとしてはお手頃ですが、おサイフケータイや防水・防塵もバッチリ備えています。

AQUOS sense3

ZenFone Max (M2):安さ×バッテリー持ち重視のユーザーにピッタリ

 ASUS(エイスース)のSIMロックフリーミドルレンジスマホで、家電量販店やMVNOで販売されています。税込みで2万円台半ば(32GBストレージ)または3万円程度(64GBストレージ)手頃な価格で、4000mAhの大容量バッテリーを搭載していることが特徴です。バッテリー持ちは最大33日間(メーカー調べ)で、先述のAQUOS sense3と同様、少なくとも1日は充電せずに使える余裕を持っています。

 プロセッサは「Snapdragon 632」、メインメモリは4GBを搭載しているので、WebサーフィンやSNSの利用、軽いゲームのプレイぐらいなら十分すぎるくらい快適です。自分の使い方や予算に合わせて、内蔵ストレージを32GBか64GBから選べるようになったことも魅力です。

 ユーザーインタフェース(UI)も、いわゆる「素のAndroid」に近いものとなっているので、「シンプルなAndroidスマホがほしい」という人にもおすすめです。

ZenFone Max (M2)

HUAWEI P30 lite:カメラに注力したお手頃スマホ

 ファーウェイのSIMロックフリーミドルレンジスマホで、家電量販店やMVNOで販売されています。

 その特徴は何といってもカメラ。アウトカメラは「メイン」「広角」「深度測定」からなるトリプル構成で、精度の高いポートレート撮影はもちろん、広い範囲の撮影もお手のものです。インカメラは2400万画素と高画素なセンサーを採用し、クッキリとした自撮りを期待できます。アウトカメラ、インカメラ共にAIによるシーン認識に対応しているので、スマホ任せでキレイな写真を撮れます。

 サウンド面では、ハイレゾ出力に対応したイヤフォンマイク端子を搭載。別途ハイレゾ再生に対応したヘッドフォンやイヤフォンを用意すれば、「ハイレゾ音源」を本体だけで楽しむことができます。

 販売価格は、税込みでおおむね3万円程度。「格安でもカメラだけは譲れない!」という人におすすめです。

HUAWEI P30 lite

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