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「家庭用ネットワークカメラ」おすすめ4選 家族やペットの見守りに、スマホで映像チェックも【2020年最新版】

» 2020年02月07日 17時30分 公開
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 ネット経由でスマートフォンやパソコンからカメラの映像を確認できるネットワークカメラは、離れて暮らす家族、留守番中のペット、寝かしつけた赤ちゃんの見守りや防犯用など、様々な用途で活躍してくれます。

「家庭用ネットワークカメラ」おすすめ4選

 自宅にWi-Fi環境が普及したこともあり、多くの製品が販売されています。そこで今回は、ネットワークカメラを選ぶ時のポイントとおすすめの製品を紹介します。

屋外設置なら防水モデルを選択

 ネットワークカメラ選びで最初に確認したいのは、設置場所が屋内屋外かということ。屋外に設置するなら、風雨に負けないよう防水機能を備えた「屋外用」などと記載のある製品を選ぶ必要があります。

屋外設置なら防水機能は必須です。画像は「Arlo Ultra」 屋外設置なら防水機能は必須です。画像は「Arlo Ultra」

 例えば製品説明に記載されている「IP67相当」というのが防水性能などを示す指標で、1桁目の数字が防水性能を表しています。この数値が高いほど性能が高くなりますが、5以上なら十分でしょう。ちなみに最高は8です。

1桁目の数字が防水性能、2桁目は防塵(じん)性能を表している 1桁目の数字が防水性能、2桁目は防塵(じん)性能を表している

 屋内に設置する場合は、防水にこだわる必要はありませんが、ペットの表情を撮るために低い位置に設置したり、水回りや結露などが発生する場所に設置するなら、念の為に防水機能を備えた製品を選んだ方が安心です。

性能は「画素数」と「視野角」がポイント

 ネットワークカメラを探していると30万画素程度の製品も出てきますが、今なら200万画素クラスがおすすめです。このくらいだとフルHD(1920×1080ピクセル)での撮影ができ、防犯目的で顔などの判別に十分と言われていますので、200万画素以上というのがひとつの目安になるでしょう。

 基本的に写す範囲が固定のネットワークカメラは、視野角(画角)がポイントになります。視野角が広ければ1台で広範囲を撮影できるので、ペットなど動き回る撮影対象の様子を確認するのに向いています。ですが、撮影対象は小さく映るので、表情なども確認したい場合は視野角が狭い製品のほうが向いています。もっと広い範囲を写したい、さらに表情もおいかけたいとなると、複数のカメラを用意するか、首振り機能やズーム機能が付いた製品を選ぶといいでしょう。

視野角が狭くても首振り機能があれば広範囲をカバーできる。画像はサンワサプライの「400-CAM070」 視野角が狭くても首振り機能があれば広範囲をカバーできる。画像はサンワサプライの「400-CAM070」

夜間や暗い部屋でも撮影できる機能をチェック

 防犯用ならもちろんですが、夜間や締め切った部屋を見守る場合に、暗視モードがあると便利です。製品によっては「赤外線撮影」「昼夜モード」など呼び方は違いますが、赤外線を利用して暗い場所でもモノクロ撮影ができる機能です。

暗視モードがあれば夜間の撮影もできる。画像はサンワサプライの「400-CAM070」 暗視モードがあれば夜間の撮影もできる。画像はサンワサプライの「400-CAM070」

 寝かしつけた赤ちゃんの様子や、深夜のペットの様子など、暗い部屋の中でも撮影して確認することができます。

 ほとんどの製品が対応していますが、いざ購入してみたら対応していなかったということが無いようしっかり確認しておきましょう。

カメラ付き自動餌やり機やウェブカメラを利用する方法も

 少し変わったところでは、ペットの自動餌やり機にネットワークカメラ機能が備わった製品もあります。スマホから映像でペットの様子を確認しながら餌やりをすることができます。

1台でペットの餌やりと見守りができる。画像はGlotureの「pet STATION」 1台でペットの餌やりと見守りができる。画像はGlotureの「pet STATION」

 また防犯カメラの代わりにすることができます。パソコンに専用ソフトをインストールすることで、映像を録画したり、外出先からスマホで確認したりできます。ソフトはフリーのものもあるので安くネットワークカメラの機能を手に入れることができます。ただし、パソコンは起動したままにしておく必要があります。

家庭用ネットワークカメラ、おすすめモデルはコレ!

首振り機能で自動追尾「KX-HDN205-K」

 パナソニックの「KX-HDN205-K」は、首振り機能を備えた屋内向けの200万画素ネットワークカメラです。

「KX-HDN205-K」 「KX-HDN205-K」

 水平の視野角は約54°ですが首振り機能により撮影できるのは約360°、垂直方向にもカメラが動き約90°の範囲で撮影できます。自動追尾機能にも対応していて動き回るペットの動きに合わせてカメラの向きを変えて撮影します。

 専用のスマホアプリ「ホームネットワークW」を使って外出先からペットの様子を確認できるのはもちろんカメラ内蔵のスピーカーを利用してペットに話しかけたり、温度センサーで室温を確認することもできます。

スマホアプリ「ホームネットワークW」でペットの様子や室温を確認できる スマホアプリ「ホームネットワークW」でペットの様子や室温を確認できる

 ネットへの接続はWi-Fiを利用し、接続設定は「ホームネットワークW」から行えます。メーカー直販価格は2万6268円(税込、以下同)です。

防水対応で屋外設置も安心な「TS-NA220W」

 アイ・オー・データ機器の「TS-NA220」は、IP65準拠の防塵(じん)・防水性能を備えた屋外向けの200万画素ネットワークカメラです。

「TS-NA220W」 「TS-NA220W」

 視野角は水平125°、垂直約69°で、1台で広い範囲を撮影できます。動作検知機能を備えていて、撮影範囲内の変化を検知して自動で録画したり、メールで通知を送信したりしてくれます。

 ネットへの接続はWi-Fiを利用。マイクとスピーカーを内蔵していて、外出先からでもカメラ付きのインターホンのような使い方もできます。

 スマホからは専用アプリ「QwatchView」を使つかって映像を視聴できるほか本体の各種設定などが行えます。Windowsパソコンからは専用ソフト「Qwatch Monitor」を使って視聴できます。メーカー直販価格は3万2780円です。

カメラ機能付きの自動給餌器「カリカリマシーンSP」

 アクセスラインの「カリカリマシーンSP」は、100万画素クラスのネットワークカメラを搭載した自動給餌器です。

「カリカリマシーンSP」の製品サイト 「カリカリマシーンSP」の製品サイト

 専用アプリ「カリカリマシーンSP」を使って、外出先でもスマホからカメラの映像を確認しながらペットの様子を確認できます。スピーカーも内蔵していて、留守番中のペットとコミュニケーションを取ったり、声をかけながら餌やりもできます。

 タイマー機能を使って1日4回まで設定した時間に、毎日自動で給餌するので、急に帰宅が遅くなったりしても安心です。また、タイマー機能で動画撮影もでき、本体に挿入したmicroSDカード保存することができます。

 専用アプリからはWi-Fiへの接続やタイマーの設定のほか、映像の録画や写真撮影もできます。メーカー直販価格は1万6980円です。

ミニ三脚付きで設置も簡単なウェブカメラ「C922n」

 ロジクールの「C922n」は、ステレオ音声に対応した200万画素クラスのウェブカメラです。

「C922n」 「C922n」

 YouTubeなどのライブ配信向けに設計されているので、視野角78°のカメラで滑らかな動きと鮮やかな映像を撮影可能。また、カメラの両端にマイクが1ずつ搭載されていて、自然な音声を録音することができます。

 ウェブカメラなのでネットワークカメラとして利用するには別途ソフトを用意する必要がありますが、同社の無料ソフト「Logicool Capture」を利用すれば映像を録画しておくことができます。また、最大2台のカメラ映像を組み合わせての録画が可能です。

三脚ねじ穴付きで三脚に固定できる 三脚ねじ穴付きで三脚に固定できる

 液晶モニター上に設置するためのマウントには三脚ねじ穴が付いているので、三脚などを使って設置場所を自由に決められます。また、ミニ三脚が付属しているのもうれしいポイント。メーカー直販価格は1万2650円です。

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