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「ビデオカメラ」予算9万円のおすすめ3選 思い出を「4K」で残そう【2020年最新版】

» 2020年04月15日 15時00分 公開
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 以前に予算3万円台で購入できるおすすめのビデオカメラをご紹介しました。手頃に購入できる価格設定のため、スペック面は必要最低限に抑えたものになっています。

ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX45」 ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX45」

 そこで今回は予算を9万円まで上げて、より高スペックなビデオカメラのおすすめのモデルを紹介します。

ビデオカメラ選び:映像のきめ細やかさ(解像度)と録画メディア

 ビデオカメラを選ぶときにも映像のきめ細やかさを表す解像度がポイントになります。現在家庭向けに販売されているビデオカメラの解像度は、フルHD(1920×1080ピクセル)と4K(3840×2160ピクセル)が主流になっています。

4Kなら細かい部分も高精細に 4Kなら細かい部分も高精細に(ソニーのWebサイトから)

 予算3万円台の記事では、機能などが制限される場合があるためおすすめしなかった4K撮影対応製品ですが、より上のクラスなら安心して選ぶことができます。

 撮影したデータを保存するのは内蔵メモリのほかに外部メモリが利用できます。内蔵メモリは4K対応製品なら64GB、フルHD対応製品なら32GBが一般的です。

 外部メモリはほとんどの製品がSDメモリーカードを利用しますが、メモリースティックPROデュオ(主にソニーのハンディカムシリーズなど)を利用できる製品もあります。

ビデオカメラ選び:ズームや手ブレ補正など撮影性能の違いは?

 ビデオカメラのズーム機能は光学ズームとデジタルズームのほかに「超解像技術」を利用したズーム機能があります。超解像技術は、画像処理によって解像度を高めることで光学ズームに迫る画質を保ちつつ高倍率の撮影ができる機能です。

パナソニックの超解像技術(パナソニックのWebサイトから) パナソニックの超解像技術(パナソニックのWebサイトから)

 遠くのものを大きく、きれいに撮影したいなら、光学ズームや超解像技術を利用したズームの倍率が高いものを選びましょう。

 手ブレ補正機能は光学式と電子式、これら2つを組み合わせたハイブリッド式があります。また、ソニーの上位モデルに採用される「空間光学方式」は、レンズとイメージセンサーをひとつのユニットにして補正することで、一般的な光学式よりも高い補正能力を発揮します。

 手ブレ補正の性能で選ぶなら、空間光学方式とハイブリッド式がおすすめです。

ビデオカメラ選び:バッテリーの持ちは?

 多くのビデオカメラはバッテリーを交換でき、長時間撮影する場合は別売りのバッテリーに交換しながら撮影することになります。

ソニーの別売バッテリー「NP-FV100A」 ソニーの別売バッテリー「NP-FV100A」

 同梱されるバッテリーで撮影できる時間の目安は2時間弱ほどで、ズーム操作などをした実撮影時間になると1時間程度の製品が多くなっています。別売りのバッテリーにはさらに大容量で長時間撮影できるものも用意されています。

 また、スマホなどの充電に利用するモバイルバッテリーを利用できる製品もあります。対応製品ならモバイルバッテリーを利用して充電したり、予備バッテリー代わりに使えたりして便利です。

ビデオカメラ選び:予算9万円までのおすすめは?

ソニー「FDR-AX45」

 ソニーのハンディカム「FDR-AX45」は、ソニー独自の「空間光学方式」の手ブレ補正機能を搭載した、動画有効画素数829万画素の4K対応のビデオカメラです。実売価格は8万円台半ば〜9万円(税込、以下同)前後です。

ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX45」 ソニーの4Kハンディカム「FDR-AX45」

 内蔵メモリは64GB、外部メディアにはSDメモリーカードに加えメモリースティックPROデュオが利用できます。ズームは光学式で20倍、デジタル250倍。全画素超解像ズームでは4Kで30倍、フルHDで40倍のズーム撮影が可能です。

 FDR-AX45で利用できるバッテリーは容量別に3種類用意されていて、同梱される中容量のバッテリーで約2時間40分の撮影ができます。

パナソニック「HC-VX992M」

 パナソニックの「HC-VX992M」は、動画有効画素数829万画素の4K対応のビデオカメラです。4K対応モデルでは重さ500gを超える製品が多い中、約398gの軽量さが魅力の製品です。実売価格は6万円台半ばです。

パナソニック「HC-VX992M」 パナソニック「HC-VX992M」

 手ブレ補正にはハイブリッド式を採用し、内蔵メモリは64GB、外部メディアにはSDメモリーカードを利用します。

 ズームは光学式が20倍、デジタル250倍、超解像技術を使ったiAズームでは4Kで25倍、フルHDで40倍のズーム撮影が可能です。

 同梱されるバッテリーでの連続撮影時間が約1時間40分、実撮影時間が約50分。別売りの大容量バッテリーを利用すれば、連続撮影時間が3時間30分に伸びます。

JVC「GZ-RY980」

 JVC(ジェイブイシー)の「GZ-RY980」は、動画有効画素数795万画素の4K対応のビデオカメラです。アウトドアでも安心して撮影できる、防水・防塵・耐衝撃・耐低温性能を備えているのが特徴です。実売価格は6万円前後です。

JVC「GZ-RY980」 JVC「GZ-RY980」

 手ブレ補正は電子式を採用していますが、通常よりも強力に補正できるパワードアクティブモードを搭載。内蔵メモリは搭載していませんがSDメモリーカードを2枚利用できるダブルスロット仕様になっています。

 ズームは光学10倍、デジタル200倍、画質劣化を抑えたダイナミックズームで18倍のズーム撮影が可能です。

 バッテリーは内蔵されているので、本体のみで約4時間20分の連続撮影が行えます。また、モバイルバッテリーから充電したり、給電しながら撮影したりできるほか、逆にビデオからスマートフォンを充電することもできます。

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