急速に広がりを見せているテレワーク。自宅などでパソコンを広げ、いざ仕事というときに「あれが欲しい!」と気づくようなものもあります。
例えば、マウスなどの周辺機器を複数接続したときにUSB端子が足りない、あるいは電源を取るためのコンセントプラグが足りない……などなど。少しでも快適にテレワークを行うためのグッズをご紹介します。
周辺機器が増えるほど、パソコンのUSB端子は足りなくなってきます。特にノートパソコンでは2〜3個というのが一般的で、場合によっては1つだけということも。Webカメラとヘッドセット、それにマウスやUSBメモリなどを使用すればすぐに埋まってしまいます。
そんなときに便利なのがUSBハブ。パソコンの1つのUSB端子に接続することで複数のUSB機器を接続できます。
USBハブには電源をパソコンから供給する「バスパワー」タイプと、ACアダプターからUSBハブに直接電源を供給する「セルフパワー」タイプがあります。外付けハードディスク(HDD)やCD/DVDドライブなど、消費電力が大きい機器を使用する場合にはセルフパワータイプがおすすめです。
自宅でパソコンを使っていると、画面上のデータなどが家族の目に触れてしまい、セキュリティ面で気になる場合も多いと思います。またテレワークは自宅以外にも、喫茶店やファミリーレストランなどで行うこともあるでしょう。
そのような場面で必須ともいえるのが周囲からパソコンの画面を見えなくする「のぞき見防止フィルター」です。作業に集中できる個室がなくても回りからの視線を防ぎ、安心してパソコン操作ができます。
普段はパソコンを使用しない部屋でパソコンを使用すると、それだけでコンセントを1つ使用することになります。スマートフォンやプリンター、上記のセルフパワータイプのUSBハブなどを使用すれば、コンセントが足りなくなるケースも多いはず。
そこで欠かせないのが電源タップ。ほとんどの家庭に何本かあると思いますが、最近ではパソコンを使用する際に適した電源タップも多く販売されていますので、この機会に入手するのがいいでしょう。
特におすすめしたいのは、落雷からパソコンを守る雷サージ保護機能を備えたもの。また、容量オーバー時の過電流を防ぐブレーカーを内蔵したものもおすすめです。
サンワサプライの「急速充電ポート付きUSB3.0ハブ USB-3H703BK」は、USB 3.1 Gen1(USB 3.0)対応したUSBハブ。USBポートが7つある機能が充実したハブです。
セルフパワー/バスパワーの両対応なので、バスパワーハブとして手軽に使用することも、付属のACアダプターを使用して、消費電力の多い機器を使用することもできます。
最大2.1A出力に対応したポートを1つ備えているので、スマートフォンやタブレットを充電することも。
パソコンと接続するケーブル直付けタイプ。標準価格は8250円(税込、以下同)ですが、実売価格は3300円前後です。4ポート搭載の「USB-3H420BK」(標準価格6600円)も用意されています。
エレコムの「EF-PFM」シリーズは、周りからの視線をしっかりガードするのぞき見防止フィルターです。
正面を中心に60度(左右約30度)より外の角度からは画面が真っ黒に見え、周囲の人にパソコンの画面を見られることを防止します。
付属のマグネットシールを使うことで、パソコンへの着脱が簡単なのも特徴です。ディスプレイが発する「ブルーライト」を約42%カットするため、目を守るための使用もおすすめです。
価格は、13.3型ディスプレイに対応した製品で7260円。ですが、実売価格は3000を切っています。そのほか、12.5型と15.6型対応のモデルも用意されています。
日商テレコムの可動式電源タップ「S9P810C6」は、差込口を自由に回転できる便利な電源タップです。大型のACアダプターを複数差し込んでも、差込口を回転させれば、互いにぶつかることなく使用できます。
雷サージ保護機能も搭載していて、接続された機器を落雷時の異常電圧・電流から守ります。ブレーカーも搭載しており、電流がオーバーした場合には、自動的に電源をオフにして過電流を防ぎます。
こちらは8個口(回転6+固定2)の製品で、他に10個口(回転5+固定5)、12個口(回転8+固定4)、6個口(回転)+USB 2ポート(最大3.4A)といった製品もラインアップされています。
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