パソコンを長時間にわたって使用する場合に、一番気を付けたいのは姿勢です。中でもモニターの高さは最も重要なポイント。
しっかりとしたパソコンデスクを使用している場合には、高さや向きを自在に調整できるモニターアームの利用がおすすめです。
しかし、もう少し手軽に高さを調整するには、ノートパソコンであればノートパソコンスタンド、デスクトップ用のモニターであればモニター台や机上ラックを使用するのがいいでしょう。
外部モニターを使用している場合には、モニター本体に高さ調節の機能が備えられていることもありますが、ノートパソコンではそうもいきません。多くの場合には視線を下げての操作となってしまい、目と首や肩に疲労を感じることが多いでしょう。
これを解決するにはノートパソコン用のスタンドを使用するのがおすすめ。正しい姿勢でパソコンを操作できるので、長時間の作業も快適にできるはずです。
注意点としては、ノートパソコン本体のキーボードやタッチパッドの位置も高くなるので、操作しにくくなってしまうケースも起こり得ること。その際は外付けのキーボードやマウスを使うのもおすすめです
デスクトップ用のモニター、あるいはノートパソコンでも外部モニターを使用している際には、モニター台や机上ラックでモニターと視線の高さを合わせましょう。
モニター台・机上ラックには、USBハブや電源タップといった機能を備えているものがあり、そのような製品を選べば、ケーブルの取り回しも非常に快適になります。
台の下にキーボードやマウスを収納させることもできるので、パソコンを使用していないときには、デスク上をすっきりさせることができるのも便利です。
ノートパソコンスタンド、モニター台、机上ラックを選ぶ際には、どのくらいの重さに耐えられるのかを示す「耐荷重」が重要です。
載せるノートパソコンやモニターの重量を調べて、耐荷重がそれをカバーしているのか確認しましょう。その際、デスク自体の耐荷重も重要です。また、サイズがはみ出してしまわないのかも確認しておく必要があります。
ノートパソコンスタンドでは、それ以外に材質や構造も重要です。ノートパソコンの発熱が気になる場合には、冷却ファンを塞がないデザインであることや、排熱性の高い材質・構造を備えたものを選びたいところです。
サンワサプライの「ノートPCスタンド CR-35」は、4段階で傾きの角度を調整できるノートパソコンスタンド。本体下にキーボード収納スペースを備えているので、外付けキーボードを収納できます。
背面には小物収納トレーがあり、ACアダプタやケーブル類を収納可能。また、上部プレートにはケーブルガイドがついており、ケーブル回りをスッキリさせられます。
標準価格は7480円(税込、以下同)。回転機能の付いた「CR-34」や、折りたたみ式の「CR-36」といったバリエーションも用意されています。
「MOFT Laptop Stand」は、重量85g、厚さ3mmのコンパクトでおしゃれなノートパソコンスタンドです。パソコン本体に貼り付けて使用するので、持ち運びも快適。ノートパソコンと一緒に外出先への持ち運びも便利です。
素材にはポリウレタンとガラス繊維を採用、コンパクトながらも8.6kgまでの重量もしっかり支えることができます。高さは2段階で調節可能です。
Amazon.co.jpでの販売価格は2980円。Space Grey、Silver、Rose Gold、Gold、Jean Grey、Diamondと豊富なデザインバリエーションをそろえています。
BoYataの「ノートパソコンスタンド BST-10」は、高い安定性が魅力のスリムなパソコンスタンド。折りたたみ可能で、使用しないときにはしまっておけ、持ち運びも簡単です。
安定性が大きな特徴で、10?以上の機材が載っても問題ないとのこと。高さは無段階で調整可能。傾斜角度0〜45度まで自分に合う高さに調整できます。Amazon.co.jpでの販売価格は5700円前後です。
サンワサプライの「USBハブ・引出し付机上ラック MR-LC805BK」は、デスク上の収納力を上げて、効率よく作業ができる机上ラックです。
前面にUSBハブ4ポートが付いており、USBメモリなどの抜き差しをスムーズに。付属のスペーサーを取り付けることにより、高さを変更することもできます。標準価格は9350円。耐荷重は7kgです。
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