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「1万円超のオーブントースター」おすすめ3選 こだわりが強くスチーム対応製品も【2020年最新版】

» 2020年08月02日 14時00分 公開
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 パンをこんがり焼き上げる家電といえば「トースター」です。その名の通り「焼く」「あぶる」ことが目的のトースターには、いくつかの形(構造)がありますが、パンだけではなく揚げ物(天ぷら、フライ)、餅やピザなども焼ける「オーブントースター」が、汎用(はんよう)性の面では有利です。

 今回は、機能面でのこだわりも多い1万円以上の高価格帯モデルについて、選ぶ上で注目すべきポイントと、それを踏まえたおすすめ製品を紹介します。

 なお、1万円前後の製品と、5000円以下で買える製品は過去にも紹介しているので、合わせて参考にしてください。

オーブントースター 1万円超のトースター、どう選ぶ?

パンは何枚焼く? ピザは焼く? 「焼き上げ庫」のサイズをチェック

 オーブントースターのサイズはさまざま。最近では、食パンを1枚だけ焼くことを想定したコンパクトサイズの製品もあります。逆に、一気に複数枚の食パン、あるいは大きめのピザを焼くことを想定した少し大きめのものもあります。

 そのサイズを決めるのは、焼き上げ庫(多くのメーカーは、単に「庫」と呼んでいます)です。家族が多い人、あるいはピザのような大きめのものを焼く機会が多い人は、焼き上げ庫の大きいものを選びましょう。ただし、焼き上げ庫が大きい場合、本体の幅や奥行きが増すので、設置場所と要相談です。

庫内 「BRUNO BOE067」は、最大で4枚のトースターを同時に焼けます。これだけ広い庫を持っていれば、ピザを焼くのも容易です

パンをふっくら焼ける? 「焼き上げの仕組み」をチェック

 オーブントースターというと「庫内の電熱線を使って焼き上げる」というイメージが強い人もいると思います。しかし、1万円以上の高価格帯商品では、熱を伝える方法にこだわりがあるものも少なくありません。

 例えば、電気コタツなどでおなじみの「遠赤外線ヒーター」を電熱線として用いるものがあります。一般的な電熱線を使うものと比べると、食材の表面を効率良く焼き上げることが特徴です。

 さらに、食材の内面に熱を届けやすい「近赤外線ヒーター」を併用することで、食材の全体に熱をしっかり伝える工夫をしているものもあります。

ヒーター パナソニックの「NB-DT52」は、遠赤外線ヒーター(右)に加えて、近赤外線ヒーターを搭載することで、食材の表面と内面にしっかり熱を伝えます

 また、熱を行き渡らせるためのファンを庫内に備えた「コンベクション方式」を採用しているモデルもあります。ファンで熱を行き渡らせることで、焼きムラを抑制できます。

コンベクション コンベクション方式のオーブントースターは、ファンで熱を行き渡らせることで焼きムラを抑制できます

 そして、庫内に水蒸気を発生させる「スチーム機能」を備えるモデルもあります。水蒸気の力で、食パンを焼く際に「外はカリカリ、中はふっくら(もっちり)」な仕上げをより確実なものとしてくれます。

スチーム機能 パンをおいしく焼き上げたい人は、スチーム機能を備えたモデルがおすすめです

掃除はしやすい? 「手入れ方法」をチェック

 オーブントースターで何かを焼くと、くずが意外と発生します。特に、食パンを焼くとたくさん出てきますよね……。焼くものによっては油はねなどもあり得ます。

 くずや油はねは避けられないものなので、焼き上げ庫やドアの掃除がしやすいものを選ぶようにしたいです。今回紹介する価格帯の製品だと、底面に「くずトレイ」があったり、ドアを取り外して丸洗いできたりするなど、掃除のしやすさに配慮したモデルも少なくありません。

パンくずトレイ 毎日使うものだからこそ、掃除をしやすいものを選びたいです(写真はBRUNO BOE067)

おすすめのオーブントースターはこれ!

 上記のポイントを踏まえた上で、おすすめのオーブントースターを5機種紹介します。

BALMUDA The Toaster K01E(バルミューダ)

 バルミューダのスチームオーブントースターです。ボディーカラーは3つあり、税込みの実売価格は2万5000円前後です。

 「感動の香りと食感を実現するトースター」というキャッチコピーの通り、優れたスチーム発生技術と、コンピューター制御を“たくみ”に使ってパンをおいしく焼き上げます。

 「トースト」「チーズトースト」「フランスパン」「クロワッサン」「クラシック(スチームレスモード)」の5つのモードを用意しており、クラシックモードでは「170度」「200度」「230度」で庫内温度を固定できます。パン以外の調理にも活用できます。

BALMUDA The Toaster K01E

NB-DT52(パナソニック)

 パナソニックのコンパクトオープンです。ボディーカラーはホワイトとグレーの2つで、税込みの実売価格は1万5000円程度となります。

 遠赤外線ヒーターに加えて近赤外線ヒーターを備え、食材の表面だけではなく内側にもしっかりと熱を伝えられることが特徴です。トーストモードは「常温」に加えて「冷凍」にも対応し、トーストの枚数に合わせて焼き加減を自動で調整してくれます。

 自動メニューは7つ用意されており、手動調整時の庫内温度は120〜260度の範囲で8段階で調整できます。

NB-DT52

BRUNO BOE067(イデアインターナショナル)

 イデアインターナショナルがBRUNO(ブルーノ)ブランドで販売しているコンベクションスチームオーブントースターです。カラーはグレージュとブラックの2つで、税込み実売価格は1万6000円程度となります。

 スリムボディーながら食パンを最大で4枚焼ける広い庫を備えていることが魅力。スチーム発生用の水も注ぎやすくなっています。パンの焼き上げ時は「スチーム」モード、焼き上げむらを減らしたいときは「コンベクション」モードを使い分けられます。庫内温度は90〜250度の範囲でダイヤル設定できます。

BRUNO BOE067

SFORNATUTTO EVO EO90155J(デロンギ)

 イタリアの家電メーカー「De'Longhi(デロンギ)」のミニコンベクションオープンです。税込みの実売価格は1万8000円前後です。

 同社のミニコンベクションオープンとしては最新モデルで、従来モデルよりもさらにコンパクトとなりつつも、コンベクション機構の効率をさらに高め、焼きムラをより少なくしたことが特徴です。コンパクトながら食パンは最大で4枚まで同時に焼けます。

 自動調理モードはなく、温度を100〜230度の範囲で調整できます。イタリアのメーカーらしい点として、ピザをしっかりと焼き上げるための「ピザストーン」が付属していることも面白いポイントです。

SFORNATUTTO EVO EO90155J

KAT-A130(タイガー魔法瓶)

 タイガー魔法瓶のコンベクションオープントースターです。税込みの実売価格は1万5000円程度です。

 魔法びんの技術を生かした「断熱W(ダブル)ガラス」で、焼き上げ庫からの水分蒸発を極力なくすというアプローチで食パンをふっくらと焼き上げます。食パンは最大で3枚まで同時に焼けます。

 ヒーターの最大出力は1300Wで、温度は80〜250度の範囲で無段階調整できます。自動調理メニューは7つ用意されています。

KAT-A130

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