2020年度の「グッドデザイン賞」(日本デザイン振興会)が発表され、優れたデザインのアウトドア関連グッズも受賞しています。見ているだけでグッとくる、デザインに込められた思想にも共感する、そんな受賞アイテムを紹介します。
受賞した中から特に高い評価を得た100件は「グッドデザイン・ベスト100」として金賞や特別賞の候補になります。アウトドア関連グッズからは次の2つが選ばれました。
デザイン性と機能性の高さで人気のアウトドア用品メーカー「スノーピーク」(snow peak)のクッカーセット。「HOME&CAMP」の名の通り、家でもキャンプでも使うことができ、中にタッパーのように食材を入れて持ち運べるという“家とキャンプをつなぐ”クッカーです。シリコンを縁に巻くことで、アウトドア用クッカーでは避けられてきたガラス蓋を実現。蒸気穴キャップで無水調理や蒸らし調理も可能です。
キャンパーの注目を集める「ゼインアーツ」(長野県松本市)が開発した、ワンポールのミドルサイズシェルター。ワンポールのデメリットである全周のデッドスペースを、垂直の壁を作るエクストラフレームの導入により解消しつつ、美しいフォルムも実現しています。設営が容易な設計を採用し、4人が快適に過ごせるサイズです。
むれにくい透湿防水手袋「テムレス」のアウトドア版。農業や漁業など1次産業従事者向けの「防寒テムレス」がアウトドア用として活用されているのをヒントに、アウトドア仕様の新製品として開発されました。
焚き火用グリルですが、丸められる網と折りたたみ可能な脚からなり、収納するとバックパックのサイドポケットにも入るほどのコンパクトさが特徴です。
アウトドアライター、ホーボージュンさんが世界で最高のテントを作ろうとデザインしたテント。独自の構造により、3分で可能という設営スピードを実現しています。
2020年12月発売予定のパーコレーター。ドリッパーを内包し、好みやシーンに合わせて抽出方法を選べます
家でもキャンプでも使える土鍋。吸水率の低い素材を使用することで、おいしさを担保しながら目止めなどの手入れが不要になるよう工夫しています。オプションを含めると最大8枚の食器が収まります。
マクセルのポータブル電源。容量は474Wh、最大出力は400W。見やすいディスプレイとシンプルで機能的なデザインが目を引きます。
アウトドアで楽しむ人も多いホットサンド。食パン2枚を使うものが多い中、「ホットサンドソロ」は朝食用に食パン1枚で作れる“ちょうどよさ”を実現しています。
デザイン性の高い家電で知られるバルミューダが手がけたLEDランタン。操作はダイヤルをまわすだけで、光の明るさに応じて暖色から温白色へと色合いが変化。雰囲気に合わせて楽しめます。
「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞したLEDライト。その名の通り、普段身に付けるものに取り付けられるタグ状で、いつでも使えるように持ち歩くことができ、操作もシンプルになっています。
市販のスチールメジャー(コンベックス)は収納ケースから引き出して使いますが、これはその収納ケースをなくすことで大幅に軽量化したもの。建設現場の省力化を狙いに作られましたが、一般販売も始まりました。
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