安全に自転車へ乗るにはヘルメットが欠かせません。でも普段着での買い物やカジュアルファッションでの街乗りに、スポーティーなヘルメットはちょっと似合わない気も……。
そこで、シティサイクルでの街乗りでもマッチする、カジュアルな自転車用ヘルメットをご紹介します。
自転車乗用中の交通事故においてヘルメットを着用していなかった方の致死率は、着用していた方に比べて約2.4倍高いそうです(出典:警視庁)。
自転車事故の被害を軽減するためには、頭部を守ることがとても重要です。また2008年6月の道路交通法改正で、13歳未満の児童・幼児のヘルメット着用が保護者の努力義務として定められました。
ヘルメットの重要性は分かるものの、街乗りや通勤・通学などで自転車に乗る場合、カジュアルな服装やスーツ、制服などとスポーツタイプのヘルメットはどうも合わないと感じるのではないでしょうか。
自転車用ヘルメットには、純粋なスポーツタイプ以外にも、カジュアル用途を想定した製品が多く出回っています。「スポーツタイプは見た目が……」という方でも、カジュアルタイプを選べば安全と見た目を両立できるでしょう。
従来型のヘルメットはどうも……という方におすすめしたいのが、「カスク(Casque)」です。
カスクはヘルメットというよりは、ヘッドギアや頭部用のプロテクターに近い形状で、バンダナや帽子と組み合わせて使えるタイプもあります。ひと味違った被り物コーデを楽しむのにも最適ではないでしょうか。
「lovell CASQUE 3/4(カスク スリークォーター )」は、自転車用品ブランド「lovell(ラベル)」のカジュアルな格好に合わせても違和感なく被れるヘッドギアです。
同社の従来型カスクより保護範囲を広げ、後頭部の安全性を高めるデザインを採用。表面はパンチング加工を施し、スポーティーな装いとなっています。
Amazonでの販売価格は5000円前後。カラーは3色ありますが、サイズはMサイズのみ。なお、サイズはマジックテープで若干の調整が可能です。
オージーケーカブトの「SICURE(シクレ)」は、ヘルメットメーカーが手掛けたおしゃれなカジュアルモデルです。
リボンを使ったツバの跳ね上げ構造で、走行時のばたつきを抑え視認性を確保。広めのツバで日差しの気になるシーズンも安心です。車などのライトに反射して光るリフレクター素材を装備し、夜間の視認性もアップ。
価格は7920円(税込、以下同)。カラーは3色を用意。サイズの目安は54〜57cmです。
「ABUS METRONAUT」は、自転車やバイクのセキュリティ用品を手掛ける「ABUS(アブス)」ブランドのカジュアルヘルメット。乗馬用ヘルメット調のデザインがとてもおしゃれですね。
サイズはL(56〜62cm)のみですが、頭部に合わせてサイズ調整用が可能。25カ所のベンチレーション(孔)で通気性も確保されています。
価格は1万2705円。現在販売されているカラーは1色だけのようです。
ショッピングサイトではどんな自転車用ヘルメットが人気なのでしょうか。最新の売れ筋をチェックしてみましょう。
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