洋画のアニメーション、特にディズニー・ピクサーのアニメ映画は、家族や友達、カップルなど、みんなで見て楽しめるのが魅力の一つですよね。
今回はそんなディズニー・ピクサーの作品を含め、みんなで一緒に見て楽しめるような、洋画の長編アニメーションをピックアップしました。アクションや友情劇、ラブロマンスなど、ジャンルは異なりますが、いずれも良質な作品ですので、ぜひご覧ください。
『トイ・ストーリー』は、ピクサーが製作した史上初の長編フルCGアニメーション。世界中で大ヒットを記録し、ピクサーの看板作品となった傑作アニメです。
主人公のカウボーイ人形・ウッディは、アンディ少年のお気に入りのおもちゃ。おもちゃの仲間たちからも、ウッディは一目置かれるリーダー的存在でした。
しかし、ある日、アンディ少年の誕生日に、最新式のおもちゃ、バズ・ライトイヤーが現れます。バズは、アンディからも他のおもちゃたちからも大人気の存在に。
人気者の立場を奪われたウッディは、バズにライバル意識を燃やし始めます。あるとき、ウッディとバズの2人は、ひょんなことから家の外に飛び出してしまい……。
最初は仲が悪かったウッディとバズですが、ともにピンチを乗り越える中で、2人の間に友情が芽生え始めます。斬新なアクションシーンと、熱い友情物語を楽しめる1本です。
『アイアン・ジャイアント』は、9歳の少年と鋼鉄の巨人”アイアン・ジャイアント”との交流を描いた感動作。アニー賞9部門を受賞した、傑作アニメーションです。
1957年、9歳の少年ホーガースは、あるうわさを聞きつけて、空から降ってきたロボットを探しに森の中に入ります。そこには、好奇心旺盛で人懐っこいロボット、アイアン・ジャイアントの姿がありました。
すぐにアイアンとホーガースは仲良しになり、交流を深めていきます。しかし、巨大ロボットのうわさが広がってしまい、政府まで動き出す事態に発展。果たして、ホーガースは友達のアイアンを守ることができるのでしょうか。
『アラジン』は、願い事がなんでも叶う”魔法のランプ”が出てくる、ディズニー製作のファンタジー映画。貧しいけれども清らかな心を持つ青年アラジンと、自由を得るため王宮を抜け出した王女ジャスミンとの、ラブロマンスが見どころとなっています。
特に、アカデミー賞を受賞した名曲「ホール・ニュー・ワールド」とともに、アラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんで夜空を飛ぶシーンは、とてもロマンチック。恋愛要素を楽しみたいなら、ぜひ見てほしい1本です。
砂漠に囲まれた都市アグラバー。主人公のアラジンは、魔法の洞窟にて、魔法のランプを発見します。突如、ランプから姿を現した魔神ジーニーの主人になるアラジン。
王女ジャスミンへプロポーズするため、ジーニーの力を借りて、アラジンは王子の姿に変身。2人の恋が実ろうとしていた、そのとき、王国を支配すべく画策していた右大臣ジャファーによって、魔法のランプが奪われてしまい……。
『シュガー・ラッシュ:オンライン』は、ゲームセンターのキャラクターたちがインターネット世界へ繰り出す、ディズニー映画。劇中で、ディズニープリンセスやマーベルキャラクター、実在の企業ロゴなどが多数登場することでも話題になった作品です。
アーケードゲーム「シュガー・ラッシュ」の天才レーサーとして活躍する少女ヴァネロペ、ゲームでは悪役だが実は心優しいラルフ。2人の親友はゲームの中で、仲良く暮らしていました。しかし、シュガー・ラッシュのマシンが故障し、廃棄処分されることに。
ゲームが無くなってしまうという危機を回避するため、2人はインターネット世界に飛び出します。見たことない広大な世界、刺激的な世界に好奇心旺盛なヴァネロペは興味津々。一方、臆病なラルフはちょっとしり込みしながら、ヴァネロペについていきます。
ネット社会の面白さと怖さに触れる中で、2人の友情にも危機が訪れてしまい……。
『スパイダーマン:スパイダーバース』は、別次元のスパイダーマンたちが集結して活躍する長編アニメーション。第91回アカデミー賞長編アニメーション部門受賞作品であり、アメコミファンの間でも大変評価の高い作品です。
中学生の少年マイルス・モラレスは、スパイダーマンの力を持ちながらも、その力を使いこなすことができずにいました。そんな中、突如、時空のねじれが発生し、別次元で活躍していたスパイダーマンたちが集結することに。
スパイダーマン・ノワール、スパイダー・ハム、スパイダー・グウェン、ペニー・パーカーとパワードスーツ……。次元の歪みという異常事態を解決するため、スパイダーマンたちは活動を開始するのですが。
まるでアメコミの世界に入り込んでしまったかのような、臨場感あふれる革新的な映像体験が楽しめる1本です。先輩スパイダーマンであるピーター・パーカーとの特訓を通して、少年マイルスが成長していく姿も見どころとなっています。
『カールじいさんの空飛ぶ家』は、2010年アカデミー賞2部門を受賞した、ピクサー10作目にあたる長編アニメーション。78歳のおじいさんが冒険に旅立つという、他に類を見ない作品となっています。
風船売りの仕事を引退した、主人公・カール・フレドリクセンは、亡き妻エリーと過ごした家で、一人暮らしをしていました。妻と生前、南米にあるパラダイスの滝へ行こうと約束していたカール。
妻との約束を果たすため、ある日、カールはたくさんの風船を家に取り付け、約束の滝を目指して大空へ飛び立ちます。
空飛ぶ家に訪れた少年ラッセルとの出会いを経て、カールは南米の秘境、伝説の滝へ向かい冒険を続けます。主人公がおじいさんだからこそ描ける、人生の可能性と素晴らしさを感じられる感動の1本です。
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