マスクを着けていると、メガネが曇りやすくなりますよね。曇って視界が悪くなると、ストレスがたまりますし、何より危険です。視界をクリアに保つために、「マスクの曇り止めアイテム」を活用してみるのはいかがでしょうか?
今回は、マスクの曇り止めアイテムとして、スプレータイプ、ジェルタイプ、クロスタイプ、シートタイプ、マスク用鼻あてなどをピックアップしました。タイプごとに特徴が異なるので、こうした選ぶ際のポイントもあわせて紹介します。
曇り止め効果の持続時間を重視するなら、「スプレータイプ」か「ジェルタイプ」のアイテムがおすすめです。24時間効果が持続する商品もあり、これなら1日1回のメンテナンスで済むため、お手入れが面倒という人でもストレスなく使えるでしょう。
スプレータイプは、レンズの両面に薬液を吹きかけ、柔らかい布などを使い、レンズ全体に薬液を広げていくタイプ。液垂れしやすいので、周りのものを濡らさないように注意して使う必要があります。
ジェルタイプは、レンズの両面に液を垂らし、ティッシュペーパーなどで液を塗り込んで使用します。液垂れしづらく、飛び散る心配もないので、比較的扱いやすいタイプです。
いずれのタイプも、繰り返し使えるのが特徴で、中には100回程度使える商品もあります。コストパフォーマンスにかかわる部分なので、使用可能回数については事前に確認しておきましょう。
メガネの曇りが気になったときに、サッと取り出して、手軽に使えるのが「クロスタイプ」と「シートタイプ」の特徴です。
両方ともメガネ拭きの要領で、レンズを拭くようにしながら、曇り止めの成分を塗り込んでいきます。スプレー・ジェルタイプのように、液で指が汚れてしまう心配はありません。
繰り返し使いたいなら、クロスタイプがおすすめです。メガネクリナーの代わりとして使うこともでき、中には半年程度繰り返し使えるモデルもあります。
シートタイプは、個包装されているシートを取り出してレンズを拭くタイプ。基本的に使い捨てなので、衛生的に使用できます。ただし、繰り返し使えないため、他のタイプに比べて、コストパフォーマンスの点でデメリットがあります。
曇り止めアイテムとして、メガネユーザー向けに開発されたマスクを併用してみるのもおすすめです。ノーズフィッター付きのマスクなら、鼻の形に合わせてマスクをフィットさせられます。息が漏れる隙間を減らせるので、メガネが曇りにくくなりますよ。
あるいは、鼻の上部を覆うクッション付きのマスクもおすすめです。呼気が上に漏れづらくなり、レンズの曇りを抑えることができます。
ちなみに、マスク用鼻あてを単体で購入するという方法もあります。いつも使っているマスクに、シールなどで後からマスク用鼻あてをペタッと貼り付けることで、普通のマスクでも息漏れがしづらくなります。
パールの「くもり止め Cジェット」は、スプレータイプの曇り止めアイテム。ムース状に薬液が噴射される製品です。ムースがレンズに張り付き、液垂れしづらいという特徴があります。
使い方はシンプルで、缶を振り、左右のレンズに薬液を吹きかけ、乾燥させた後にレンズを拭き上げていきます。メガネ、サングラス、カメラのレンズなどに対応しています。容量60mlで、販売価格は900円前後です。
サイモンの「アンチフォグ」は、ジェルタイプの曇り止めアイテム。容量5gのジェルが2個セットになっています。メガネレンズはもちろん、サングラスやバイクヘルメットなどの曇りを軽減することもできます。
メガネの場合は、1個あたり30〜50回の使用回数が目安になります。1回塗るだけで曇り止め効果が約24時間持続するので、基本的に1日1回お手入れすれば、丸一日クリアな視界が保てます。
洗濯可能な汚れ取り用のメガネ拭きが付属します。販売価格は1300円前後です。
パールの「トラベルレンズペーパー スッキリ爽快シート」は、シートタイプの曇り止めアイテム。20枚入りの箱が2個付いてくるセット品です。
メガネやサングラス、ヘルメットのシールドなどの汚れを拭き取りながら、曇りを抑制することができます。1枚ずつ個包装されているので、衛生的に使用できます。販売価格は1400円前後です。
東レの「トレシー メガネくもり止め」は、クロスタイプの曇り止めアイテム。メガネ拭きの要領で、繰り返し使うことができます。使う環境によって変わりますが、目安としては1枚で300回以上使用可能です。
メガネやゴーグル、ヘルメットを拭くことで、手軽に汚れ取りと曇り止めが行えます。1回拭くと約12時間レンズがクリアに保たれます。手軽さと持続時間の長さを兼ね備えたモデルと言えます。販売価格は968円(税込、以下同)です。
白元アースの「快適ガードプロ プリーツタイプ」は、曇りにくいマスク。ノーズクッションが付いているので、鼻周辺からの息漏れを抑えることができます。なお、“ノーズクッション”は白元アースの登録商標となっています。
内側には優しい肌触りの素材を採用。通気性に優れているので、蒸れを軽減しながら、快適に呼吸できます。0.1μmの花粉やウイルスなどを99%カットする、優れたフィルター性能も魅力の一つです。
耳ひもは柔らかく、長時間の使用でも負担が掛かりにくくなっています。マスク15枚入りで、販売価格は800円前後です。
LeafFreshの「マスク用すきまフィッター」は、不織布マスクに取り付けできるクッション単体の製品です。マジックテープでピタッとマスクに装着する仕様です。
鼻周りにフィットする形状で、鼻上部からの呼気の漏れを防ぐことができます。マスクの内部に立体空間ができ、呼吸しやすくなるという効果も期待できます。
3〜4回を目安に洗って繰り返し使用できます。5個入りで、販売価格は650円前後です。
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