雨の日や花粉シーズンには、室内で洗濯物を干す機会が多いと思います。室内干しのアイテムはいろいろありますが、置くスペースが確保できない、壁に穴を空けられないから設置できない、というような悩みも生じてきますよね。
そこで今回は、設置が簡単でコンパクトにも使える「室内物干し」を紹介していきます。選び方のポイントを確認して、自分に合ったものを見つけてください!
スタンドタイプの物干しは、折り畳んで収納できるものがおすすめです。
使わない時はサクッと片づけられたら場所を取らず、お部屋もスッキリします。なるべく軽めのものを選ぶと、折り畳んだり、運び出したりする時に便利です。他にも、天井に取り付けるタイプや壁や窓枠に取り付ける物干しも収納性に優れています。ただ、天井や壁に取り付けるものだとねじが必要になるものが多いので、自分の家で使えるかしっかりと確認しましょう。
室内干しは雨や花粉の心配がないので安心ですが、なかなか乾きが悪いといったデメリットもあります。そこでおすすめなのが窓枠を活用した物干しです。
晴れている日でも花粉が気になる時は、日当たりの良い窓辺に干せば乾きが良くなります。生乾きの心配も軽減されるでしょう。窓枠に突っ張り棒で取り付けるタイプなら、ねじを使う必要がないので取り付けも簡単です。また窓枠を活用する物干しを選ぶ時は、カーテンが締められる、使わないときは竿の収納が可能か、この2点も確認すると良いでしょう。
ハンガーや洗濯物を掛けるポールだけでなく、平置きできる網棚が付いている物干しはいろいろな干し方ができるのでおすすめです。
ハンガーに掛けると伸びてしまうニットを広げて干したり、枕やクッションなども置いて干すことができます。衣類によって適した干し方があるので、洗濯物が多い家庭はどんな風に干すものが多いか確認して選ぶのも良いと思います。
アイリスオーヤマの5連折り畳み物干しは、スペースに合わせて変形できる物干しです。
折り畳むと約6cm程の厚さになるので、かさばらず収納しやすいです。高さは147cmあるので、丈の長いワンピースやロング丈のシャツなども安心して干せます。スッキリとしたシンプルな見た目も印象的で、生活感をなるべく抑えたデザインです。横幅は最大250cmまで広げられ、一度に干せる目安は4人分。洗濯物が多い家庭でもたっぷりと干せるアイテムだと思います。販売価格は6107円(税込み、以下同)です。
窓枠を活用した物干しなら、アイリスオーヤマの木目調洗濯物干しがおすすめです。
ポールが突っ張り棒になっているので取り付けも簡単です。竿受けの高さは自由に変更できるので、洗濯物に合わせて調整できます。使わない時は竿受けを折り畳んで収納、カーテンも閉められる作りになっているので、夜でも使いやすいです。高さは190〜260cmまで収縮可能です。販売価格は4800円です。
コモライフの室内物干し掛けは、テコの原理を利用したフックです。
ドア枠や鴨居、窓枠にサッとひっかけられる手軽で便利なアイテムです。フックに直接ハンガーを掛けて干しても良いですし、竿を掛けることもできます。小さいフックなので、場所も取らず、必要な時にすぐ設置できるのでおすすめです。販売価格は2個セットで942円です。
省スペースにこだわりたい人は、平安伸銅工業の突っ張り室内物干しポールがおすすめです。
突っ張りポールに4本のハンガーアームを取り付けて、洗濯物を干すことができます。見落としがちな縦の空間を上手に使って干せるので、洗濯物を干すスペースがないと悩んでいる人にもおすすめです。1本のハンガーラックに最大7本ハンガーが掛けられ、ハンガーラックを使わない時は折り畳んで収納できます。高さは175〜280cmの間で調整可能です。本体価格は6000円前後です。
積水樹脂商事のものほし台は、とにかく干せる量を重視している人におすすめです。
幅は90〜148cm、高さは115〜175cmの間で伸縮可能、竿は3本付いており、最大の目安としては6人分程度の洗濯物を干すことができます。掛け布団やシーツを干すのにも適していますよ。キャスター付きなので移動もラクラクで、折り畳めば厚さ8cmまでコンパクトになるのでスッキリ収納できます。販売価格は1万4800円です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.