毎年春先になると、花粉症に悩んでいる人は多いと思います。先日、2022年は早いところだと2月上旬頃からスギ花粉が飛び始めると日本気象協会から発表がありました。
つらい花粉シーズンを少しでも快適に乗り越えられるように、今回は「花粉症対策アイテム」を紹介していきます。花粉症は突然発症することがあるので、「今までは平気だったのに今年はなんだか花がむずむずする……」という人も現れるかもしれません。昨年までは花粉症を発症していなかった人も、今後のためにチェックしてみてください。
花粉症対策で真っ先に取り入れるものと言えばマスクだと思います。最近はマスクの種類も大変増えていますが、花粉対策におすすめなのは不織布タイプです。不織布マスクはフィルター性能に優れているので、花粉をブロックする力が期待できます。サイズや形も、なるべく隙間ができず顔にフィットしやすいものを選びましょう。
身に着ける花粉対策アイテムとして、ゴーグルタイプのメガネも注目されています。ゴーグルと言っても、前からみると普通のメガネと変わらないおしゃれなデザインのものもたくさんあります。そのためあまり抵抗なく普段使いできると思いますよ。マスク同様、隙間なく目の周りにフィットするものを選びましょう。
そもそも花粉は、静電気によって体へ引き寄せられます。花粉ガードスプレーには天然由来の帯電防止成分「ヒドロキシプロピルキトサン」が配合されており、静電気を防ぎ花粉を体に付着させない働きをします。
マスクをつける前に顔全体にかけて、髪や衣服にもスプレーするとより一層効果が期待できるでしょう。また、花粉ガードスプレーは花粉やハウスダストをブロックするだけでなく、保湿効果や香りがついているものもあります。購入前にチェックしてみてください。
外から室内に戻ってきた時に、体に付着した花粉は一緒に家の中に侵入してしまいます。家に侵入してしまった花粉は空気清浄機で対策しましょう。
空気清浄機を選ぶ上でとても重要なのが集じんフィルターの性能です。最近ではHEPAフィルターと呼ばれる高性能のフィルターが主流になってきており、0.3µm(マイクロメートル)ほどの粒子も99.7%除去できると言われています。また、空気清浄機は部屋の広さによって適正サイズがあるので、購入前にしっかりと確認をしましょう。
アース製薬から出ているアレルブロックシリーズの「花粉ガードスプレー FOR MEN クイックプロテクト」は、男性に向けて爽やかシトラスマリンの香りが配合されています。
保湿成分も含まれており、女性が使っても問題ありません。衣服に使った際には、消臭効果も期待できます。販売価格は900円(税込み、以下同)前後です。
B.ANGEL「花粉用メガネ」は高性能曇り止めコートを使用しています。マスクを付けているとメガネが曇りがちですが、これなら安心ですね。
一見おしゃれな普通のメガネに見えますが、しっかりと目を囲むゴーグルタイプになっています。目のかゆみに毎年悩んでいる人は、検討してみてはいかがでしょう。紫外線とブルーライトカットレンズも使用しているため、デスクワークにも使えます。この形のメガネは色や柄違いで他にも5種類販売しています。おしゃれなメガネなので普段使いもしやすいのではないでしょうか。販売価格は1680円です。
ユニ・チャームの「超快適マスク プリ-ツタイプ」は、耳が痛くなりづらいやわらかいひもを使っています。
形はプリーツタイプなので口元にフィットしやすいです。静電気をまとったフィルターが花粉をキャッチして口や鼻への侵入を防ぐ働きをします。長時間マスクをしていると耳が痛くなってしまったことがある人におすすめです。販売価格は普通サイズ、30枚入りで1200円前後です。
バイオインターナショナルから出ている「ノーズマスクピット NEO」は、鼻に付けるマスクです。目立たないので安心して付けられますし、マスクの下に付けても大丈夫です。
あまりなじみがない商品かもしれませんが、メディアでも紹介され話題となりました。鼻に入れるマスクなので慣れるまでは違和感があるかもしれません。鼻をピンポイントでガードしてくれるので、気になる人は3個セットから試してみてはいかがでしょう。1日2回水洗いをして、5日間使えます。販売価格はMサイズ3個入りで880円です。
アイリスオーヤマの「空気清浄機 IAP-A35-W」は、比較的小型の空気清浄機です。
花粉やPM2.5などの微細な粒子を99.7%カットする高性能な集じんフィルターを搭載しています。お手入れも簡単で、年に1回フィルターを交換すれば完了です。おやすみモードの時はとても静かに運転し、睡眠の邪魔にならないのも特徴です。販売価格は1万円前後です。
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