メディア

「Macbook Air」「Macbook Pro」シリーズ4機種の違いをチェック【2022年2月版】

» 2022年02月04日 22時40分 公開
[Fav-Log]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Apple(アップル)のノートパソコン「MacBook(マックブック)」シリーズは、手頃でもパワフルな高コスパモデルから、プロ向けのハイスペックモデルまで幅広い製品が展開されています。

「MacBook Pro」の14/16インチモデル 「MacBook Pro」の14/16インチモデル

 テレワークやリモート授業が普及した昨今、持ち運びしやすい製品としての注目度も高め。改めて、現行ラインアップの特徴を整理していきましょう。

シリーズ最軽量 長時間駆動も魅力の「MacBook Air」

 MacBookシリーズで最も安価な選択肢が、2020年11月に発売された独自プロセッサー「Apple M1チップ」搭載の「MacBook Air(マックブック エア)」です。

「MacBook Air」 「MacBook Air」

 重さは現行ラインアップにおいて最軽量の1.29kgで、バッテリー持ちについては「最大15時間のワイヤレスインターネットが可能」(Apple)。カラーバリエーションは、ゴールド/シルバー/スペースグレイの3種類。「iPhone」シリーズでおなじみだった「Touch ID」での生体認証も利用できます。

 最安価の選択肢でありながら、13.3インチのディスプレイは最大解像度が2560×1600ピクセルと高精細で、表示できる色域も広く(P3相当)、周囲の環境光に合わせた色調を自動調整する機能「True Tone(トゥルー・トーン)」も備えています。

 話す声をしっかりとらえるビームフォーミング対応の3マイクアレイ、音楽・映像コンテンツの視聴に最適なステレオスピーカーも搭載。インタフェースは「Thunderbolt 4」というUSB type-C互換のポートを2基と、3.5mmヘッドフォンジャックを搭載するなど、不便を感じる点は少なく、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。

 チップセットはGPUの違いで2通りを展開。メモリは8GBが標準で、オプションで16GBも選択できます。ストレージも最小構成では256GBですが、512GB/1TB/2TBとアップグレードすることも。直販価格は最小構成で11万5280円(税込、以下同)です。

持ち運びしやすい”プロ”モデル 「MacBook Pro(13インチ)」

 ディスプレイサイズは上記のMacBook Airと共通ながらも、各種スペックを強化したモデルが「MacBook Pro(マックブック プロ)」の13インチモデルです。Airと同じく2020年11月発売で、M1チップを搭載しています。

「MacBook Pro(13インチ)」 「MacBook Pro(13インチ)」

 デザインはAirよりも直方体に近い形状になっており、重さも1.4kgでAirよりやや重くなっています。一方、「最大17時間のワイヤレスインターネットに対応」(Apple)するなど、バッテリー持ちはさらに長くなっています。カラーバリエーションはスペースグレイ/シルバーの2種類です。

 Airとの違いについては、特にオーディオに関して、ドルビーアトモスに対応した「ハイダイナミックレンジステレオスピーカー」を搭載していたり、スタジオ品質のマイクを備えているなど、よりクリエイティブな用途にも対応しやすいのが特徴です。

 キーボードには、タッチパネル式のファンクションキー「Touch Bar」を搭載。Touch IDも使えます。メモリは8GBまたは16GB、ストレージは256GB/512GB/1TB/2TBを選択可能です。

 直販価格は最小構成で14万8280円から。“Pro”シリーズながら13インチクラスのコンパクトなサイズ感がメリットですが、さらにパワフルで、ディスプレイサイズが大きな新モデルが、後述の14インチモデルと16インチモデルです。

新開発の高性能チップ搭載 「MacBook Pro(14インチ)」

 2021年10月に発売されたMacBook Proシリーズの最新モデルが、“14インチ”と“16インチ”モデル。カラーバリエーションは、「シルバー/スペースグレイ」の2色展開です。

「MacBook Pro(14インチ)」 「MacBook Pro(14インチ)」

 M1チップよりも上位の「M1 Pro」またはさらに上位の「M1 Max」を搭載。M1 Proモデルは23万9800円から、M1 Maxモデルは29万9800円からと、価格もプロ級。どちらもオプションで、さらに高性能なプロセッサーも選択できます。

 ディスプレイは解像度が3024×1964ピクセル。輝度もアップし、10億色の色域をカバーするなどプロフェッショナル向の仕様。リフレッシュレート120Hzの高速駆動で滑らかな表示を可能とするProMotionテクノロジーも搭載しました。

 メモリ容量は搭載プロセッサーによって変わりますが、16GB/32GB/64GBから選択可能。ストレージも512GB/1TB/2TB/4TB/8TBを選べるので、大容量のストレージが必要になる制作環境を整えやすいと言えます。

 インタフェースは、Thunderbolt 4ポート3基とヘッドフォンジャックに加え、SDXCカードスロットやHDMIポートを備えている点に注目です。また充電に関しては専用の「MagSafe 3」ポートを備えていますが、Thunderbolt 4ポートからの充電も可能です。

 スペックが向上した14インチモデルですが、重さはさらに増えて1.6kgに。またバッテリー性能も「最大11時間のワイヤレスインターネット」(Apple)と、用途によっては駆動時間が短くなっています。

最上位グレードのプロセッサーが選べるフラグシップ 「MacBook Pro(16インチ)」

 フラグシップモデルと呼べる「MacBook Pro(16インチ)」は、さらに高性能な最上位グレードのプロセッサーが選択できる機種でです。より広いディスプレイで作業できる反面、重さは2.1〜2.2kgになり、ひんぱんに持ち運ぶにはそれなりの覚悟が必要かもしれません。

「MacBook Pro(16インチ)」 「MacBook Pro(16インチ)」

 価格は、M1 Pro搭載モデルが29万9800円から、M1 Max搭載モデルが41万9800円から。前者については、オプションでチップをM1 Maxに変更することも可能です。それぞれ搭載GPUの数も14インチモデルから増え、Macbookシリーズ最高の処理能力を誇ります。

 ディスプレイ解像度は3456×2234ピクセルとシリーズ最大。輝度や色域、リフレッシュレートなどは14インチモデルとほぼ同様です。

 その他の仕様に関しても、メモリが16GB/32GB/64GBから選択、ストレージが512GB/1TB/2TB/4TB/8TBから選択可能で、共通しています。インタフェースやオーディオ、カメラなども基本的に同じ構成です。

 ただし、バッテリー持ちは「最大14時間のワイヤレスインターネット」(Apple)となっており、サイズが大きい分14インチモデルよりも長くなっています。

ショッピングサイトで「MacBook」シリーズをチェック

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  1. ワークマンの「パッと羽織れるアウター」3選 1着は持っておきたい! おしゃれ&ポケッタブル仕様の軽量ウェア【前編】
  2. 今売れている「トレッキングシューズ」おすすめ&ランキング ゴアテックス採用モデルなど防水シューズが人気!【2024年4月版】
  3. メルカリで「ごみだと思われているけど、意外と売れるもの」5選 捨てる前に確認を! 相場観も合わせてチェック
  4. 着心地軽やか!春向けの「ノースフェイスのジャケット」おすすめ3選&ランキング 通気性抜群で涼しい! 虫よけ効果付きのモデルも【2024年4月版】
  5. 【付録】ファミマで買える「コメダ珈琲店のマグ」が登場 レトロポップなデザインがかわいすぎる
  6. 春アウターにおすすめの万能カラー! アウトドアブランドの「ベージュカラージャケット」おすすめ4選 ノースフェイスやチャムスの定番モデルをピックアップ【2024年4月版】
  7. 普段使いにピッタリな「大人用自転車ヘルメット」5選 日本最大の自転車フェスティバル“サイクルモード”で見つけたカジュアルなモデルを紹介
  8. 今売れている「ミニコンポ・セットコンポ」おすすめ3選&ランキング ハイレゾ音源に対応したセパレート型をピックアップ【2024年4月版】
  9. 安いけど“使える”「セイコーのソーラー腕時計」おすすめ3選 スタイリッシュかつシンプルで使いやすい【2024年4月版】
  10. 「付録がスゴイ雑誌・ムック」5選 “付録サングラス”が話題 調光機能付きのおしゃれアイテムは要チェック【2024年4月版】