高い品質と多彩な茶葉で日本でもファンが多い「マリアージュフレール(Mariage Freres)」は、1854年にパリに開店して以来、世界中で愛されてきました。その「フランス流紅茶芸術」は格式高いホテルや高級食料品店などで高く評価されており、おしゃれな料理にも相性抜群です。パッケージも凝ったデザインのため、紅茶好きの人へのギフトとしても喜ばれるでしょう。
そしてマリアージュフレールといえば、やはりバリエーションに富んだ茶葉。スタンダードな紅茶に加え、中国茶や緑茶、独創的なフレーバーティーなど、数えきれないほどのラインアップには驚かされます。中には季節限定や地域限定のブレンドもあるため、どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
今回は、マリアージュフレールの茶葉の選び方のポイントと、おすすめフレーバーティーを紹介します。
まずは飲みたいお茶の種類で選びましょう。マリアージュフレールは紅茶のお店というイメージが強いですが、紅茶以外にも世界中の茶葉が取り扱われているため、自分の好みと気分に合わせて選ぶと良いでしょう。
例えば、緑茶が好きな人には「ヴェールプロヴァンス」「フジヤマ」といった緑茶ベースの茶葉、寝る前に飲みたいという方には「ドリームティー」などのリラックス効果があるハーブティーや「マルコポーロ ルージュ」「ルージュサハラ」などカフェインフリーのルイボスティーがおすすめです。中には「カサブランカ」など、紅茶と緑茶をブレンドした茶葉などもありますので、商品を選ぶ際にはぜひチェックしてみてください。
フレーバーも茶葉を選ぶ上での重要なポイントになります。
フレーバーのおおまかな傾向としては、「エロス」を代表とする花の香り、「マルコポーロ」や「ウェディングインペリアル」といったお菓子のような甘い香り、「ボレロ」のようにフルーティーな甘さが香るお茶、「シャンデルナゴール」「エスプリドノエル」のようなスパイシーな香りなどがあります。季節限定ブレンドを含めたくさん種類があるので、色々なお茶を順番に飲んでみてはいかがでしょう。
なお、シンプルな紅茶が飲みたい方には「ダージリン プリンストン」などノンフレーバーの紅茶がおすすめです。
マリアージュフレールの茶葉は、商品によってはリーフだけではなくティーバッグ形式でも販売されています。
ティーバッグは、ティーポットがなくても簡単に1人分のお茶を入れることができるため、用意する道具が少なく、洗い物や片付けが楽な点がうれしいですね。さらに、ティーバッグに入っている茶葉の量が1杯分であることが多いため、お湯に対して適切な茶葉の量がわからない初心者でも美味しいお茶を入れやすいといった点もメリットです。また、ティーバッグは持ち運びがしやすいので、職場や旅行先などでも楽しめます。より簡単に、シーンを選ばず手軽に飲みたい人にはティーバッグがおすすめです。
反対に、リーフで入れるお茶はティーバッグと比べると茶葉が開きやすいので、より香り高く抽出できるという特徴があります。何よりも味と香りにこだわってお茶を入れたいという方はリーフで買うことをおすすめします。
マリアージュフレールの代名詞ともいえる「マルコポーロ」は、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
花と果物がまるでハチミツ、バニラ、キャラメルのように甘く香るフレーバーティーに世界中の紅茶愛好家が魅了されています。
熱湯200mlあたり2.5gの茶葉で抽出するのがおすすめで、ストレートでもミルクティーでも美味しく飲めます。
「マルコポーロ」の姉妹ブレンドとして、カフェインフリーのルイボスティー「マルコポーロ ルージュ」、インディゴブルーが美しい青茶「マルコポーロ ブルー」があるので、好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
「恋人たちのお茶」というキャッチコピーが印象的な「エロス」は、ハイビスカスとブルーエによる上品な花の香りとわずかな酸味が人気の紅茶です。
茶葉自体も、赤い花びらと青い花びらのコントラストが鮮やかで、見た目にも楽しめます。茶葉はお湯200mlに対して2.5gが適量です。
「ウェディングインペリアル」は、アッサムをベースに、チョコレートとカラメルの香りを合わせたフレーバーティー。スイーツのような甘い香りに、飲んでいるだけで幸せな気持ちになってしまうかもしれません。
はっきりした味わいは「結婚を表現」しており、「婚礼の立ち会いにふさわしいお茶」と言われています。
ストレートでも美味しく飲めますが、ミルクティーにするとまた一味違った楽しみ方ができるでしょう。こちらもお湯200mlに対して茶葉2.5gが適量です。
「ボレロ」も人気ブレンドのひとつです。白桃、アプリコット、イチジクといった地中海の果物のフルーティーな香りで、バレエ曲のボレロのように「なめらかで魅惑的、踊りを誘うような味わい」となっています。
茶葉は青と黄色の花びらが美しく、お湯200mlあたり2.5gが適量です。さわやかな後味なので、アイスティーとして飲むのもおすすめです。
マリアージュフレールのお茶をもっと手軽に楽しみたい方にはティーバッグの商品がおすすめです。こちらは「マルコポーロ」が1箱30個入りのティーバッグになったもので、たとえ忙しい時でも、自宅以外の場所でも、手軽に「マルコポーロ」を味わうことができます。
さらに、マリアージュフレールのティーバッグは、モスリンコットンを使用した丸い見た目が可愛いデザインとなっています。普段の朝食に「マルコポーロ」をプラスして、少し贅沢な朝を過ごしてみてはいかがでしょうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.