撮影した写真を印刷せずに飾れる「デジタルフォトフレーム」。最近ではWi-Fiが搭載されていて、スマホから写真を転送できるデジタルフォトフレームもあります。
他にも音楽が流せるものやタッチパネルで操作できるものなど、最新のデジタルフォトフレームはとても便利な機能がついています。自分で使うのはもちろんですが、プレゼントにもよく選ばれる商品です。今回はおすすめのデジタルフォトフレームや、選び方のポイントを紹介します。
デジタルフォトフレームを選ぶ時にまず注目するのが大きさです。飾る場所や写真のサイズに注意して選びましょう。
現在デジタルフォトフレームの大きさは、7〜8インチが主流と言われています。ちなみに7インチははがきとほぼ同じサイズです。ディスプレイ棚やデスクなどに置きやすい大きさと言えます。広い部屋に置く予定の人や、大きめのモニターで見たい人は、10インチ以上のデジタルフォトフレームがおすすめです。10インチはだいたいA5サイズと同じくらいの大きさです。
またフォトフレームを縦に飾りたい人は、縦置き対応モデルを選ぶことをお忘れなく。デジタルフォトフレームのほとんどは横置き対応になっているので、選ぶ時に注意してくださいね。
デジタルフォトフレームは写真を飾るものですから、どのくらいきれいに映し出されるのか気になるところではないでしょうか。画質にこだわりたい人は、選ぶ時に解像度の確認をしましょう。
解像度は画素数の多さで決まります。大体7インチの画面サイズで800×480画素、10インチ以上の場合は1024×600画素程度が目安と言われています。ただ、画面サイズが大きくなるほど画質は荒くなってしまうので、10インチ以上のデジタルフォトフレームを選ぶ場合は、なるべく画素数の多いものを選ぶと安心です。
さらに解像度だけでなく、IPSパネル搭載かどうかもチェックすると良いでしょう。IPSパネルは発色が良く、視野角も広いことが特徴です。同じ解像度のデジタルフォトフレームでも、IPSパネルの方が色彩が鮮やかと言われているので、選ぶ時にはチェックしてみてください。
Wi-Fiに対応しているデジタルフォトフレームは、スマホの写真を簡単に取り込めますし、離れたところにいても写真を送信できるのが魅力の一つです。離れて暮らす家族と、同じ写真を共有できるのはうれしいですね。
さらにGoogleフォトと連携できる商品もあります。Wi-Fi対応のデジタルフォトフレームは、できることが一気に広がるのでおすすめです。
また、機械の扱いに慣れていない人は、タッチパネルやリモコン操作ができるデジタルフォトフレームがおすすめです。
moonkaの「デジタルフォトフレーム」はWi-Fiに対応しており、専用のアプリを介していつでもどこにいても好きな写真を反映できます。
サイズは大きめの10インチ、画素数は1280×800と高解像度な上にIPSパネルを搭載しているので、美しい画質で写真を楽しむことができます。フォトフレームの向きを変えると、自動的に縦・横の切り替えをしてくれます。木のフレームであたたかみのあるデザインと、タッチパネルで操作もしやすいので、離れて暮らす祖父母へのプレゼントにもおすすめの商品です。販売価格は1万2800円(税込、以下同)です。
BIGASUOの「デジタルフォトフレーム」はIPSパネルを搭載しているため、画質にこだわりがある人におすすめです。
視野角が広いため、斜めから見ても色彩が変わらず、きれいな状態で見えるのもおすすめポイントです。Wi-Fi対応しており、専用アプリから写真を送信できます。スタイリッシュでいろいろなところに飾りやすいデザインも魅力的です。サイズは10.1インチ。販売価格は1万円前後です。
KENUOの「デジタルフォトフレーム」は、音質にもこだわった商品です。
写真だけでなく、音楽再生、動画、カレンダー、目覚まし時計など、日々の生活に役立つ機能がたくさん付いています。写真プレビュー機能を使えば、気になる写真をすぐに見つけることも可能。32GBのメモリーカードも付いているので、すぐに写真を保存できます。サイズは7インチ。販売価格は7780円です。
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