食品の酸化や劣化を防ぎ、鮮度を長く保つことができる「真空パック機」は、便利なキッチンアイテムとして注目されています。また、真空パック機は鮮度を保つだけでなく、大量の食品を小分けにして収納できる点も人気の理由です。
そこで今回は、人気メーカーやコスパに優れた高機能な真空パック機を5つ紹介します。
真空パック機は大きく分けて2種類あり、コンパクトなハンディ型と据え置きの卓上型があります。ハンディ型は、片手サイズで持ち運びに適しているため、食品だけでなく衣類なども圧縮してコンパクトに収納できます。
卓上型の真空パック機はハンディタイプに比べ、脱気力や機能面などで優れているものが多いです。大きな食材をパッケージするだけでなく、空気といっしょに水分も吸引してくれる機能を搭載したモデルなどもあります。
家庭用の真空パック機の脱気圧力は50〜80キロパスカルが一般的とされています。脱気圧力が高ければ高いほど、空気を抜く力は強くなり、食品を保存できる期間も長くなります。
食品を小分けにして、保存期間も1週間前後で考えている方であれば、60キロカスパル前後の真空パック機がおすすめです。大きな食品を長期間保存したい方は、80キロパスカル以上の真空パック機が望ましいでしょう。します。
真空パック機によっては、専用の袋が必要になるものがあります。真空パック機に対応している専用袋は、丈夫な作りになっているため、破れや隙間などができにくく、安心して使うことができます。
その分、専用袋は値段も高いものが多いです。真空パック機の中には、市販の真空用ポリ袋にも対応したモデルもあるため、コストをできるだけ抑えたい方は対応する袋の有無を確認することをおすすめします。
アイリスオーヤマの「真空保存フードシーラー VPF-385T」は簡単操作が魅力で使いやすいと評判の真空パック機です。白を基調とした丸みのあるシンプルなデザインが特徴です。
ボタンはスタートとストップのみの2種類のみのため、難しい操作はなく、ボタンを押すだけで手軽に真空パックができます。付属品には専用のロールと3枚の袋がついているため、購入してすぐに使用することができます。Amazonでの販売価格は6648円(税込、以下同)です。
Freskoの「自動真空パック機」はリーズナブルな価格ながら、70キロパスカルのパワフルな吸引力を搭載している真空パック機です。
タッチパネルにあるボタンを押すだけでさまざまな食品を真空パック保存できるだけでなく、トップパネルから常に進行状況を確認できる機能が搭載されています。Amazonでの販売価格は5949円です。
FUNKSの「シーリス 真空パック機 FS200A」はコンパクトで軽量設計ながら、80キロパスカルの脱気圧力を兼ね備えた真空パック機です。また、専用袋が不要なモデルです。
使用できる袋の種類はナイロンポリ袋・アルミ蒸着袋・ポリプロプレン袋の3種類となっています。高性能で多種類の袋に対応している真空パック機としておすすめです。Amazonでの販売価格は1万3780円です。
フードシールドの「業務用真空パック機」はさまざまな食品に対応した真空パック機で、飲食店事業者からも定評がある最上位モデルです。
80キロパスカルの強力な脱気力に加え、脱気してからシールするまでの待機時間がほとんど発生しません。また、脱気時間やシール時間は1秒間隔で延長、短縮ができる機能も搭載されています。Amazonでの販売価格は1万9980円です。
ATITI「真空パック機 」は持ち運びが可能なハンディタイプの真空パック機です。コンパクトな見た目ながら、60キロパスカルの脱気圧力があります。
フードジッパーの真空袋に対応しており、ワンプッシュで脱気ができます。また、食品だけでなくワインを真空状態で保存することができます。Amazonでの販売価格は3980円です。
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