入浴後やヘアセット時など、毎日欠かさず使っている人も多い「ドライヤー」。最近のドライヤーはおしゃれで機能性が高い製品がたくさん展開されています。
ここではドライヤーの選ぶポイントやおすすめを紹介します。ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。
髪に長い時間熱風をあてると、頭皮や毛髪へのダメージが気になります。風量が大きいと髪を乾かす時間を減らせるため、髪へのダメージも軽減してくれます。ただ風量が大きすぎると、騒音が気になる場合も。
風量は毎分1.3立方メートルほどだと、しっかり乾かせて音もそこまで気にならないことが多いでしょう。なるべく速く乾かしたい人は、毎分1.8立方メートル以上の大風量タイプのモデルも検討してみるとよいでしょう。
ドライヤーは風量とともに温度も気になるポイントです。あまりにも高温だと髪へのダメージが気になりますが、寒い日などは温かい風で乾かしたいですよね。温度の調節ができる製品は、季節に合わせて快適に使用できるでしょう。
また髪や頭皮へのダメージが気になる場合は、「スカルプモード」などの低温の風が出るものもチェックしてみましょう。さらにマイナスイオン機能を搭載している製品であれば、静電気による髪の広がりを抑え、髪のパサつきを抑制する効果があるとされています。
ドライヤーは片手で数分間持ち続けなければならないので、あまり重すぎても不便です。500〜700gほどのものを選ぶと使いやすいでしょう。また折りたたみ式だとコンパクトになるので、収納しやすくなります。
またアタッチメントの有無もチェックしておきたいポイントです。ヘアセットを効率的にできるものや頭皮マッサージができるものなど、好みのアタッチメントがあると使いやすさがアップします。
サロニアの「スピーディーイオンドライヤー」はおしゃれなデザインでありながら、毎分2.3立方メートルの大風量モデルのため人気が高い製品です。Amazonの「ヘアドライヤー」売れ筋ランキングでも常に上位にランクインしています(2022年3月11日現在)。
カラーはホワイトやネイビーなど豊富な色展開となっていますが、2022年春夏限定カラーの「チリングリーン」がおすすめです。新生活を華やかにしてくれそうな色合いです。重さは約495g(ノズル・コード込み)です。実売価格は5000円前後となっています。
ドライヤーといえばパナソニックの「ヘアードライヤー ナノケア」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。搭載している「ナノイー」とは、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオンのことです(出典:Panasonic)。一般的なマイナスイオンの約1000倍(体積比)の水分に包まれているので、髪がしっとりとうるおいます。
新商品「EH-NA0G」は高浸透「ナノイー」を搭載しているので、従来機モデル(EH-NA9E)よりも約1.9倍髪がうるおいます。さらにターボ時の風量は毎分1.5立方メートルなので、速く乾かしたい人にもおすすめです。重さは約595g(セットノズル含まず)です。実売価格は2万8000円前後となっています。
ダイソン(Dyson)の「Supersonic Ionicヘアドライヤー」も高機能で人気がある製品です。風量は毎分2.4立方メートルと大風量ながら、過剰な熱を抑えてマイナスイオンを放出するので、ツヤがありなめらかな髪に仕上がります。
またアタッチメントが豊富なのも魅力の1つです。「浮き毛抑制ツール」は髪表面の浮き毛を隠す効果があります。「スタイリングコンセントレーター」はブローしたい箇所に的確に風をあてることができるので、ヘアセットの時に便利ですね。5つのアタッチメントと収納ボックスが付いて、実売価格は4万6000円前後です。
コスパが良い大風量モデルが欲しい人におすすめなのが、小泉成器の「ダブルファンドライヤー KHD-W740/K」です。ダブルファンを搭載し、毎分2.0立方メートルを実現します。
また風量は5段階に調整できるので、状況に合わせて便利に使えそうです。さらにスカルプモードも搭載しているので、約60度の低めの温度で髪へのダメージを減らしながら乾かすこともできます。実売価格は7000円前後です。
MTGの「リファ(ReFa)ビューテックドライヤー RE-AB02A」は実売価格が3万6000円前後と高価格帯ではありますが、ダメージをしっかり抑えてツヤとなめらかさのある髪に仕上がるとSNSなどで話題となりました。
独自技術の「プロセンシング」により、温風と冷風を自動で切り替えて約60度以下にキープします。さらにしっとり仕上げたい時は「モイストモード」に、ふんわり仕上げたい時は「ボリュームアップモード」に使い分けて使用できます。
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