在宅ワークなどで自宅にいることが増え、運動不足になりがちな今、体重が気になるという方も多いのではないでしょうか。健康管理のためにも体重測定は重要ですよね。体重やその他の数値を日々計測することで、ちょっとした体の変化に気付くことができます。
体重計は、シンプルなものから高機能な「体組成計」タイプまで、さまざまなモデルが登場しています。今回はおすすめの「体重計」を紹介します。
体重計には体重だけを量ることができるシンプルなものと、体脂肪率、筋肉量、基礎代謝、BMI(ボディマス指数)などの複数項目を測定できる高機能な「体組成計」があります。どの数値を測定したいか、目的に応じて選ぶとよいでしょう。
例えば筋トレをしている方は、筋肉量や骨格筋率などの項目がある製品を使うと、筋トレの成果が数値で見えるので、日々のトレーニングが楽しくなるかもしれません。
使用者を登録したり、測定記録を本体に保存できるタイプの体重計も多く登場しています。登録できる人数は製品によって異なるため、家族の人数に合わせて選ぶとよいでしょう。
計測単位についてもチェックしましょう。一般的には表示単位を100g単位で表す体重計が多いですが、中には50g単位で表示されるものもあります。測定値が細かく表示されれば、体重の変動をより細かく知ることができますね。
体重計の中には、スマホアプリと連携できるモデルもあります。
体重計専用アプリでは測定結果をグラフ化して記録してくれるため、手動で記録をつける手間が省ける点、体重計の本体を取り出さなくてもスマホでいつでも数値をチェックできる点が便利です。長期的に数値を観察したい方には特におすすめです。
オムロン(Omron)の「体重・体組成計 カラダスキャン HBF-214-W」は「体重」「BMI」「体脂肪率」「基礎代謝」「骨格筋率」「体年齢」「内臓脂肪レベル」の7項目を測定できる体組成計です。
1台で4人まで登録可能です。また、立ったままでも測定結果を確認しやすい大きな文字表示です。カラーバリエーションは「ホワイト」「ピンク」「ブルー」「ブラウン」の4色。場所を取らず、インテリアにもなじみます。販売価格は3000円前後です。
オムロンの「体重・体組成計KRD-703T カラダスキャン KRD-703T」は、両手と両足から全身に微弱な電流を流して部位別のデータを測定できる本格的な体重体組成計です。
「体重」「BMI」「体脂肪率」「基礎代謝」「骨格筋率」「部位別骨格筋率」「体年齢」「内臓脂肪レベル」「皮下脂肪率」「部位別皮下脂肪率」の10項目を測定できます。部位別に測定できるため、トレーニングやダイエットをより効率的に進められます。アプリとも連携でき、測定データの管理も楽々です。販売価格は1万6700〜2万1000円前後です。
タニタ(Tanita)の「体重・体組成計 BC-705N」は、乗った人を自動で識別して測定から結果表示まで行ってくれる体重体組成計。なお、5人まで登録可能です。
「体重」「体脂肪率」「BMI」「筋肉量」「内臓脂肪レベル」「基礎代謝量」「体内年齢」7つの項目が測定可能。基礎代謝量、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量を9段階で判定し、改善ポイントがひと目でわかります。また、前回値表示機能やアスリートモードも搭載。販売価格は4000円前後です。
タニタの「体重・体組成計 50g ホワイト BC-314」は、50g単位での体重変動を把握できます。登録者の中から合致する人を自動で認識する「自動認識機能」付きで、乗るだけで測定がスタートし、測定結果の表示まで自動で行ってくれます。
測定の継続状況によって画面表示が変わる「マイサポ機能」や、過去7日間と比べて体重が著しく変動した際にお知らせしてくれる「体重急激増減お知らせ機能」など、便利な機能が搭載されています。販売価格は5000円前後です。
総合ヘルスケアブランド「RENPHO(レンフォ)」のサブブランド、MASARU(マサル)の「体重・体組成計」は、13項目が測定できる体重体組成計です。
BMIや体脂肪率といった比較的ポピュラーな測定項目に加え、「水分%」「骨量」「タンパク質」の項目があるのが特徴です。アプリへの測定データ転送が自動で行われ、記録に手間がかかりません。データは細かくグラフ化されるので、詳細なデータを観察したいという方にも適しています。販売価格は2599円(税込)です。
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