ローランドは、コンパクトな電子楽器「AIRA Compact」(アイラ・コンパクト)3機種を5月27日に発売します。シンプルな操作で本格的なエレクトロニックミュージックを作れるのが売り。それぞれ実売2万円台前半と手ごろな価格になっています。
ローランドが蓄積した電子楽器ノウハウと本格的なサウンドをコンパクトな本体に凝縮。3機種は組み合わせることでさらに幅広い楽曲を作ることができます。シンセサイザーやPC/スマホの音楽制作ソフトなどとの接続にも柔軟に対応でき、初心者でも気軽に楽しめるとしています。
それぞれオープン価格。ECショップでは実売2万1890円(税込)で予約を受け付けています。
ローランドのドラム/ベースサウンドを搭載したビートマシン。リズムマシンの名機「TR-808」「TR-909」「TR-606」と、ベースシンセサイザー「TB-303」のサウンドを凝縮し、組み合わせて楽曲を作れます。
6トラックのドラムシーケンサーはTRシリーズで採用されていた「TR-REC」を装備。TB-303から受け継いだノコギリ波・矩形波と操作性で、特徴的なベースサウンドを直感的に調整・加工できるとしています。
往年のシンセサイザー「JUNO-50」の音色とコードシーケンサーを搭載。100種類の内蔵コード・セットから呼び出してキーボードを押すだけで自然なコード進行を構築してくれるので、コードなどの知識がなくても音楽のアイデアを形にしてくれます。
内蔵コードに動きをつけるアルペジオやリズミカルなフレーズをコードごとに108種類用意。ディレイとリバーブのエフェクトも搭載しています。
マイクで入力した音声の声質や音程を変化させるツール。スタンダードなボーカルエフェクトのほか、スライダー操作でピッチを変更したり、ロボットボイスに変化させたりといったことが可能です。
その場での多重録音でパフォーマンスを作り上げるルーパーも搭載。ライブパフォーマンスで活躍してくれそうです。
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