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「オーディオインターフェイス」おすすめ5選 演奏や歌声を高音質でパソコン収録するなら【2021年最新版】

» 2021年11月17日 16時51分 公開
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 パソコンで歌声を収録したり、音楽制作する際に欠かせないのが「オーディオインターフェイス」。ノイズを抑えて「生音」に近いクリアな音を収録・再生することができます。

「オーディオインターフェイス」おすすめ5選 演奏や歌声を高音質でパソコン収録するなら【2021年最新版】 ローランド「Rubix24 USB Audio Interface」(出典:Amazon

 パソコンだけでも付属のマイクや入力端子を介して録音は可能ですが、オーディオインターフェイスを使えば、複数の入力を切り替えたり、プロ向けの高性能なコンデンサーマイクやエレキギターなどの楽器を接続することも可能です。

 音楽制作はもちろん、歌ってみた、動画配信などの際、音質にこだわる人は、ぜひオーディオインターフェイスを使ってみてください。

オーディオインターフェイス:接続できる入力端子の種類と数をチェック

 オーディオインターフェイスの接続端子について、基本的には、「キャノン端子(XLR端子)」と「標準フォン端子」の2種類の入力端子に対応している場合がほとんど。

 キャノン端子は、中心部の3つの突起が特徴的。マイク接続の際に必要となる端子です。標準フォン端子は、3.5ミリイヤホンジャックをひと回り大きくしたような形状をしています。ギターやベースの音を録音する際に、欠かせない端子になります。

オーディオインターフェイス:接続できる入力端子の種類と数をチェック ヤマハ「ウェブキャスティングミキサー AG03」(出典:Amazon

 中には、上記2種類の端子に対応した「コンボジャック」搭載の製品もあります。中心の穴に標準フォン端子を接続することが可能で、その外側の溝にキャノン端子を差し込めるようになっています。

 ちなみに、一人で録音する場合は、入力端子の数は少なくても問題ないでしょう。逆に、バンドで楽器を同時録音するといったケースでは、入力端子の多いモデルが必要になります。入力端子の数が増えると、値段も高めになるので、その点は注意しましょう。

オーディオインターフェイス:パソコンとの接続方法は、USBかThunderbolt

 パソコンとオーディオインターフェイスをつなぐときの接続方法は、主に「USB接続」と「Thunderbolt接続」の2種類。ほとんどのパソコンにUSBポートが付いているので、基本的にはUSB対応のオーディオインターフェイスを選べば問題ないでしょう。

 ただし、同じUSB接続の中にも、Type-A、Type-B、Type-Cと複数の規格がありますので、自分のパソコンがどの規格に対応しているのか確認しておく必要があります。

オーディオインターフェイス:パソコンとの接続方法は、USBかThunderbolt ヤマハ「ウェブキャスティングミキサー AG03」(出典:Amazon

 また、オーディオインターフェイスの中には、USB3.0のみに対応している製品もあり、この場合、パソコン側もUSB3.0用のポートを備えている必要がありますので、要チェックです。ちなみに、USB2.0は白色、USB3.0は青色なので、色を確認してみましょう。

 Macを使っている場合は、Thunderbolt端子に対応したオーディオインターフェイスがおすすめ。ただし、Thunderbolt、Thunderbolt2、Thunderbolt3という3つの規格が存在するので、双方の規格が共通しているか事前によく確認しておきましょう。

オーディオインターフェイス:Hi-Z、ファンタム電源など、機能性をチェック

 電子楽器を演奏する場合、「Hi-Z(ハイインピーダンス)」は必須の機能となります。Hi-Z対応なら、ギターやベースなどのインピーダンスの高い楽器を演奏しても、音が割れにくくなり、ノイズを抑えた状態できれいに収録できます

オーディオインターフェイス:Hi-Z、ファンタム電源など、機能性をチェック スタインバーグ「オーディオインターフェイス UR12」(出典:Amazon

 コンデンサーマイクで収録する場合は、「ファンタム電源」の有無を確認しましょう。高感度で高音質な録音ができることで知られるコンデンサーマイクですが、使用時は常に給電する必要があります。

 48Vのファンタム電源対応モデルなら、キャノン端子から常時給電できるので、コンデンサーマイクでも問題なく使えます。対応モデルには、製品本体に「48V」などと表記されているので、チェックしておきましょう。

オーディオインターフェイス:おすすめモデルはコレ!

ヤマハ「ウェブキャスティングミキサー AG03」

 ヤマハの「ウェブキャスティングミキサー AG03」は、直観的な操作で音量調節ができるオーディオインターフェイス。USBケーブルでパソコンに接続するタイプです。Hi-Z対応なので、音割れを防ぎながらギターやーベースの音を収録できます

「ウェブキャスティングミキサー AG03」 ヤマハ「ウェブキャスティングミキサー AG03」(出典:Amazon

 ヘッドセットマイク端子をはじめ、ダイナミックマイクやコンデンサーマイクを接続できるファンタム電源付きの入力端子が搭載されています。192KHz/24bitの高音質で、演奏したり、歌ってみたり、ゲーム実況したりできます。

 会話のボリュームを最適化する「コンプレッサー機能」、マイクの音にパソコンの音楽を混ぜたりできる「ループバック機能」など、ネット配信に便利な機能が充実しています。販売価格は1万6000円前後です。

ベリンガー「UM2 U-PHORIA」

 ベリンガーの「UM2 U-PHORIA」は、USB接続に対応したオーディオインターフェイス。48Vファンタムの電源供給可能なコンボジャックが1基、楽器入力が可能な標準フォン端子対応の差し込み口が1基付いています。

「UM2 U-PHORIA」 ベリンガー「UM2 U-PHORIA」(出典:Amazon

 マイクで歌いながら、ギターを弾いて、同時録音することも可能です。その他、2系統のRCAアナログ出力とヘッドフォン出力に対応しています。

 音質は48kHz/16bitと、スペック上は見劣りするかもしれませんが、操作性がシンプルで初心者にはピッタリなモデルです。販売価格は6200円前後です。

スタインバーグ「オーディオインターフェイス UR12」

 スタインバーグの「オーディオインターフェイス UR12」は、エントリーモデルでありながら、192kHz/24bitの高音質録音が行えるモデル。48Vファンタム電源に対応した、高性能マイクプリアンプ「D-Pre」を搭載しており、コンデンサーマイクを接続できます。

「オーディオインターフェイス UR12」 スタインバーグ「オーディオインターフェイス UR12」(出典:Amazon

 1系統のHi-Z対応のギター・ベース用入力端子が付いており、一人で音楽制作するには十分な機能性を備えています。ネット配信で便利なループバック機能を搭載。USB2.0の規格を採用しているモデルです。

 その他、録音、編集、ミックスなどが行える「Cubase AI」のダウンロード版が付属します。販売価格は9200円前後です。

ZOOM「U-24 Handy Audio Interface」

 ZOOMの「U-24 Handy Audio Interface」は、持ち運び簡単なハンディタイプのオーディオインターフェイス。片手で持てるコンパクトサイズなので、外出先での録音も可能です。96kHz/24bitの比較的高品質な録音と再生に対応しています。

「U-24 Handy Audio Interface」 ZOOM「U-24 Handy Audio Interface」(出典:Amazon

 2系統のコンボインプットを搭載し、マイクや各種楽器を接続でき、48Vファンタム電源供給にも対応しているので、コンデンサーマイクを使うことも可能です。インプット1のHi-Zスイッチを使えば、エレキギターなど電子楽器の音もきれいに録音できます。

 製品を購入すると、オーディオの録音や編集、ミックスが行える「Cubasis LE」を無償で入手可能。販売価格は1万8000円前後です。

ローランド「Rubix24 USB Audio Interface」

 ローランドの「Rubix24 USB Audio Interface」は、2in/4outのオーディオインターフェイス。コンデンサーマイク用ファンタム電源供給に対応した、2基のコンボジャックを搭載しています。Hi-Z対応なので、ギター、ベースなどもクリアな音質で録音可能です。

「Rubix24 USB Audio Interface」 ローランド「Rubix24 USB Audio Interface」(出典:Amazon

 徹底的にノイズを抑制した、192kHz/24bitの高音質モデル。高音質のヘッドフォン出力端子も装備しており、遅延なしで自分の歌や演奏をモニターできる「ダイレクトモニター機能」も付いています。

 MIDIキーボードなどを接続する、MIDI入出力端子を搭載。さらに、録音、作曲、編曲など音楽制作に便利なソフト「Ableton Live Lite」のライセンスが付属します。販売価格は2万6000円前後です。

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