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「コンデンサーマイク」おすすめ5選 Web会議の音声をレベルアップ【2021年最新版】

» 2021年10月13日 22時30分 公開
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 Web会議やビデオ通話が一般化してきましたが、慣れてくると音質にもこだわりたくなりますよね。パソコンの場合、内蔵マイクやイヤフォンマイク、あるいは外付けのスタンドマイクなど、種類によって音質が大きく変わります。

AKG「Lyra-Y3」 AKG「Lyra-Y3」(出典:Amazon

 今回は、価格と使い方が比較的手軽で、音質向上も期待できるパソコン向けの「コンデンサーマイク」のおすすめ製品を紹介します。

コンデンサーマイク選び:音質向上なら感度が決め手

 マイクには大きく分けて「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類があります。Web会議の音声を手軽に良い音質にしたい場合は「感度」が重要になるので、感度が良いコンデンサーマイクを選択するのがいいでしょう。

AKG「Lyra-Y3」 AKG「Lyra-Y3」(出典:Amazon

 ダイナミックマイクは耐久性に優れますが、感度が低いため、パソコン側でマイク音量を上げる必要があり、サーという雑音「ホワイトノイズ」も大きくなってしまいます。Web会議やビデオ通話のアプリ・サービスによってはノイズを低減する機能もありますが、しゃべる声にかかるホワイトノイズは完全には取り除けません。

 長時間の会議となると悪い印象を与えてしまいがちですので、できるだけ抑えておきたいポイントです。

コンデンサーマイク選び:パソコンで使うならUSB接続が手軽

 マイクをパソコンに直接接続する場合は、3.5mmミニプラグかUSB端子を利用することになります。

オーディオテクニカ「AT2020USB+」 オーディオテクニカ「AT2020USB+」(出典:Amazon

 USB接続のマイクはパソコンに由来するノイズや音量のトラブルが少ないので、USB端子の製品を選んでおくと安心です。

 3.5mmミニプラグはテレビやオーディオ機器ではおなじみの端子で、パソコンではイヤフォンマイクの出入力端子として多くの製品に搭載されています。しかし、パソコンによってはノイズが乗りやすかったり、音量を大きくできないなどの問題が出ることもあります。

 ちなみに本格的なマイクロフォンは「XLRタイプコネクター」を使用するものが主流です。プロ並みの高音質を求めるのであれば、XLR端子を備えたパソコン用のオーディオインターフェースが必要です。

コンデンサーマイク選び:用途に合った「指向性」を選ぼう

 マイクにはそれぞれ音を拾う方向によって特性が決められており、その特性を「指向性」と呼びます。

サンワダイレクト「400-MC022」 サンワダイレクト「400-MC022」(出典:Amazon

 「全指向性(無指向性)」のマイクは、名前の通り周囲の音をすべて集音するので、会議室で複数の人の音声を集音するのに向いています。

 「単一指向性」のマイクは、特定の方向、マイクの前面の音を集音しやすく、自宅など1人でWeb会議に参加するときなどに向いています。

 単一指向性マイクにも種類があり、多くは周囲の音も多少集音します。キーボードの打鍵音を聞こえないようにしたい場合は、より指向性が高い製品を選ぶといいでしょう。ただし、向きがずれてしまうと音声が小さくなってしまうので注意が必要です。

おすすめのコンデンサーマイクはこれ!

指向性を選べるコンデンサーマイク

 「400-MC022」はサンワサプライの直販ブランド「サンワダイレクト」で販売するコンデンサーマイク。24bit/96kHzのハイレゾ対応で、高音質デジタルレコーディングも可能です。

サンワダイレクト「400-MC022」 サンワダイレクト「400-MC022」(出典:Amazon

 指向性は、周囲の音を拾いにくい単一指向性、マイクを中心に360度全方向の音を拾う無(全)指向性の切り替えが可能。単一指向性は自宅でのゲームストリーミングやリードボーカルなど個人での配信に適しています。無(全)指向性はWeb会議や複数人による使用で最適な音質を実現します。

 直販価格は9800円(税込、以下同)。マイク背面にはヘッドフォンやスピーカーを接続する端子を備え、パソコンを介さずマイクの音を出力できます。

定番人気のコンデンサーマイク

 オーディオテクニカの「AT2020USB+」は、単一指向性のコンデンサーマイクです。同社のプロ向けエントリーモデル「AT2020」をUSB接続に変更した製品です。

オーディオテクニカの「AT2020USB+」 オーディオテクニカの「AT2020USB+」(出典:Amazon

 マイク本体にイヤフォン端子を備え、自分の声とパソコンからの音を同時に聞けます。本体前面には、マイクの音量調節ダイヤルと、パソコン側の音量とのバランスを調節するダイヤルを搭載。卓上用のミニ三脚と専用のスタンドマウントが付属しています。

 実勢価格は1万6500円です。

ボーカルマイクの老舗ブランド「SHURE」のコンデンサーマイク

 「MV5C」はボーカル向けダイナミックマイク「SM58」などで有名なブランド「SHURE」コンデンサーマイク。プロ志向の音質で重要な会議やプレゼンに臨めます。

SHURE「MV5C」 SHURE「MV5C」(出典:Amazon

 音声強調モードを備え、自動的に声の帯域を持ち上げ最適化し、明瞭で一貫性のあるクリアで安定した音声を提供します。着脱式フルアジャスタブルスタンドが付属し、仰角を調整して、どのような着席姿勢でもクリアに収音できます。

 実勢価格は1万5000円前後。背面にモニター出力用の端子も備えています。

手元で入出力をコントロール

 「MPM-4000U」は老舗の音響機器ブランド「マランツ」のコンデンサーマイクです。主要コントロール機能がアクセスしやすい位置にあるので、スムーズに操作できるのが特徴です。

マランツ「MPM-4000U」 マランツ「MPM-4000U」(出典:Amazon

 音楽製作ソフトウェア「MPC Beats」が付属しているので、楽曲コンテンツの作成にチャレンジしてみようという方には特におすすめです。

 実勢価格は1万2000円前後。三脚マイクスタンドとUSBケーブル、別売りのマイクスタンドにマウントできるマイククリップが付属しています。

プロ向けブランドの製品を手軽に

 「Lyra-Y3」はウィーン発のレコーディング用コンデンサーマイク老舗ブランド「AKG(アー・カー・ゲー)」のパソコン向けコンデンサーマイク。モダンかつヴィンテージ感のあるデザインで、動画で使えばアクセントとして存在感を発揮します。

AKG「Lyra-Y3」 AKG「Lyra-Y3」(出典:Amazon

 4つのマイクロホンカプセルを制御することで収音モードを切り替える「Adaptive Capsule Array」技術を採用し、フロント、フロント&バック、タイトステレオ、ワイドステレオの4つの集音モードが利用可能です。

 実勢価格は1万2000円前後。前面にはヘッドフォンの出力音量つまみとミュートボタン、背面には収音モードの切り替えつまみとゲインの調整つまみを装備しています。

コンデンサーマイク最新人気ランキング

 ショッピングサイトではどんなコンデンサーマイクが人気なのでしょうか。以下のリンクからチェックしてみましょう。

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