BMW日本法人は6月14日、新型「2シリーズ アクティブ ツアラー」を発売しました。FF(前輪駆動)ベースならではの室内空間やハッチバックの機能性などを受け継ぎつつ、エクステリアデザインを一新。BMWのコンパクトモデル初となる、曲面ディスプレイを採用したコクピットや先進安全運転機能などを標準装備としています。価格は418万円(税込)から。
BMW初のFFモデルとして2014年に誕生した初代からフルモデルチェンジ。エクステリアはフロントのキドニーグリルが大型化して存在感を高め、両サイドに流れるようにデザインしたアダプティブLEDライトがスポーティーな印象に。リアでは排気口を車両下部に隠すことでモダンでスタイリッシュな印象にしています。
インテリアでは、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化した「BMWカーブド・ディスプレイ」が特徴。ディスプレイを大型化し、運転席側に傾けることで視認性とタッチ操作による操作性を高めています。シフトレバーは廃止し、センターアームレストに操作系を全て格納。センターコンソールにはQi対応のワイヤレス充電器を設けています。
先進安全機能「ドライビング・アシスト」を標準装備。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)とレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付き)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を標準で備えています。直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ってくれるリバース・アシスト機能も利用できます。
「BMWデジタル・キー・プラス」を標準装備し、対応するスマートフォンとスマートウォッチがあれば、キーなしで車両に近づくだけでロック解除が可能。独自の音声アシスタントやAmazonのアレクサ(Alexa)を利用できるなど、ハイテク装備が充実しています。
ボディーサイズは4385(全長)×1825(全幅)×1565〜1580(全高)mm。先代から全長で10mm、全幅で25mm、全高で15〜30mm大きくなっています。直列3気筒ガソリンエンジンの「218i」(156PS/230Nm)と直列4気筒ディーゼルエンジンの「218d」(150PS/360Nm)がラインアップされ、それぞれスポーツグレード「M Sport」も設定されます。
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