そろそろコバエが気になる季節。デスクワーク中に耳元で「ブーン」と音がすると、イライラしてしまうことも。殺虫剤を使う手もありますが、においが気になる場合もあります。
自分や家族への影響を最小限にしつつ、虫を捕まえることができる商品がニトリにありました! 「USB給電式捕虫器」です。早速使い勝手などをレビューします。
ニトリの「USB給電式捕虫器」は、本体とケースの2点セットです。電源を入れると紫外線(UV)ランプが灯ります。同時に本体内部にあるファンが回転し、おびき寄せられた虫を勢いよく吸い込みます。
殺虫剤を使用すると、家のあちこちで死んだ虫に遭遇することがありますが、「USB給電式捕虫器」は1カ所に虫を集めることができるので、思わぬ場所で虫に遭遇することはありません。
「USB給電式捕虫器」は充電式ではないので、0.5A以上の電源を確保しながら使います。付属のUSBコードを使いましょう。
モバイルバッテリーを使用するのもよいでしょう。
仕事中の使用を考えている人にとって、稼働音は重要です。うるさいと仕事に集中できないかもしれませんよね。使用時の音に関しては、ほとんど気になりませんでした。
無音ではありませんが、ファンが静かに回っているなと感じる程度です。デスクワーク中でも、音が気になって仕事に支障が出るということはありませんでした。
どの程度の吸引力なのか、アルミホイルを小さく丸めたもので実験してみました。吸引口の近くでアルミホイルを離すと、一瞬で吸い込まれていきます。
ファンに引っかかることもなく、捕獲ケースに収まりました。小さなコバエなども捕獲できそうです。
「USB給電式捕虫器」は虫を勢い良く吸引して捕獲する仕組みです。捕った虫は捕獲ケースに集まるので、それを捨てる必要があります。
捕獲ケースには目隠しがないので、見たくなくても虫が見えてしまいます……! 虫が苦手な人にとっては、少々厳しい光景になる可能性があります。
「USB給電式捕虫器」の大きさは16(幅)×16(奥行)×11.6(高さ)cmです。デスクの大きさにもよりますが、デスクトップパソコンなどを置いている場合は、「USB給電式捕虫器」を置いてしまうと狭く感じてしまうかもしれません。デスクにスペースがない場合は、足元に置くのもよいのではないでしょうか。
「USB給電式捕虫器」を屋外で使えたら便利だなと思ったのですが、残念ながら故障や事故の原因になる可能性があるので屋外では使用できません。デスク周りの他にどこで使うと便利かというと、キッチンです。殺虫剤を使わず、においが出ないからです。例えばごみ箱の近くに置いておくのもよいかもしれませんね。
ニトリの「USB給電式捕虫器」の販売価格は1990円(税込)です。すでにニトリの公式通販サイト「ニトリネット」での取り扱いは終了してしまいました。ただ店舗でも販売しているところもあるかもしれませんので、気になる人は早めにチェックしてみて下さいね。
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