BMW日本法人は、最上位セダン「7シリーズ」をフルモデルチェンジした新型を発売しました。同シリーズとして初のピュアEV「i7」もラインアップしています。価格は1460万円(税込)から。
最高峰ラグジュアリーセダンの新型は、フロントの大型キドニーグリルと上下2段のヘッドライトがシンボリックなデザイン。キドニーグリルの縁は夜間に点灯し、ヘッドライトにはスワロフスキー製の「クリスタル・ヘッドライト」を採用しています。
全モデルともロングホイールベース仕様とし、後席の居住性を向上。ドアハンドルは内蔵式を採用し、空気抵抗の軽減とすっきりしたデザインを実現しています。ドアは全自動で開閉が可能です。
インテリアでは、コクピットに大型曲面ディスプレイを採用したほか、クリスタルを使用して高級感ある仕上がりに。先代モデルから40%面積が増えたパノラマ・ガラス・サンルーフを標準装備しています。また、8K対応の31インチディスプレイ「BMWシアター・スクリーン」を後席に装備可能。Amazon Fire TVを搭載しており、移動中にさまざまなコンテンツを楽しめます。
ボディーサイズは5391(全長)×1950(全幅)×1544(全高)mm(ホイールベース3215mm)。3リッター直列6気筒ガソリンエンジンとマイルドハイブリッドを組み合わせる「740i」(最高380PS/最大540Nm)と、3リッター直列6気筒ディーゼル&マイルドハイブリッドの「740d」(最高300PS/最大670Nm)をラインアップします。
7シリーズとして初となるEV「i7」は、前輪と後輪に電気モーター各1基を搭載する4輪駆動。最高出力544PS、最大トルク745Nmを発揮し、0〜100km加速は4.7秒という俊足です。1充電による走行可能距離は約600km(欧州仕様値)としています。価格は1670万円(税込)です。
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