海やプールで遊ぶとき、釣りやアウトドアを楽しむとき、スマホがぬれたり汚れたりしないか、どうしても気になってしまいます。そんなときに持っておきたいのが「スマホ防水ケース」です。
今回は、Amazonの「携帯電話・スマートフォン用防水バッグ」の売れ筋ランキング1位のケースを使ってみたいと思います。
SURIA JPの「スマホ防水ケース」は、現在(2022年7月14日)Amazonの「携帯電話・スマートフォン用防水バッグ」売れ筋ランキング1位のスマホケースです。2枚入りで990円(税込み)。首から掛けるストラップと、二の腕に巻きつけて固定するアームバンドも付属します。
防水等級は最高レベルである「IPX8」で、完全防水といえるもののようです。Amazonの商品説明によると『水深約20mの環境でも30分間の防水が可能』とのこと。また、指紋認証も可能なようです。
想定される使用シーンとして、海やお風呂も挙げられています。海水やお湯のある場所でも使用できるということですね(※説明書によると、「極度の高温環境」での使用は避けるよう記載はあるので注意は必要です)。
SURIA JP「スマホ防水ケース」の同梱物は、本体ケース2つ、アームバンド2つ、ストラップ2つ、そして説明書2つ(同じものが本体ケースそれぞれの中に入っている状態)です。
TPU素材(熱可塑性ポリウレタン)のケースは薄いです。
ロック部分はしっかりしています。バックルを押して開きます。
ストラップは、紐の付け根部分の輪が回る仕様。残念ながら長さ調節機能はないようです。アームバンドは腕にぴったり合うように調節できます。アームバンドはしっかり安定感がありました。個人的に、腕に付けても邪魔には感じなかったです。
ケースの中に、実際にスマホを入れて操作してみます。使用するスマホは、4年くらい前に購入したiPhone 8です。カバーの上からの画面操作は、問題なく行えました! 直接スマホを操作しているようです。ホームボタンもしっかり反応してくれます。
ただ、指紋認証は反応しませんでした……。口コミを見ていると、指紋認証ができる人とそうでない人がいるようです。
肝心の防水性をテストしてみます。付属の説明書によると、『ご使用の前に必ずスマホ代わりに一枚の紙をケースに入れて、防水ケースを水没させて、30分間の防水試験を行ってください。』とのことです。
ノートを1枚切り離してケースの中に入れ、水の中に30分間入れてみます。浮き上がってくるので、重石になるものを乗せて沈めました。
30分経過後、中の紙を出してみました。ちゃんとぬれずにカラカラでした! 防水性能は良さそうです。
ついでに、水中でスマホを操作してみましたが、水中ではうまく操作できませんでした。しかし、水中から出してぬれた手で操作をすると、しっかり操作ができました。水にぬれた手でも遠慮なくスマホ操作ができるのはうれしいです。
SURIA JPの「スマホ防水ケース」の難点としては、出し入れのしにくさかと思います。カバーの表面と裏面がくっついたり、カバーとスマホがくっついたりして、引っ掛かりながら出し入れします。
ただ、防水が目的ならそもそもスマホを頻繁に出し入れする機会は少ないと思うので、それほど問題はなさそうです。スマホを入れっぱなしで操作する前提で使った方がよさそうです。
また、ストラップの長さ調節ができたら良かったのですが、これも引っ張り上げて首の後ろで結べば自力で短くできるので、大きな問題ではないかと思いました。
SURIA JPの「スマホ防水ケース」は、Amazonで999円です。この夏のお供に、頼もしいアイテムになるのではないでしょうか。
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