日差しが強い日はサングラスがあるとまぶしさを軽減できますね。中でも光の乱反射を防ぐ「偏光サングラス」は、余計な光だけを遮断するので、暗くなり過ぎず視界がクリアになります。
そこで今回は、「偏光サングラス」のおすすめアイテムと選び方のポイントについて紹介します。日常使いしやすいデザインのものも多くあるので、サングラス初心者の人もぜひ参考にしてみてください。
Fav-Log編集部員として収納アイテムや家電、レビュー記事を担当。映画鑑賞が好きなので、時々おすすめ映画の記事なども掲載します。その他の趣味は、お笑いやラジオ、アニメ、漫画など、エンタメを幅広くチェックする日々を送っています。最近はジムに通い始めて筋トレに励んでいます。
偏光レンズと通常のサングラスの大きな違いは、レンズの構造です。通常のサングラスは濃度を上げることで、強い光をカットします。ただ、濃度が高いとものが見づらくなるだけでなく、瞳孔が開いて紫外線が目の中に入りやすくなってしまいます。こういったサングラスのデメリットを解消するのが偏光レンズです。
そもそも偏光レンズとは、「偏光膜」というフィルターを挟んだレンズのことを指します。この偏光膜には、まっすぐ入ってくる自然光のみを通し、乱反射して斜めから入ってくる光をカットする性質があります。光の入射角を利用して、まぶしい余分な光だけを防いでいるのです。そのため、濃度を高くしなくても、まぶしさを防ぐことができます。
偏光サングラスを選ぶ上で重要なのが、レンズの偏光度と可視光線透過率のバランスです。
偏光度は反射光をはじめとする余分な光をカットする能力を表します。パーセンテージで表され、90%以上のものを「偏光レンズ」、90%以下の場合は「偏光機能レンズ」と呼びます。しっかりと光のギラつきを抑えたい場合は、90%以上の偏光レンズを選びましょう。
可視光線透過率は、レンズが通す光の割合を示します。偏光度と同じくパーセンテージで表し、数値が大きいほどレンズのカラーは薄くなり光を多く通します。そのため、可視光線透過率が大きくなるほど偏光度は下がるので、使用するシーンに適した数値を選ぶと良いでしょう。
またほとんどの偏光サングラスには、UVカット機能が付いています。目が紫外線を浴びすぎると疲れ目や乾燥などの原因になるため、UVカット率は99%以上のものを選ぶのがおすすめです。
偏光サングラスは、スポーティーなものから日常使いしやすいおしゃれなものまで幅広くあります。有名なブランドだとレイバンやオークリー、日本ブランドのタレックスなどが挙げられます。釣り具メーカーのシマノやダイワなども偏光サングラスを出しているので、釣りをする人はチェックしてみてください。
またレンズのカラーも見え方に影響があるので確認しましょう。一般的に、イエロー・グリーン系は比較的明るく見えるため、曇りの日や夜間でも見やすいといわれています。強い日差しをしっかり防ぎたい人は、ブルーやグレー系などスモークカラーがおすすめです。ブラウン系はものを立体的に見やすいので、釣りやゴルフなど、対象物を目で追ったり観察したりする時に便利です。
スワンズの「DF-Pathway(ディーエフパスウェイ)」は、スポーツとファッションを融合したライフスタイルモデル。女性や顔の小さい人に向けた、コンパクト設計となっています。
スポーツグラスの性能を持ちつつも、ファッションとしても取り入れやすいカジュアルなデザインも魅力の1つです。ノーズパッドは自分に合った高さに調整可能。また日本人の頭部に合わせたフレーム設計のため、長時間着用しても疲れにくそうです。偏光度は97%以上、可視光線透過率22%、UVカット率99.9%以上。Amazonでの販売価格は1万円前後です。レンズのカラーバリエーションも豊富なため、気になる人はチェックしてみてください。
Kstarplusの「偏光サングラス」はシンプルなデザインで、男女年齢問わず、幅広く使用できるサングラスです。
さまざまなファッションに取り入れやすいので、日常使いにおすすめです。フレームは人間工学に基づいて設計されており、軽量でぴったりとフィット。軽量で疲れにくいのも特徴です。使用している偏光レンズはUVカット率99%以上のため、紫外線対策にも優れています。販売価格は3200円前後です。
ellesseの「偏光調光サングラス スポーツ ES-S203HT」は、紫外線量に応じてレンズ濃度を自動調節する調光機能も搭載。偏光レンズでまぶしさを抑えるだけでなく、曇っている時や夜間は調光機能が働いて適度な明るさを確保します。
フレームは顔を包みこむカーブ設計。サイクリングやランニングなど、スポーツをする時に適した形となっています。ノーズパッドは指で簡単に調節可能です。UVカット率は99.9%。販売価格は5000円前後です。
ellesseの「偏光サングラス オーバーグラス」は、メガネの上からかけられる偏光レンズを搭載したオーバーグラスです。
オーバーグラスは見た目がゴツくなりがちですが、ellesseの「偏光サングラス オーバーグラス」は女性でも着用しやすいしなやかなデザインが魅力です。ellesseの従来のオーバーグラスよりも丸みがあり、すっきりとしたフレームが特徴です。レンズのカラーも、日本人女性の肌の色になじみやすい色を採用。もちろんオーバーグラス単体でも着用できます。販売価格は7700円(税込、以下同)です。
ゼクーは、日本の偏光サングラス専門ブランドです。高品質な偏光サングラスを手がけており、中でも釣りに特化した商品が多く、釣り師たちから高い支持を得ています。
「Juno」は釣りをする時だけでなく、日常使いにも適したシンプルなデザイン。男女問わず使用できるユニセックスモデルです。レンズのカラーにもこだわっており、それぞれの色でどのような見え方をするのか細かく解説してくれています。
偏光度は99%以上、可視光線透過率30%。釣りやアウトドアシーンはもちろん、日常的に使いたい人にもおすすめです。販売価格は2万2000円前後です。
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