「ドライヤー」は、入浴後などに髪を乾かしたり、熱で髪をセットするための家電です。
ドライヤーには、シンプルなモデルから高機能なモデルまで、さまざまな製品があるため、どれを選べばよいか迷ってしまうこともありますよね。今回は、ドライヤーのおすすめ製品を紹介します。
ドライヤーを使って髪に長い時間熱風を当てていると気になるのが、頭皮や毛髪へのダメージです。風量が大きいと髪を乾かす時間を減らせるため、髪へのダメージも軽減してくれます。しかし風量が大きいと、今度は騒音が気になる場合もあります。
ドライヤーの風量は「毎分○○立方メートル」といった形で表示されています。毎分1.3立方メートルほどの製品であれば、しっかりと乾かせて、音もそれほど気にならない場合が多いでしょう。
また、「とにかく早く乾かしたい」という人は、毎分2立方メートル程度の大風量モデルを検討してみるとよいかもしれません。
ドライヤーの中には、温度調節ができるものがあります。温度を調節できれば、夏は低い温度で、冬は温かい風で乾かすなどの使い分けができます。
髪や頭皮のダメージが気になる方は、「スカルプモード」など、60度ほどの低温の風が出るものを選ぶと良いでしょう。また、マイナスイオン機能を搭載している製品であれば、静電気による髪の広がりを抑え、髪のパサつきを抑制する効果があるとされています。
ドライヤーは髪を乾かしている間片手で持ち続けなければいけないため、あまり重すぎても負担になってしまいます。500〜700g程度のものを選ぶと使い勝手がよいでしょう。
パナソニックの「EH-NA9G」は、ナノイー&ミネラル機能を搭載したドライヤーです。ナノイーが髪に浸透して水分を与え、うねりを抑制。つややかでスタイリングのしやすい髪へと導きます。また、キューティクルを引き締めるため、紫外線ダメージや摩擦ダメージから髪を守るとされています。
パナソニック独自の速乾ノズルにより強弱差のある風を起こし、毛束をほぐしながら乾かすことができます。毛先の傷みが気になる時の「毛先集中ケアモード」、温風の熱さを低減したい時の「インテリジェント温風モード」なども搭載しています。
ダイソンの「Dyson Supersonic Ionic」は個性的な外観と、毎分2.4立方メートルの大風量が特徴です。効率的にマイナスイオンを放出するイオナイザー設計で、髪の広がりを抑制します。
温度センサーが風温を測定し、風の温度を一定に保つ機能を搭載しているため、過度な熱による髪のダメージを抑えます。豊富なアタッチメントもポイントで、浮き毛を抑える「浮き毛抑制ツール」、ブローしたい部分に風圧の高い風を送る「スタイリングコンセントレーター」、均一に分散した風でふんわりとブローできる「ディフューザー」など、用途に合わせて使い分けられます。
シャープの「IB-HP9」はプラズマクラスターがサラツヤ髪へと導くドライヤーです。温風と冷風の切り替えを自動で行う「ビューティーモード」も搭載しています。
約95度、約75度、約50度、冷風の4つの温度帯を切り替え可能です。また、シャープ独自の「速乾エアロフォルム」は、大量の風を髪の根元に届ける機能。髪の表面温度が低くても乾燥時間を短くできるため、熱ダメージを抑えられます。
MTGの「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」は、センサーで頭皮と毛先の温度を感知し、温風と冷風を自動で切り替える「プロセンシング」機能を搭載したドライヤーです。頭皮は50度以下、毛先は60度以下をキープし、熱ダメージから守ります。
さらに、3つの専用モードを搭載。頭皮用の「SCALP」モード、しっとりと仕上げる「MOIST」モード、ふんわり仕上げる「VOLUME」モードを使い分けられます。
コスパ重視の方にはコイズミの「KHD9810K」がおすすめ。リーズナブルな価格にもかかわらず、毎分1.6立方メートルの風量と、マイナスイオン機能を備えています。
2段階の温風切替が可能。細型ハンドルのため手が小さい人でも持ちやすく、重さも470gと軽量です。使わない時は折りたためるので、収納・携帯がしやすいモデルです。
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