スマホやタブレットでイヤフォンを使用しながら、充電したいときは結構あります。例えば、映画などの長い動画の視聴やオンライン会議など、その機会は増えているのではないでしょうか。ワイヤレスのイヤフォンと充電器なら同時に使えますが、そうではない場合、イヤフォンと充電器のどちらかの接続を選ぶことになります。
そんな時に便利なのが、ニトリの「2in1イヤホン変換アダプタ」です。ニトリの公式通販サイトの口コミには、「接触がよくない」や「便利」などのさまざまなコメントがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。販売価格は499円(税込)とワンコインで購入できるこの製品。実際に使用してみましたのでレビューしていきます。
フリマアプリ・ネットオークションの専門家。2004年、夫が子育てのために会社を辞めたのをきっかけにヤフオク!(当時はヤフー!オークション)を始める。経験を積みながら独自のノウハウを構築。2014年にフリマアプリをスタート。NHK「あさイチ」をはじめとした多数の情報番組に出演し、経験に基づいた実践型のフリマアプリやオークションの魅力を伝えている。また節約や時短が大好きで、安くて便利なアイテムに興味あり。よく利用するのはダイソー。
スマホ(今回はiPhone 8を使用)やタブレットを使っているときの問題の1つが、バッテリーの低下です。iPhoneのLightning(ライトニング)端子は1つで、有線イヤフォンを接続すると有線の充電器が接続できませんが、「2in1イヤホン変換アダプタ」なら音楽を聴きながら充電することができます。
「2in1イヤホン変換アダプタ」はiPhone用の変換アダプターで、iPhoneに接続すると、同じライトニングのイヤフォンケーブルと充電ケーブルの両方を接続可能です。
写真のように差し込み口が2つあります。赤い方にライトニングイヤフォンを、黄色の方にライトニングケーブルを差し込みます。それぞれに目印のマークも入っています。
差し込む方を間違えると音楽は聞こえないですし、充電もできません。また、イヤフォンジャックには対応していません。公式サイトによると、対応機種は2022年1月時点の発売機種まで、対応iOSは10以上となっています(2022年9月28日時点)。
「2in1イヤホン変換アダプタ」のサイズは、約27(幅)×20.5(奥行)mm、重さは約3.1gです。手のひらに乗せるとコロッとしていて、小さめサイズ。
落としても音がしないので、気づかない可能性があります。とくに外出時に持ち歩くなら、紛失に注意です。
今回はiPhoneに接続して使ってみようと思ったのですが、iPhoneにケースが付いているときちんと接続できませんでした。
パッケージを見ると、ケースの厚みは1mm以下、穴サイズは4(縦)×8(横)mm以上と記載があります。厚みのあるiPhoneケースを付けていると、「2in1イヤホン変換アダプタ」は使えないようです。この場合、ケースを外して使う必要があるので、少々手間を感じてしまいます。
iPhoneケースを外して接続できれば、途中で途切れることなく音楽を聴きながら充電ができました。また動画の視聴も問題ありません。充電をしながらでも雑音などが入ることもありませんでした(今回使用したライトニングイヤフォン・ケーブルはアップルの純正品です)。
また充電の最中に「2in1イヤホン変換アダプタ」が熱を持ってしまうこともありませんでした。
今回のカラーは「レッド」を選んだので赤と黄色の組み合わせでしたが、他に「ブルー」があります。こちらは水色と白の組み合わせ。さわやかな印象です。
ニトリの「2in1イヤホン変換アダプタ」は、ニトリで人気があるインテリア商品やオリジナル商品を扱うホームファッションストア「デコホーム」の製品です。
500円以下で購入できるかわいらしい変換アダプター。筆者が使ってみたところ問題なく使用できましたが、MFi(Made For iPhone/iPad/iPod)認証製品ではないので、その点を考慮して購入を検討してみるとよいでしょう。
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