急に冷え込む日が増えてきました。そろそろ秋冬用のシューズの出番です。足首までしっかり覆うブーツタイプや、内側にファーが付いているモカシンなどが人気ですよね。その中でも、今回は履きやすく手入れがしやすい「ワークマン」の秋冬シューズを紹介します。
ワークマンのシューズは、高機能なのにお手頃価格なのも魅力です。今回は、ワークマンの「トレッドモックECO(2022年モデル)」を使ってみましたので、おすすめのポイントや使い方を紹介します。
ワークマンの「トレッドモックECO」は、秋冬用のシューズです。普段23cmの靴を履いている筆者が購入したのはSサイズ。SSサイズと迷ったのですが、厚手の靴下を履くことを考えると、少し余裕があった方がよいかと考えました。他のサイズはM、L、LL、3Lがあります。
ソール部分は比較的硬めで、あまりクッション性はありません。靴底はでこぼこが多く、滑りにくくなっています。
中綿入りなので保温性が高く、シューズの内側は暖かいです。生地自体が柔らかいので、足の甲が当たっても痛くありません。靴下を履けば問題ありませんが、裸足でも心地良く使うことができます。
ワークマンの多くのシューズに共通するのが、かかとを踏めるということ。トレッドモックECOのように、靴ひもがなく足をスッと入れることができるタイプのシューズは、脱いだり履いたりすることも考えられています。アウトドアシーンでは、テントの出入りなどで何かと靴の脱ぎ履きが多いですが、かかとを踏める靴があると非常に楽です。
さらに特徴的なのは、パタリと倒れること。一般的な靴のかかとは、踏んでしまうとぐちゃっと崩れてなかなか直らないこともあります。でもワークマンのシューズの場合は、全体が倒れるので癖がつくこともなく、直しやすいのです。
ソールはかためですが、足裏にはクッションが入っているので柔らかいです。これは夏に履くサンダルにはない履き心地の良さです。写真は使い始めて2週間ほどのトレッドモックECOですが、いまの時点ではまだ柔らかさがあります。
足裏部分を指で押してみると、ふんわりしています。ただ、もう少し長く使っていくとクッション性は低下するでしょう。
表面ははっ水加工が施されているので、水をはじきます。これもワークマンのシューズの特徴の1つです。雨や雪が降ってもぬれにくいですし、朝露などで芝がぬれたキャンプ場などでも使うことができます。
写真は上から水をかけた時のもの。水が線になってきれいに流れていきます。水がしみ込まないので、内側がぬれることはほぼありません。靴がぬれるとなかなか乾かない季節でも、気兼ねなく使うことができます。
トレッドモックECOは屋外用としても、室内用としても使いやすいです。筆者は室内で使っています。フローリングなので、気温が下がると足元が寒くなるので、つま先を出したくない時に重宝します。また家事などで動き回ることもあり、脱げやすいスリッパでは歩きにくさを感じてしまいます。その点、トレッドモックECOは脱ぎ履きしやすく歩きやすいのです。
販売価格は1500円(税込)です。ワークマンの公式オンラインストアでは、10月下旬〜11月上旬に入荷する予定となっています。カラー展開が豊富で、ブラックやコヨーテなどがありますが、筆者はパープルを選びました。ふんわり暖かいトレッドモックECO。これからの寒い季節に活躍しそうです。
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