QRコードやバーコードを使用するキャッシュレス決済が普及してきた関係で、買い物時に財布を出す機会が減ってきた人も少なくないでしょう。その中には、ほとんど現金を持ち歩かなくなったのに、いまだに大きな財布を使っている人がいるかもしれません。
そんな人におすすめしたいのが、Secrid(セクリッド)のミニマル・ウォレットです。必要最低限に機能が絞られている、いまの時代にピッタリなSecridの財布。実際に使用している筆者が、その魅力を紹介します。
大学卒業後、大手メーカー系自動車販売会社に勤務。在職中は個人顧客を中心に年間平均60台の新車を販売。自動車保険の見直し提案などの経験も豊富。その後、金融業界に精通した業務・教育支援を行う会社に転職し、法人営業に従事するとともに、2級ファイナンシャル・プランニング技能士およびAFP資格を取得。2018年よりライターとして活動を開始。新車ディーラー業界の裏話やファイナンシャルプランナーの視点から見た車購入アドバイスだけでなく、お得なカー用品やガジェット紹介等も得意とする。私生活では3児とうさぎ2羽の父。【保有資格】2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP(日本FP協会認定)
Secridはオランダのブランドで、ミニマルデザインのカードケースやミニウォレットを展開しています。Secridの最大の魅力は、やはりそのサイズ感です。「miniwallet vintage」のサイズは約6.5(幅)×10.21(高さ)×2.11(奥行)cmと、本当にコンパクトサイズです。それでいて、カード類は最大10枚ほど、名刺など薄いカードも数枚入ります。小さなサイズながら収納力が確保されているのが、Secridの特徴です。
キャッシュレス決済が普及しているとはいえ、現金が必要な場面もあるでしょう。いざという時のために紙幣を数枚収納することもできますから、万が一の時も安心です。下記の写真のように紙幣を入れることができるスペースが確保されているので、きれいに収納することが可能です。
Secridのミニウォレットのもう1つの特徴が、収納しているカードを取り出す際のギミックです。
本体下部にあるレバーを引くと、「シュッ」とカードが飛び出します。この機構こそが真骨頂ともいえる部分で、男心をくすぐります。この部分には5〜6枚ほどのカードを収納できます。
ケースを開くと、レザーの部分にカードを最大4枚収納できます。人に見られたくないけれど、持ち歩いておきたい身分証明書や銀行のキャッシュカードなどを入れておくのに重宝します。
ちなみに筆者はメイン部にカード5枚、レザー部分にカード4枚、紙幣3枚、レシート数枚を入れていますが、非常に薄くコンパクトな見た目です。予想以上に収納力が高いのがお分かりになるかと思います。
最後にSecridのミニウォレットを1年間使った筆者が感じた、Secridに合う人とそうではない人の例を挙げていきます。
基本的に、日常の買い物でクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済がメインの人は購入しても問題ないでしょう。ごくまれに現金決済をすることがあっても、Secridのミニウォレットに現金を入れておけば問題ありません。
また不要なポイントカードは処分する、スマホのアプリに切り替えることができれば、柔軟に対応できるでしょう。
現金決済が生活の中心であり、かつ大量のポイントカードを持ち歩いている人には適していないといえるでしょう。Secridのミニウォレットの特性上、身分証明書を含めて最大10枚ほどまでしかカードを入れられないので、必要最低限に絞れない場合も厳しいといえます。
Secridのミニウォレットは一癖ある財布ともいえるので、人を選ぶかもしれません。ただ、使い始めたら満足度の高い財布になること間違いなし! ぜひ検討してみてください。
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