スマートウォッチはスマートフォンの通知を確認できたり、電子マネー決済ができたりするなど、さまざまな便利な機能を搭載しています。また昨今の健康志向の高まりからか、ヘルスモニタリング機能を活用するために身に着けている人も増えています。
今回は、主に男性へのプレゼントにおすすめの「スマートウォッチ」をピックアップして紹介します。10万円を超えるものを贈るのは難しくても、3万〜5万円ほどであればプレゼントとして購入しやすいのではないでしょうか。
最近のスマートウォッチは、低価格でもおしゃれで高機能なものが増えています。またアウトドアなどの趣味に特化したものなどもありますので、贈る人に合わせて選びやすいという面もあります。スポーツを習慣にしている女性にもおすすめのウォッチをピックアップしています。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品などを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では何とか2児の母をやっています。10年以上クラシックバレエをやりながら、チアダンス部に所属するなど踊り続けてきましたが、いまはチアダンスを習う子供の応援が趣味。また読書も趣味で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。愛車はホンダ・フリード。
デンマーク発のミニマルウォッチ「スカーゲン(SKAGEN)」。その「JORN ジェネレーション6 ハイブリッドスマートウォッチ SKT3200」はシンプルなデザインがかっこいいウォッチです。公式オンラインショップでの販売価格は3万円前後(税込、以下同)なので、手に取りやすいのではないでしょうか。
何といっても、文字盤がアナログなのがおしゃれです。また機能面も充実しており、心拍数や歩数だけではなく、血中酸素濃度の推定値をトラッキングできます。さらに音声アシスタントサービス「Amazon Alexa」を内蔵しているのも便利なポイント。1回の充電で最長2週間使用できます。サイズは38mmと42mmがあります。
アウトドアやスポーツが趣味な人におすすめなのが、Zepp Health Corporationの「Amazfit T-Rex 2」です。5つの衛星測位システム(GPS、GLONASS、Galileo、BDS、QZSS)に対応しているので、正確で速い測位ができて、電波を受信しにくい環境でも使えるのが非常に便利です。
アメリカ国防総省が定めるMIL規格準拠テストを15種類クリアしているので耐久性が非常に高く、マイナス30度の極寒の地でもボタン操作ができるタフさが魅力。バッテリーも約24日間持ちます。
さらにAndroidスマートフォンのみですが、ウォッチ本体からLINE返信や着信通知へのSMS返信が可能なのもうれしいポイントです。返信できるのは、アプリであらかじめ登録した定型文となります。
公式オンラインショップでの販売価格は4万3780円です。
公式オンラインショップの販売価格が8万8000円と少し予算オーバーですが、G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD(ジー・スクワッド)」のスマートウォッチは外せません。G-SHOCK独自の耐衝撃構造とデザイン性の高さに、スマートウォッチの機能が加わったモデル「G-SQUAD PRO GSW-H1000-1AJR」は、プレゼントによろこばれること間違いなしです。また自身へのプレゼントとしてもおすすめです。
心拍計測が可能な光学式センサーだけではなく、方位や高度、気圧、加速度、ジャイロセンサーも搭載しています。さらにGPSも搭載しているので、ランニングやウォーキング時の距離や速度、ペースなども計測可能です。
また、ウォッチ本体で現在地や移動軌跡をカラー地図で確認できるのも便利です。専用アプリ「G-SHOCK MOVE」と連携することで、より詳しく活動ログをチェック可能です。ただ、バッテリー持続時間がGPS非利用時で約1.5日以上となっているので、毎日充電しても問題ない人に合っているといえます。
ガーミン(Garmin)の「Instinct 2」もアウトドア向けスマートウォッチです。MIL規格準拠の「耐衝撃」「防水」「耐熱衝撃」テストをクリアしているので、登山やサーフィンなどの過酷な状況下でも使用できます。
4システム測位(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき)に対応しているので、測位が正確です。またSuicaとGarmin Payに対応しているので、日常使いもしやすいでしょう。
バッテリー持続時間については、スマートウォッチモードであれば約28日間持つのも使いやすいポイントです。公式オンラインショップでの販売価格は、4万9500円です。こちらのサイズは45mmですが、40mmの「Instinct 2S」になると価格が下がるのでより手に取りやすいかもしれません。
またDual Powerモデルだと、ソーラーレンズを搭載しているのでよりバッテリー持続時間が長くなります。少し価格が上がりますが、こちらも要検討です。
フィンランドの精密機器メーカー「スント(SUUNTO)」は、1936年に冒険家トーマス・ヴォホロネンが液体封入式コンパスを発明したことから始まります。その後世界初のダイビングコンパス「SK-4」に続き、ダイブコンピューター「SUUNTO SME-ML」を発売。1980年代にはダイビングマーケットでトップシェアを獲得しました。
本格的なアウトドアウォッチを扱うスントですが、近年は日常使いしやすいスマートウォッチも展開しています。
Wear OS by Google搭載モデルとなっており、ウォッチでメールや着信を受けるのはもちろん、「Google Fit」で毎日の健康管理もできます。
計測できるのは消費カロリーや歩数、心拍、速度、距離、方角、高度などで、時計上にアウトドアマップとヒートマップを表示します。操作方法もタッチパネルとボタンで操作しやすく、バッテリーは最大12時間(GPS駆動)と1日中使用できます。音楽をダウンロードすれば、スマホなしで音楽を聴くことができるのもうれしいポイントです。公式オンラインショップでの販売価格は6万9300円です。
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