メディア

Androidユーザー向けの「スマートウォッチ」5選 「Google Pixel Watch」だけじゃない! OSや機能別に紹介【2022年10月版】

» 2022年10月15日 09時00分 公開
[南たな子Fav-Log]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 健康管理を目的に、スマートウォッチやスマートバンドを身に着ける人が増えています。直近では新型Apple Watchである「Ultra」「Series 8」「SE(第2世代)」や、Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」などが注目されています。今後もさまざまな新製品が発表されることでしょう。

フォト Google Pixel Watch(出典:Amazon)/Galaxy Watch5(出典:Amazon

 そんな活気あふれるスマートウォッチ市場ですが、今回はAndroidスマートフォンユーザーが使いやすいスマートウォッチを紹介します。やはりスマートウォッチはスマートフォンと連携して使用するからこそ、その能力を発揮できます。同期するスマートフォンがAndroidでないと、スマートウォッチのすべての機能を使えない……といった製品もあります。ぜひスマートウォッチ選びの参考にしてみてください。

南たな子

南たな子

Fav-Log編集部員として雑誌・書籍や生活家電、キッチン用品などを担当。大学卒業後はテクノロジー関連の専門誌の記者や経済系メディアの記者・編集者として働く一方で、私生活では何とか2児の母をやっています。10年以上クラシックバレエをやりながら、チアダンス部に所属するなど踊り続けてきましたが、いまはチアダンスを習う子供の応援が趣味。また読書も趣味で、好きなジャンルはハードボイルド。大沢在昌作品は見逃しません。愛車はホンダ・フリード。

→著者のプロフィールと記事一覧

スマートウォッチのOSで選ぶ

 Androidスマートフォンと相性が良いのは、やはり「Wear OS」でしょう。特にGmailやGoogleカレンダー、Google Payなどを使用しているなら、迷わず「Wear OS」搭載のスマートウォッチを選びたいところです。iPhoneとも同期できますが、Androidスマートフォンでないとすべての機能を使えない点からも、Androidユーザーは要チェックといえるでしょう。

フォト HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm(出典:Amazon

 また、Huawei(ファーウェイ)とその子会社HiSilicon(ハイシリコン)が開発中のOS「HarmonyOS」も要チェックです。まだ開発されたばかりで今後に注目のOSとなりますが、Huawei製品ユーザーはチェックしておきたいところです。

 そして、サムスン電子がGalaxy Watchシリーズに搭載していた「Tizen」ですが、2021年に「Wear OS」との統合を発表。Googleとサムスン電子が共同開発した新しいプラットフォームは、「Wear OS」の名を継承しています。

何を重視する? 選ぶポイント

 スマートウォッチを購入するとき、どのようなシーンで使用したいのか、どんな機能を重視するのか、事前に確認しておきましょう。手持ちのスマートフォンとの相性もありますが、健康管理に特化したものや、特定のスポーツに対応しているものなど、スマートウォッチの種類はさまざまです。

フォト Google Pixel Watch(出典:Amazon

 機能についても、「LINEの通知は必ず受け取りたい」「Googleカレンダーを表示させたい」「Suicaが使えた方が良い」など、それぞれの希望があると思いますので、それらを購入前にリストアップしておくとよいでしょう。

Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Google Pixel Watch

 10月に発売されたばかりの、Google初のスマートウォッチ「Google Pixel Watch」。Googleは2021年にFitbit(フィットビット)を買収したこともあり、公式オンラインストアには「GoogleとFitbitの最高の強みを組み合わせた初のスマートウォッチ。」という文言があります。Androidユーザーだけではなく、Fitbitが気になっている人も要チェックのスマートウォッチです。

フォト Google Pixel Watch(出典:Amazon

 何といっても、丸型ディスプレイのかわいらしい形状が目を引きます。別売りのバンドは20種類以上あるので、おしゃれに身に着けられそうです。またGoogle PayやGoogleマップ、Gmail、Googleカレンダーなど、Googleのサービスを一通り使えるのも魅力です。

 運動管理はFitbitアプリで行います。Fitbitの高精度のヘルスケア分析を使用できるイメージです。さらに「4G LTE」オプションを選べば、スマートフォンが近くになくても通話やテキストメッセージの受信、Google Pay、音楽再生などができます(対応する4G LTEワイヤレスサービスプランの契約が別途必要)。もちろん「Bluetooth/Wi-Fi」オプションもあります。

 対応機種は、Google Pixel全機種とAndroid 8.0以降を搭載したスマートフォンです。公式オンラインストアでの販売価格は3万9800円(税込、以下同)となっています。

Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Xiaomi Smart Band 7

 7月に発売されてから大人気の「Xiaomi Smart Band 7」も見逃せません。Amazon.co.jpのスマートウォッチ売れ筋ランキングでも、発売から常に上位にランクインしています(2022年10月14日現在)。

フォト Xiaomi Smart Band 7(出典:Amazon

 110種類以上の運動に対応しており、1日中血中酸素レベルの測定が可能な点からも、健康管理をしたい人におすすめのモデルです。通常使用で14日間も持つロングバッテリーも使いやすいポイントでしょう。

 「Mi スマートバンド 6」と比較すると約25%大きくなった1.62インチの有機ELディスプレイを搭載しており、AOD(常時表示)にも対応しています。対応機種は、Android 5.0またはiOS 10.0(iPhone 5以降のモデル)以降およびBluetooth 5.1を使用するデバイスです。公式オンラインストアでの販売価格は6990円です。

Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Galaxy Watch5

 Galaxyのスマートフォンユーザーにおすすめなのが、「Galaxy Watch5」。Googleとサムスン電子が共同開発したWear OS 3.5を搭載したモデルです。有機ELディスプレイの鮮明さと、マット調のスタイリッシュなデザインがおしゃれな印象です。

フォト Galaxy Watch5(出典:Amazon

 Galaxy Watch4シリーズで初めて搭載されたバイオアクティブセンサーが、心拍数や血中酸素濃度、ストレスレベルを計測します。また、血圧や心拍数を手首から直接計測し続けることが可能なので、自身の健康状態をより深く知ることができるでしょう。

 特に睡眠分析が高精度で、4つの睡眠状態(非睡眠状態、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠)を追跡・分析し、タイプに基づいて睡眠シンボルアニマル8頭から1頭を割り当ててくれます。睡眠に悩みがある人にはうれしい機能です。サイズは44mmと40mmの2サイズがあります。

Androidユーザー向けのスマートウォッチ:HUAWEI WATCH GT 3 Pro

 デザインがかっこよく、約14日間も持つロングバッテリーが魅力の「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」。チタン製のボディがスタイリッシュで、サファイアガラスを採用しているので耐久性も高いのが魅力です。

フォト HUAWEI WATCH GT 3 Pro 46mm(出典:Amazon

 Androidスマートフォンと同期することで、スマートウォッチに音楽を転送・保存することができます。Bluetoothイヤフォンとスマートウォッチをペアリングすることで、スマートフォンなしで音楽を楽しむことが可能です。

 また100種類以上のワークアウトに対応しており、ダイビンググレードの防水性能なのもうれしいポイントです。サイズは46mmと43mmがあります。

Androidユーザー向けのスマートウォッチ:Garmin Venu Sq 2 Music

 Garmin(ガーミン)の最新スマートウォッチ「Venu Sq 2 Music」もおすすめモデルの1つです。従来モデル「Venu Sq」とウォッチサイズは同じですが、スクリーンをサイズアップし有機ELディスプレイを搭載。運動中も見やすくなりました。また、心拍モニタリングは第4世代工学心拍計にアップグレードし、より精度の高い計測となっています。

フォト Garmin Venu Sq 2 Music(出典:Amazon

 さらに実年齢や週間運動量、安静時心拍数に加えBMIや体脂肪率など多くの指標から「フィットネス年齢」も算出してくれます。Musicモデルなら音楽の保存が可能なので、スマートフォンなしで音楽を聴くことができます。音楽配信サービスからダウンロードも可能です。公式オンラインストアでの販売価格は、4万5800円です。

「スマートウォッチ」最新ランキングも要チェック!

30日間無料でお試し! 9000万曲が聴き放題!

こちらの記事も要チェック!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  1. ワークマンの“晴雨兼用折りたたみ傘”を使ってみた 収納袋がくっつくから、なくさない! カラー展開がかわいいワンタッチ傘
  2. ワークマンの“超軽量MA-1”を着てみた 春夏のNo.1「推し服」! 小さくたためる、おしゃれな万能アウター
  3. 「イオンモバイル」が新料金に! 大容量プランの値下げや60歳以上向けのプランの追加など3つの注目ポイントをチェック【2024年4月版】
  4. 普段使いしやすい「防水スニーカー」おすすめ4選 ゴアテックス搭載モデルをピックアップ/ニューバランスやナイキの名作が防水仕様に【2024年4月版】
  5. 【G-SHOCK上級機 実機レビュー】「GW-5000-1JF」は“通好み”な仕様の電波ソーラーモデル 実用性を向上させた現行モデルも要チェック
  6. 春の主力級アウター 「MA-1ジャケット」おすすめ4選 春に着られる薄手・中綿無しのモデルをピックアップ/COOLMAX素材使用モデルも!【2024年4月版】
  7. 【ワークマン】色違いで買った「何着も欲しくなる優秀ウェア」3選 毎日着たくなる快適ウェアは要チェック【前編】
  8. 【付録】大ヒット「大容量“超”保冷バッグ」が再登場! 24時間氷をキープ&折りたためる
  9. 元アウトドア店員が選ぶ「軽くて高機能なレインウェア」3選 荷物がグッと削減できる!【2024年4月版】
  10. 今売れている「マウンテンパーカー」トップ10&おすすめ 1位は急な大雨にも対応できる約4000円の高コスパジャケット【2024年4月版】