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2022年冬の注目スマホ「Xperia 5 IV」を5つのポイントでチェック 端末購入補助で7万円台のプレミアムモデル(1/2 ページ)

» 2022年12月28日 17時30分 公開
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 ソニーの「Xperia 5 IV(エクスペリア ファイブ マークフォー)」は、2022年10月に各キャリアから発売されたAndroidスマートフォンです。

 “Xperia”シリーズは、ナンバリングの数字が小さいほど上位モデルであり、Xperia 5シリーズは、Xperia 1に次ぐプレミアムモデル。人気機種の概要や特徴について、5つのポイントでチェックしていきます。

Xperia 5 IV:6.1インチ有機EL搭載のコンパクトスマホ

 「Xperia 5 IV」は6.1インチの有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイのアスペクト比(縦横比)はシリーズでおなじみの21:9という縦長型を採用しています。

「Xperia 5 IV」 「Xperia 5 IV」

 ボディーは、サイズが約67(幅)×156(高さ)×8.2(厚さ)mmで、上位モデルである「Xperia 1 IV」と比べると、ひと回りコンパクトです。

 ディスプレイは輝度が前機種比で約50%向上したことがポイント。ちなみに、リアルタイムHDRドライブ対応によって、視聴環境やコンテンツに応じてコンテンツ内の明暗部の視認性が向上するようにもなっています。

 Xperia 5 IVは、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルと、国内の大手キャリア4社が取り扱っています。

 端末価格は、ドコモ、au、ソフトバンクの一括払いで13万台半ばから14万円台半ば。各社の端末購入補助プログラムを利用すると実質負担は6万円台半ばから7万円台半ばになります。また楽天は一括払いで11万9900円と最もリーズナブル。さらに通信プランとのセット値引きやポイント還元などを合わせると約10万円で購入できます。

Xperia 5 IV:上位機種に匹敵する処理性能

 Xperia 5 IVは上位機種のXperia 1 IVと同じチップセット(Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1 Mobile Platform)を搭載し。プレミアムモデルとして十分な性能を誇ります。

コンパクトなボディにフラグシップモデル相当のスペックを備えた「Xperia 5 IV」 コンパクトなボディにフラグシップモデル相当のスペックを備えた「Xperia 5 IV」

 なお、メモリは8GB、ストレージは128GBと十分充実した仕様ですが、Xperia 1 IVのメモリ12GB、ストレージ256GBと比べるとやや控えめです。

 バッテリー容量は5000mAh。30Wの急速充電対応ACアダプターを使った場合、最短30分で約50%の急速充電が可能です。またXperia 5シリーズとして初めて、Qi規格のワイヤレス充電にも対応しました。スマホからワイヤレス充電対応機器へバッテリー残量を分ける「おすそわけ充電」機能も対応します。

 このスペックの高さを生かせるのがスマホゲームでしょう。特にディスプレイは、残像低減技術を備えたリフレッシュレート120Hz駆動で、さらに240Hz駆動の高速タッチ検出もサポートします。

 さらに、専用アシスト機能の「ゲームエンハンサー」では、ゲーム内の暗い部分を明るく表示する「L-γ(ローガンマ)レイザー」や、特定の音を際立たせる「オーディオイコライザー」などが利用可能。パソコンやサードパーティのアプリを使わずに、YouTubeでゲーム実況を配信できます。

Xperia 5 IV:トリプルカメラを搭載、光学望遠ズームなし

 スマホ選びで気になるのがやはりカメラです。Xperia 5 IVは背面に、焦点距離16mm(超広角)、24mm(広角)、60mm(望遠)のトリプルカメラを搭載しています。

「Xperia 5 IV」 「Xperia 5 IV」はトリプルカメラ構成

 静止画撮影に関しては、全てのカメラで「リアルタイム瞳AF」機能をサポート。シリーズで初めて指定の被写体にフォーカスを合わせ続ける「リアルタイムトラッキング」機能をサポートしたこともポイントです。動画撮影については4K 120fpsに対応。最大5倍のスローモーション撮影も行えます。

 上位機種のXperia 1 IVは光学望遠ズームを備えたことがトピックでしたが、Xperia 5 IVではそういった機構に対応していません。

 インカメラは1220万画素で、従来機種の「Xperia 5 III」よりも大型のイメージセンサーを搭載。4K HDR対応のセルフィーが可能で、暗所でもクリアに撮影できます。

 動画撮影にソニー製の「Videography Pro(ビデオグラフィー プロ)」アプリが使えるのもXperia 5シリーズでは初。ストリーミングモードを使えば、YouTubeなどを使ったライブ配信も行えます。

Xperia 5 IV:内蔵スピーカーなどサウンド面も強化

 サウンドへのこだわりも注目です。ボディー前面にはフルステージステレオスピーカーを左右均等になるよう搭載。従来モデルのスピーカーと比べると、新開発の構造で音圧が向上されています。

「Xperia 5 IV」 「Xperia 5 IV」は前面にフルステージステレオスピーカーを搭載(出典:ソニー

 そしてハイレゾ音源を高品質なままワイヤレス伝送できるコーデックの「LDAC」をサポート。さらに、圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」にも対応します。

 立体音響体験ができる「360 Reality Audio」に対応するだけでなく、通常のステレオ音源を立体的なサウンドに変換する「360 Upmix」をサポートすることもポイントです。

 また3.5?のオーディオジャックも搭載しているので、手持ちの有線イヤフォンやヘッドホン、外部スピーカーとの有線接続も可能です。

Xperia 5 IV:プロ仕様の音楽制作アプリ「Music Pro」に新対応

 Xperia 5 IVはソニー製の音楽制作アプリ「Music Pro」に対応しました。Music Proはシリーズ最上位機種のXperia 1 IVに搭載されていたアプリで、新たにXperia 5 IVでも利用できるようになりました。

「Music Pro」 「Music Pro」

 Music Proは録音アプリの1つで、音源をクラウドにアップロードして残響やノイズを除去し、スタジオで採録したような音を再現できます。

 弾き語りなどではボーカルとギターの音を分離し、任意の音量バランスでミックスできるとしています。なお録音と編集機能は無料ですが、クラウド上での処理を利用するには月額580円(税込み)が必要です。

 楽曲制作などでは、音が壁などから反響しない状態での録音が求められることが多く、一般的にはスタジオなどを使用してレコーディングが実施されます。それに近い音質をスマホで作りだせるのがMusic Proの特徴です。

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