テレワークや勉強中に手元が暗いと感じたことはありませんか? そんなときは部屋の照明だけでなく、「LEDデスクライト」をあわせて使ってみましょう。
画面やキーボード、紙面が明るく見えるのはもちろん、目の疲れが軽減されたり、集中力が上がったりと、さまざまなメリットがあります。特にLEDライトは光のムラが少なく広範囲を明るく照らせますし、長寿命という魅力もあります。
今回は、そんなLEDデスクライトのおすすめモデルをピックアップしました。明るさや調光機能、設置方式等に注目しながら、作業環境に合うものを選びましょう。
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
LEDデスクライトを選ぶ際に、まず確認したいのが輝度を表す「lm(ルーメン)」の数値です。数値が低過ぎても高過ぎても、見えづらくなってしまうので、事前にチェックすることが大切です。基本的には400lm前後で照らすことができれば、十分と言えるでしょう。
製品によっては、光が照らされた面の明るさを表す「lx(ルクス)」が表記されていることもあります。この場合は、500〜750lxが目安になります。これなら、読書はもちろん、仕事をするのにもちょうど良い明るさが実現できるはずです。
ただし、明るさがあっても照射範囲が狭いと、作業範囲の中で明るさのムラができてしまい、かえって見づらくなることもあります。作業範囲全体をムラなく明るく照らすには、ある程度の照射範囲が必要になってきます。
この場合は、ライト部分のサイズに注目しましょう。基本的にライトの横幅が大きいものは、広範囲を照らすことができます。テレワークや勉強で使うなら、横幅30cm前後の横長のライトを搭載したモデルがおすすめです。
100%の光量で照らした場合、ライトの下が明るくなり過ぎて、かえって視認性が落ちることがあります。また、同じ光量でも、昼間と夜間で見え方が変わることもあるでしょう。状況に合わせて明るさを変えられるよう、調光機能について確認しておきましょう。
調光機能は少ないもので2段階、多いものだと7段階や、ダイヤルを回して無段階で調節できるモデルもあります。基本的には、無段階で細かく調節できるものがおすすめです。
光の色味を変える調色機能も、あわせてチェックしましょう。3段階前後で調節できると便利ですよ。仕事中は寒色系の光、読書には昼白色の光、リラックスしたいときは暖色系の光という形で、利用シーンに応じて使い分けることができます。
LEDデスクライトの設置方式は、主に「スタンド式」「クランプ式」「クリップ式」の3種類です。デスクの上にスペースが確保できる場合は、スタンド式が良いでしょう。
スタンド式は、本体を支える土台が付いているタイプで、それだけで自立するため、取り付けの手間が掛かりません。安定感もあり、スムーズにライトの角度を変えられます。電源さえあれば良いので、デスクに限らずいろいろな場所に持ち運んで手軽に使用できます。
スペースを節約したい場合は、クランプ式かクリップ式が便利です。クランプ式は、ボルト等で天板に固定して使うのが特徴。スタンドがない分、デスクの上を広く使うことができます。ただし、一度固定すると外すのが大変なので、別の場所に持ち運ぶのには不向きです。
クリップ式は、底部にある洗濯ばさみのようなものを、パチンとデスクの脇に挟み込んで固定するタイプになります。挟むだけなので手軽に設置できますし、外しやすいので設置場所を変えたいときも苦労しないでしょう。
ただし、天板の厚みによっては、取り付けができない可能性もあるので、その点は事前に確認しておく必要があります。
アイリスオーヤマの「LEDデスクライトQi充電シリーズ LDL-QFD-W」は、スタンド式のモデル。手軽に設置できますし、使用しないときはコンパクトに折りたたんで収納することも可能。全体的にスリムな形状で、デスクに置いても圧迫感を感じにくい作りです。
約1200lxの明るさで照らすことができ、読書はもちろん、テレワーク等にも使えます。5段階の調光機能を搭載しています。置くだけでスマートフォンの充電が行えるQi充電に対応しており、スタンドにスマホをセットするだけで手軽に充電できます。
サンワダイレクトの「LEDデスクライト 800-LED021W」は、薄型のスタンドが付いているモデル。最大500lmの明るさで照らすことができます。ライト部分は上下に約120度、左右に約270度動かすことが可能で、照射角度を細かく調節できます。
無段階の調光機能や5段階の調色機能を搭載しています。仕事中は寒色系の明かり、リラックスタイムは暖色系の明かりと、シーンごとに使い分けられます。背面にはUSBポートが付いており、ケーブルをつないでスマホを充電することも可能です。
オーム電機の「LEDデスクライト 調光調色 タイマー機能付」は、丸型のスタンドが付いているモデル。スタンドだけでなく、ライトも丸い形をしているのが特徴的。ライト部分は上下に約180度、左右に約270度と、細かく角度調節できる仕様です。
ダイヤル式の調光機能を搭載しており、明るさを無段階で調節できます。また、3段階の調色機能も付いており、寒色系の昼光色、暖色系の電球色、その中間の昼白色の3種類から利用シーンに合った色味に設定可能です。
ツインバードの「LEDデスクライト LE-H851W」は、約1025lmの明るさで、デスクの上を均一に照らすことができるモデル。広範囲を照らせるので、勉強やテレワーク等に適しています。
明るさは下部のダイヤルで調節する仕様です。小さめのスタンドを採用しており、比較的省スペースで設置できます。アームは柔らかいシリコン素材でできているため、自由に曲げて好みの角度に設定することが可能です。
パナソニックの「LEDデスクスタンド SQ-LC470-W」は、クランプ式のモデル。天板の端にクランプで取り付ける形なので、デスクの上を広々と使うことができます。ライト部分も含め、6カ所が可動する仕様で、好みの照射角度に調節することが可能です。
約550lmの明るさで広範囲を照らせるので、テレワークで使うのにピッタリです。インジケーターをなぞることで、明るさを7段階で細かく調節できます。
また、インジケーターの部分に「文字くっきり」や「PCくっきり」という表示が設けられており、明るさを調節するときの目安として使えます。
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