セイコーは世界に誇る日本の時計ブランドです。世界初のクオーツ腕時計を発表したことで知られていますが、機械式腕時計(メカニカルウォッチ)でも長い歴史と優れた技術を持ち、その製品は世界で愛用されています。
メカニカルウォッチの心臓部であるムーブメント(駆動装置)から自社で一貫して手がけるメーカーを「マニュファクチュール」と呼びますが、その中でも精度に直結する重要パーツ「ひげゼンマイ」も自社生産できる数少ないブランドがセイコーです。
高級モデル「グランドセイコー」から手ごろな価格のモデルまで、セイコーの技術力に裏打ちされたさまざまなメカニカルウォッチがラインアップされています。ここでは、今売れているセイコーのメカニカルウォッチを楽天市場のランキングからピックアップして紹介します。ウォッチ選びの参考にしてみてください!
本記事は、楽天市場のメンズ腕時計ランキング(2023年1月30日〜2023年2月5日)に基づいて制作・集計しています。
Fav-Log編集部員としてアウトドアや家電、ガジェット、車などを担当。ITmediaで長くITトレンドやネットの話題、業界事情、ガジェットなどを取材する一方、学生時代の野宿旅行から各地でキャンプを楽しんできました。キャンプのポリシーは「シンプルに」。最近は三浦半島に通って海釣り(主にライトゲーム)を楽しんでます。ファイナンシャルプランナー(日本FP協会認定AFP)。思い出のキャンプ地は大雪山・旭岳のテント場。最愛のガジェットはJornada 690。好きな魚はカサゴとオオモンハタ。
昨年発売された人気モデル、セイコー 5スポーツ「SBSC003」が再入荷でランキング入りしています。
海外向けに長く販売されていたダイバーズウォッチ「SKX」のデザインを受け継ぐモデルです。SKXは「ブラックボーイ」(SKX007)といった愛称でも呼ばれ、手ごろなメカニカルダイバーズとして世界で愛されましたが、近年になって生産が終了しています。
SBSC003は「SKX Sports Style」として、ヘリテージデザインをGMT(2つの地域の時間を同時表示できる機能)ウォッチで表現しています。時分針やケース(42.5mm径)、ブレスレットなどのデザインはほぼSKXと同じですが、バイカラーの回転ベゼルにガラスを採用し、ブレスレットのコマを全てステンレス無垢材に変更するなどして質感をアップグレード。レッドのGMT針もダイヤルのアクセントになっています。
ムーブメントはGMT機能を搭載した新開発のメカニカルキャリバー4R34(日差+45秒〜−35秒、パワーリザーブ約41時間)。裏ぶたはシースルーのスクリューバックです。
ブルーのSBSC003とブラックの「SBSC001」の2モデル。セイコー公式価格はそれぞれ5万2800円(税込)と、メカニカルGMTウォッチとしてはかなり手ごろなプライスも魅力です。
アウトドアで活躍するプロスペックス「Alpinist」(アルピニスト)シリーズから登場した限定モデル。暗視スコープを通して見る「ナイトビジョン」を、グリーンとブラックで表現した「The Black Series」の1本です。
全体をブラックでソリッドにまとめつつ、針とインデックスにグリーンのルミブライトプロ(蓄光塗料)を採用し、カラーリングのアクセントと視認性を両立しています。20気圧防水、内転リング式簡易方位計というアルピニストならではの実用性も装備しています。
ケースはステンレス製の39.5mm径、風防はレンズ付きサファイアガラス(内面無反射コーティング)を採用しています。パワーリザーブ約70時間を実現している自動巻ムーブメント、キャリバー6R35(日差+25秒〜−15秒)を搭載し、シースルーバックからムーブメントの動きを見て楽しめます。
世界限定5500本で、国内向けは300本。セイコー公式価格は11万5500円(税込)です。
流通限定モデルのメカニカルウォッチです。ネットショップの実売価格は3万円台前半からと、リーズナブルな価格で人気です。
40mm径のステンレスシルバーのケース&ブレスレットと、バーインデックスにデイト表示というシンプルで上品なダイヤルというオーソドックスなデザイン。さまざまなシチュエーションに対応できます。
エントリー向けの自動巻キャリバー4R35(パワーリザーブ41時間、日差+45秒〜−35秒)を搭載。ムーブメントの動作を見て楽しめるシースルーバックです。日常生活用強化防水(10気圧)、耐磁(JIS1種)という実用性も備えています。
ダイヤルのカラーバリエーションも豊富に用意されています。セイコークオリティのメカニカルウォッチを手の届きやすい価格で楽しめる、コスパがうれしいモデルです。
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