防犯カメラ(ネットワークカメラ)はネットワーク機能を備え、スマートフォンなどを使って外出先や別室から映像を確認できる便利な製品です。
防犯に加え、ペットや赤ちゃん、高齢者の見守りなど、さまざまな使い方で活躍します。旅行、レジャーなど長期の不在時にも安心です。
カメラに通話機能がある機種も多く、ペットへの声がけや宅配業者など来客とのやり取りも可能です。防水性能や内蔵バッテリーを備えたモデルなら、屋外に配線を気にせず設置して活用できます。
ここでは、今売れている人気の「防犯カメラ」をAmazonの売れ筋ランキングからピックアップ。ランキングトップ10とともに屋外配線なしで使用できるおすすめ製品を紹介します。
本記事では、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年4月24日15:00現在)に基づいてランキングを集計しています。
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「Tapo C420S2/A」は、無線LANルーターで世界トップシェアを誇るTP-Linkの防犯カメラです。カメラ×2個とハブがセット。カメラとハブはワイヤレスで接続でき、映像はハブに保存できる(SDメモリーカード)ほか、ハブ経由(有線LAN)で外部ネットワークに接続できます。カメラはIP65の防塵・防水性と公称180日持続するバッテリーを搭載し、屋外に配線なしで設置できます。
カメラの解像度は2K QHD(2560×1440ピクセル)対応で鮮明な映像が撮れ、フルカラーでのナイトビジョン撮影も可能です。双方向通話可能なマイクとスピーカーも内蔵しており、専用アプリを介してカメラの前にいる人や動物とリモートでコミュニケーションを取ることができます。
ソフトウェア関係も、AIが人物、ペット、宅配便、車両を認識し、必要に応じてユーザーへ知らせる「スマートAI検知&通知」、効果音とライトを作動させて不審者に警告を出す「アラート機能」、気になる場所にだけ検知エリアを設定できる「アクティビティゾーン」など充実の機能となっています。
カメラ2個が標準で付属しているので、気になる場所2カ所にカメラを設置できるのもうれしいポイントです。
Ankerの「Eufy Security eufyCam 2C」は、撮影用の「eufyCam 2C」と撮影データを保管する「HomeBase 2」がセットになった商品です。有線LANを使用して外部ネットワークとの接続を行う「HomeBase 2」は16GBのストレージを内蔵し、SDカード無しで撮影データを保存することができます。
撮影用の「eufyCam 2C」は135度の広い画角を備えたフルHD(1920×1080ピクセル)対応のカメラとなっています。防水、防塵性もIP67対応と高く、公称180日持続するバッテリー、「HomeBase 2」とのワイヤレス接続機能を搭載し、電源の無い屋外に設置することができます。マイクとスピーカーも内蔵し、トランシーバーのように一方向ずつとなりますが、通話も可能です。
また、AIによる高性能な検知機能を備え、人やペットの動きを即座に検知、自動で録画を開始してスマホに通知してくれます。検知対象や通知方法はアプリでカスタマイズできます。夜間や暗い場所などで動きを検知した場合はスポットライトを点灯して周囲を明るく照らし、フルカラーで録画を開始してくれます。
1台の「HomeBase 2」につき最大16台までの「eufyCam 2C」を一括で管理できるため、単体で販売している「eufyCam 2C」を買い足せば、さまざまな場所を一元管理して見守ることもできます。
「W2802002」は、IoTデバイスのリーディングブランドであるSwitchBotが販売する防犯カメラです。付属する充電用ソーラーパネルを活用すれば、電気配線や都度充電する手間を省けるのが特徴です。大容量バッテリーを内蔵し、バッテリーだけで駆動する場合も90日間を目安に連続稼働できるので、太陽光が少ない悪天候が続く場合も安心です。
また、カメラ本体だけでWi-Fi経由でネットワークに接続できるので、ハブが不要で構成がシンプル。設置の手間を減らせます。IP55の防塵・防水性を備えるため、屋外への設置も問題ありません。
AIを使用したカスタマイズ可能な検知、通知機能、夜間撮影に対応するナイトビジョンモード、内蔵マイク・スピーカーを使用した双方向通話など、最近の防犯カメラでは当然となってきた機能もしっかりと搭載しています。
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