潜入や隠密の緊迫感が楽しめる「ステルスゲーム」。最新のゲーム機「PlayStation 5」(PS5)にも、「Ghost of Tsushima」をはじめステルス要素のある話題作が複数ラインアップしています。
今回は、Amazonの売れ筋ランキングからおすすめの「PS5のソフト(ステルス)」をピックアップしました。あわせて、PS5のソフトのトップ10を紹介します。
本記事は、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング(2023年5月11日21:00現在)に基づいてランキングを集計しています
フリーライターとして、家電、家具、アニメ等の記事を担当。大学時代から小説や脚本などの創作活動にはまり、脚本では『第33回シナリオS1グランプリ』にて奨励賞を受賞、小説では『自殺が存在しない国』(幻冬舎)を出版。なんでも書ける物書きの万事屋みたいなものを目指して活動中。最近はボクシングをやりはじめ、体重が8kg近く落ちて少し動きやすくなってきました。好きなのものは、アニメ、映画、小説、ボクシング、人間観察。好きな数字は「0」。Twitter:@kirimachannel
疫病がまん延する14世紀フランスを舞台にしたステルスアクションゲーム。本作は2019年にPS4用としてリリースされたソフトで、今回PS5用ソフトとして美麗なグラフィックでよみがえりました。中世フランスの残酷でありながらも美しい世界がリアルに表現されています。中世の建築物まで精巧に再現され、タイムスリップしたような感覚が味わえるでしょう。
少女アミシアと弟のユーゴの2人は異端審問兵に追われ、疫病を持つネズミの大群に囲まれ、窮地に追い込まれながらも協力してなんとか生き延びようとします。追手から逃げ延びなければなりませんが、2人は攻撃能力のない無力な少年少女。そんな2人だからこそ、敵に見つからないよう知恵を絞ってプレイヤーは慎重に操作しなければなりません。
敵からうまく隠れながら思考を巡らせて危機を脱する、まさにステルスゲームの醍醐味が味わえる1本です。ゲーム性だけでなく、姉弟が繰り広げるドラマチックな物語も魅力の1つとなっています。
2020年に発売されるやいなや世界中で大ヒットを記録した、オープンワールド時代劇アクション。13世紀の対馬で起こった元寇を題材にした作品です。主人公の武士・境井仁を操作して、文化・地形・気候などがリアルに再現された中世日本の世界でアクションを繰り広げます。
境井仁は対馬武士団の一員としてモンゴル軍と戦うものの、武士とは全く異なる兵略を用いるモンゴル軍に敗北してしまいます。死んだかと思われた仁でしたが、九死に一生を得て対馬の民を守るためにもう一度立ち上がります。
名乗りを上げてから戦う侍精神が通用しない相手が現れたことで、侍として育てられた仁は激しく葛藤することに……。時代の転換点に置かれた侍たちの物語を楽しめる1本です。
アクション要素も魅力的なポイントで、敵と対峙して果し合いのような緊張感のあるバトルが楽しめます。刀を振るう動作についてもリアルな重心移動がしっかりと反映されており、アクションシーンの説得力は抜群です。
ただし、いつも勇猛果敢に戦いを挑めば良いわけではありません。他のゲームと比べて本作はダメージが蓄積しやすく死にやすいので、ときには戦闘を回避することも大切です。敵に見つかると自動的にゲームオーバーとなり、やり直しになることもあります。
バトルだけでなく、腰を屈めて物陰に身を隠し敵の視線から逃れながら移動する、ステルス要素も堪能できます。さらに隠密の技を鍛えれば、敵に気づかれることなく死角から仕留めることも可能です。暗殺アクションのドキドキ感も味わえる1本となっています。
ステルスアクションで定評のあるアサシンクリードシリーズの12作目となる本作。ゲーム本編に加え、大型拡張コンテンツ「ラグナロクの始まり」のプロダクトコードが収録されています。
本作の舞台は9世紀のイングランド。雪に覆われたノルウェーから、豊かな大地を求めてイングランドを目指すヴァイキングたちの物語です。プレイヤーはヴァイキングのエイヴォルを操作し、イングランドの新たな征服者となるべく、サクソン人と戦い敵地を制圧しながら定住地を築いていきます。
富を獲得するための略奪、征服を有利に進めるための指導者との同盟、戦いにおける知略など、ヴァイキングを率いる者としての実感を得られる要素が満載。さらに戦士団で奇襲を仕掛ける豪快な場面も用意されており、興奮すること間違いなしです。
斧や剣を使ったヴァイキングらしい豪胆なアクションも魅力の1つ。近接戦闘で血沸き肉躍る戦いを味わうも良し、弓を使った遠距離攻撃で冷静に仕留めるも良し……多彩なバトルアクションが楽しめます。
もちろんシリーズでおなじみのヒドゥンブレードを使ったステルスアクションも用意されています。群衆に紛れてターゲットを暗殺したり、背後や高所など敵の死角から静かに近寄って仕留めたりと、まさに暗殺者(アサシン)としてのアクションが存分に味わえる1本です。
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